小学生の頃にやった体力テストにソフトボール投げがありましたよね。
このソフトボール投げは、苦手だと感じている子供も多いようです。
特に女子などは、ボールの投げ方もよくわからずに、手だけを使って投げている子が目立ちます。
しかし、ボール投げはポイントをおさえて練習をすれば、距離をもっと伸ばせることも可能です。
ただ何となく投げていた時とは、明らかに差が出るはずです。
子供に教えるボールの投げ方のコツや、遊びの中からできる練習法をご紹介します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
スノーボード初心者向け練習方法!まずは止まれる自信をつけよう
スノーボード初心者の方は、何から練習をしたらいいのかさえ全くわからないと思います。板に乗ることさえ不...
中国産のうなぎを美味しく食べる方法。下準備と驚きのアイテムが
「土用の丑の日」といえば、「うなぎ」を食べる方も多いと思います。家庭で食べる場合は、中国産のうな...
雨戸の戸袋の修理方法は?DIYもできるがプロに頼んだ方が安心
雨戸を収納する戸袋がサビや腐食で傷んでしまい、修理が必要になることがあります。自分で修理され...
ガラスのシール剥がしの裏技!家庭にあるもので簡単に剥がす方法
お子さんにシールを貼られてしまった時、簡単にできるシール剥がしの裏技があればいいのにと思うこともあり...
犬が噛む!本気噛みの原因と予防法・やめさせ方と飼い主の心構え
飼っている犬が本気で人を噛む「噛み癖」に頭を悩ませている飼い主さんもいますよね。本気で噛みつかれ...
スポンサーリンク
子供の上手なボールの投げ方…ボール投げの目的は?
ボール遊びに馴染みのない子どもは、ボールを投げる時のコツがわからず、手の力だけで投げていることが多いようです。
学校での体力テストで行われることが多い「ソフトボール投げ」
なぜソフトボールが採用されるのかというと、ソフトボールの投げ方を見ることで自分で運動を調整する力(巧緻性)や、その子どもの瞬発力を見ているのです。
力がないとボールを投げることができないので、ある程度の力強さも必要です。
ソフトボール投げの基本的な方法
直径2メートルの円の中に立ち、決められた方向に向かって助走をつけたり、ステップを踏んだりしてボールを投げます。
投げ方のフォームは下手投げ以外であれば、自由です。
円の中で投球を終わらせなければいけませんので、投げる時や投げ終わったあとに円の線を踏むのはNGです。
2回投げたうちのどちらかの良い記録が自分の記録になります。
子供に教えるボールの投げ方のコツ
野球やソフトボールなど、経験がある親であれば子どもに投げ方のコツを教えることもできますが、球技の経験がなければどう教えたら上手く投げられるのか悩みますよね。
初心者でもボールを上手に投げられるコツ
ボールを投げる方向は斜め上
ボールを投げる時は、地面と並行に投げるのが良いと思いがちですが、慣れていない場合は斜め45度上を目標に設定して投げると、飛距離が伸びます。
良い記録を出すためには、地面に着くまでの距離を長くする必要があります。
当然ですが、目標が高い位置すぎると飛距離が伸びませんし、低いと距離は伸びるかもしれませんが、すぐに地面に付いてしまいます。
ベストな45度上を目標に投げるようにアドバイスしましょう。
体全体を使って投げる
ボールを投げる時、初心者は手の力だけで投げてしまいがちです。
でも、プロ選手を見てもわかるように、力強くボールを投げるためには、体全体を使った投球がベストです。
右足から左足、もしくは左足から右足など、スムーズな体重移動をすることで、後ろから前に移動する力が加わり、力強い投球になります。
また、腕をいっぱい振る人の方が、振っていない人よりもボールの距離が長くなるということもよく言われています。
子供のボールの投げ方で手首を使うことを意識
ソフトボールや野球などの球技では、ボールを投げる時に、手首のスナップをきかせて投げることが基本です。
手首のスナップというのは、手首だけを使うのではなく、腕から手首にかけて腕全体の力を手首を返すことで投げる力に変える方法です。
ただし、この手首のスナップは球技に慣れている人が使うテクニックなので、使いこなすためには、ある程度の練習が必要です。
初心者が、手首のスナップばかり意識してしまうと、距離が伸びないので、ソフトボール投げにはあまり意識しない方が良いでしょう。
投球の飛距離は、投げるフォームによって記録は左右されます。
一番ボールに力をかけやすく、投げやすいフォームは、肩よりも高い位置から振りかぶって投げる「オーバースロー」です。
横から投げる「サイドスロー」という方法もありますが、できるだけボールを遠いところに投げるためには「オーバースロー」の方がボールを投げる位置がより高いので、こちらがおすすめです。
子供のボールの投げ方の問題点は?楽しみながら練習することも大切
球技が苦手な子は、ボールの扱いがわからない
このため球技が嫌いという子も多いのではないでしょうか。
しかし、実際ボールが投げられないというのは、「投げ方そのものを知らない」ことが原因であることがほとんどです。
ちょっとした投げ方のコツさえつかめば、飛躍的に上達することがあるというのも球技の面白いところです。
1人1人、それぞれ投げ方のクセがあります。
一概には言えませんが、一般的にボールが投げられない子の特徴には次のようなものがあります。
- 全身を使って投げていない
- ボールがしっかり握れていない
- 投げる際に軸がぶれている
このような特徴に心当たりがあれば、その問題点を課題にして、重点的に修正することにより、正しい投げ方が出来るようになり、ボールを投げること自体が楽しく思えてきます。
普段の遊びの中からボール投げの動きを取り入れる
ボールを投げることに対して苦手意識があると?
ボールを投げる時にどうしても不自然な動きになってしまうこともあります。
ボール投げを遊びの一環として取り入れることで、楽しみながら正しい投げ方を自然に身につけることができます。
ボール投げを楽しいと思えるようになるには、始めからボールを使うのではなく、「風船」から始めてみるのがおすすめです。
風船はフワフワして扱いにくいですが、これからご紹介する「風船叩き」は、ボールの投げ方を体に覚えさせるにはちょうどよいアイテムです。
風船をパパやママが手に持った状態で、ボールを叩く人は風船に対して横向きになります。
ちょうどバレーボールのスパイクを打つ時のフォームのように、右利きの場合は左足を前に、右手を耳の後ろあたりに構えます。
左利きの場合は、この逆の体勢になります。
手の平を風船に叩きつける感じで、上から振り下ろします。
この時、注意することは、体重以上が後ろ足から前足へきちんと出来ているかということです。
この動作を10セットx2くらいから始め、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。
普通のボール投げより確実な手応えがあるので、楽しみながら練習できるはずです。