トマトの葉っぱが黄色くなる原因と対処法!まずは予防から

トマトは小さなプランターでも簡単に育てることができるため、家庭菜園の中でも特に人気があります。

初めて家庭菜園する方にもお勧めしたいトマト栽培ですが、栽培していると葉っぱが黄色くなることがあります。葉っぱが黄色くなるのはなぜなのでしょうか。どんな病気が考えられるのでしょうか。

原因と対処法についてご説明します。

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トマトの葉っぱが黄色くなるのはなぜ?

家庭菜園の野菜として、トマトはとても人気がありますよね。
場所もとらず比較的簡単に育つ事が魅力ではないでしょうか。

トマトを栽培していると、葉っぱが黄色くなることがあります。
葉っぱが緑色ではなくなると病気を疑ってしまいますが、黄色くなる場合には病気以外の原因も考えられます。

トマトの調子は特に悪くないように見えるのに、葉っぱが黄色くなってきた時にほとんどは「老化」が原因です。
トマトの下葉だけが黄色くなってきて、それより上は問題がないなら老化の可能性が高いです。
トマトの葉っぱは光合成を行ないますが、実がついた後は葉っぱに溜めた養分を実に回すようになります。
すると葉っぱ自体の養分が少なくなって、黄色くなってしまうのです。

また、水切れや肥料が足りない時にも黄色くなります。
度重なる水切れで葉っぱが黄色くなる時には、葉先が少し茶色っぽくなって、乾燥したようにカリカリになることが多いです。

肥料不足の場合には、株全体の葉っぱの色が薄くなってきます。
特に窒素が足りない場合に葉色が薄くなる傾向があります。

トマトの葉っぱが黄色くなる時に考えられる病気は?

トマトの葉っぱが黄色くなる時に考えられる病気はいくつかあります。

  • 萎凋病(いちょうびょう)
    7~8月に発生しやすい病気で、連作が原因です。トマトの葉の先端が萎れ、進行すると新芽の先や茎が黄色になります。末期には株が枯れてしまいます。薬剤で治療することが出来ます。
  • 黄化葉巻病
    6~9月に発生しやすい病気で、ウイルスが原因でコナジラミが媒介します。葉がカールしてしまい、症状が出た先の成長が阻害されます。害虫を駆除して予防します。
  • 葉かび病
    6~8月に発生しやすい病気で、カビが原因です。トマトの表面に薄い黄色の斑紋ができ、進行すると葉の裏側に褐色のカビが生えて濃くなっていきます。薬剤による治療が可能です。
  • モザイク病
    5~7月に発生しやすい病気で、アブラムシによって感染するウィルス病です。トマトの葉が細くなったり歪んだりして、黄色や緑の濃淡のあるモザイク模様が葉脈に反って現れます。害虫駆除で予防します。

トマトの葉っぱが黄色くなる萎凋病になったら生育に支障がでる?

トマトの葉っぱが黄色くなる病気の一つに「萎凋病(いちょうびょう)」があります。
先ほども簡単にご紹介しましたが、この病気は放置すると症状が悪化してしまう病気です。

初めは葉っぱだけに症状があらわれますが、次第に茎にも変化がおきます。
少しずつ茎が硬くなって、末期には茎全体が茶色くなってしまうことでしょう。

萎凋病かどうかを判断する為には、変色している葉っぱの茎をカットしてみると良いでしょう。
健康的な状態の茎は色鮮やかですが、萎凋病の場合には茶色くなっています。

萎凋病の恐ろしいところは、土の中にまで菌が繁殖してしまうことです。
この病気が発生した畑には長期間菌が残ってしまいます。
そのため、畑を守る為には出来るだけ早くに対処することが大切になります。

萎凋病が発生したら、病気が発生した部分をすぐに取り除いて、株も早めに処分しましょう。
株を除去しなければ、他の野菜にまで萎凋病が感染してしまいます。
土に菌が入っている可能性もありますから、株のまわりにある土も多めに処分するのが良いでしょう。
病気を広げない為には、株や土は畑から離れたところで処分することが大切です。

トマトの葉っぱが黄色くなる萎凋病を予防するには?

トマトの葉っぱが黄色くなる萎凋病は、他の株にも感染してしまう厄介な病気です。
大切なのは予防することです。

萎凋病は連作すると発生してしまいますから、同じ場所には植えないようにします。

他には太陽熱消毒という方法があります。

マルチというポリフィルムを使って、地面を1ヶ月ほど覆い太陽の熱で消毒します。
中の温度は60度近くまで上がり、地表10~20cmくらいまでの深さに効果が期待できます。殺草処理に使われるこの方法は害虫卵の駆除や土壌病原菌にも有効だとされています。

ただし、この方法は真夏の暑い時期行いますので、秋冬野菜の植付け前に行なうのが良いタイミングの方法です。

トマトの葉っぱが黒くなるのはどうして?

トマトの葉っぱが黒くなってきた時にはどんなことが考えられるのでしょうか?

黒い斑点が出来ている場合には、疫病である可能性があります。

葉っぱに濃い色の病斑が出来て、茎や実にも広がります。
実の場合には表面に黒い斑点が出来てへこんだような形になります。

この病気の原因菌は土壌にあります。
雨が降って土に跳ね返って葉っぱや茎についてが発生します。
そのため、梅雨時期に多く見られます。

対策は泥が跳ね返らないようにマルチを敷くのが良いでしょう。
また、水はけはよくすることが大切です。

発症に気付いたらすぐに葉を摘んでしまいましょう。
広がることを防ぐ事が出来ます。
広がってしまった場合には、薬剤で治療する必要があります。