コンクリートブロック塀を塗装するメリットは大きいが注意は必要

「家のコンクリートブロック塀が汚れているから、塗装で綺麗にして見栄えを良くしたい」という方も多いのではないでしょうか。
家の外壁が綺麗でも、ブロック塀が汚れているだけで家全体がくすんで見えてしまいます。そんな悩みも塗装で解決することができるのです。
ただし注意点がいくつかあります。
それはコンクリートブロックの性質に関係があることがわかりました。
見た目だけ気になるようであれば、塗装の前に高圧洗浄機を使ってみるのも方法の一つです。
塗装はそれからでも遅くはありません。それではご覧ください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

おにぎりのお弁当【幼稚園向け】子供が喜ぶおにぎりアレンジ

幼稚園のお弁当は、子供が一人でも食べやすいというのが一番です。おにぎりは小さなお子さんでも食べや...

運動会の応援グッズの簡単な作り方を紹介!うちわやメガホン等

運動会を楽しみにしているのは、子供だけじゃない家族だって楽しみなんです。応援グッズを手作りし...

【お風呂掃除】水垢をドアから落とす方法とキレイに使う習慣とは

お風呂掃除をしていて、水垢がドアにこびついてなかなか取れないことがありますよね。浴槽のドアについ...

プリンのカラメルレシピ!固まらない柔らかカラメルの作り方

プリン作りにはカラメルソースが欠かせませんよね。カラメルソースと言うと、プリンの下に入っているタ...

修学旅行の費用が払えない時の対処法。相談先や捻出方法について

修学旅行の費用が払えない。高校の修学旅行は宿泊数も増え、旅行先も遠くになりますから、費用も多くなりま...

友達に結婚式に呼ばれなかったショックな気持ちへの対処法とは

友達の結婚式に呼ばれると思っていたのに、呼ばれなかったときはやっぱりショックですよね。では、...

ハムスターの飼育に必要なものは?飼う時に準備したいグッズ

これからハムスターを飼育しようと考えている人は、一体どんな物を用意すれば良いのか悩みますよね!どんな...

高校生におすすめのお弁当レシピ!簡単おかずや時短レシピ

高校生を持つお母さんたちの悩みは、毎朝のお弁当作りではないでしょうか?中学生までは給食でしたが、...

キッチンの壁紙についてしまった油汚れを落とす方法と予防法

キッチンの壁紙の油汚れ落とし…毎回、気が重いですよね。いつもキレイにしておきたいとは思っても、なかな...

イカ刺身に寄生するアニサキスに注意!アニサキス対策をご紹介

新鮮なイカは刺身にすると本当に美味しいものです。ただし調理する場合は注意が必要です。それがイカに...

母親と合わない嫌いと悩むあなたへ、母親の呪縛から逃れる方法

母親の言うことが絶対で、反論できる余地がない環境で育った子供時代。でも大人になると、母親とやっぱ...

灯油ストーブの灯油をこぼした時の注意点と対策・事故に注意を!

ストーブに灯油を入れようとしていたときや灯油を運んでいるとき、うっかりして灯油をこぼした経験がある人...

【パンケーキとホットケーキの違い】甘さや歴史も違います

パンケーキとホットケーキ、違いは言い方だけで中身は一緒だと思っている人も多いのではないでしょうか。...

バターをクリーム状にするレンジの使い方はポイントが重要

お菓子を作りたい!急に思いついたようにお菓子熱が沸き起こることありますよね。でもバターをクリ...

舞茸の天ぷらがべちゃべちゃに…この方法ならべちゃっとしない!

舞茸の天ぷらって、無性に食べたくなる時があるのは、私だけではないはずです!素材は舞茸のみ。...

スポンサーリンク

コンクリートブロック塀を塗装するメリットは?見栄えが良くなるだけでなく劣化の進行を遅らせる効果も

コンクリートでできたブロック塀を塗装すると汚れを目立たなくできる

コンクリートでできたブロック塀は、長期間設置されていると変色や汚れも目立ってきます。

家の外観が綺麗でも、家を囲っているブロック塀が薄汚いと、なんだか家の印象も全体的に引っ張られてしまいがちですよね。その汚れを目立たなくしたいという時に塗装することは有効です。コンクリートに付着した汚れは高圧洗浄機を使って取り除くこともできますが、色んな種類の汚れを含んだ広い範囲のコンクリートブロック塀を全て掃除するのは大変骨が折れる作業です。それに比べると塗装する場合は何も考えずローラーで塗っていけばいいだけなので楽チンではあります。色褪せてきた・ツヤが欲しいという時にもおすすめです。

塗装でコンクリートブロック表面を保護できる

コンクリートブロック塀はもともと頑丈なつくりですが、もちろん経年劣化もします。

そこで塗装することによってコンクリートの表面を保護し、ヒビ割れなどの劣化を遅らせることができます。ヒビ割れが起こるとそこから汚れ、雨漏り、カビが発生しやすいので、ヒビ割れを直す・起こさないようにさせるのはとても大事です。汚れやホコリもつきにくくなり綺麗な外観を保てます。

コンクリートブロック塀を塗装するメリットはあるが注意は必要

デメリットもあります。

コンクリートの状態によっては塗装することで劣化を早める

コンクリートブロック塀は塗装することで表面を保護できますが、内部までは劣化を防ぐことはできないので、あくまで劣化を遅らせるだけになります。またコンクリートの状態、塗料の種類、塗装のやり方によってはより劣化を進行させてしまうおそれもあります。塗料との相性と、塗る前の傷んでいる箇所の補修作業も重要になってきます。

コンクリート内の水分が蒸発しにくくなる

雨などが降ってコンクリートに含まれた水分は、通常コンクリートに入っている無数の細かい穴から排出されます。その穴を塗装で覆うことによって、水分が蒸発されにくくなってしまいます。するとブロック内部で水分が溜まり、この水分が水蒸気化されて塗装の剥がれ、膨れなどが起こる可能性があるのです。これを避けるためには弾性塗料「以外の」塗料、透湿性に優れた塗料を使うことが望ましいです。

コンクリートブロック塀の塗装を業者に依頼する場合のポイント

コンクリートブロック塀の塗装は、注意点が多く素人が行うにはそれなりに知識が必要になってくるので、できれば専門知識を持った業者に依頼しましょう。コンクリートの劣化状況なども見て、施行方法を判断してくれます。もしくは汚れを落としたいだけでしたら、高圧洗浄機を用いて済ませるという手もあります。

コンクリートブロックを塗装して色を変えたいという場合でしたら、専門の塗装業者に依頼しましょう。

先ほどのデメリットをちゃんとわかっている業者にお願いしましょう。不安に対してきちんと回答、提案してくれる業者が望ましいです。弾性塗料以外の塗料を提案してくれる業者、きちんと規定通りの量で塗ってくれる業者を選びましょう。

コンクリートブロック塀の塗装をDIYで行う時に必要な材料と塗装手順

色々とメリット、デメリットを踏まえた上でDIYで塗装したいという方は、まずは必要材料を揃えてから挑みましょう。

必要なもの

  • 樹脂モルタル(下地補修用)
  • シーラー(下地塗料)
  • 塗料
  • ローラー(広範囲を塗る用)
  • 刷毛(細かい箇所を塗る用)
  • ヘラ
  • ブラシ(掃除用)
  • 養生シート

手順

  1. まず、コンクリートの汚れをブラシで取り除く。
  2. ブロック塀の目地、ひび割れをモルタルで補修する。
  3. 養生シートなどで塗料をつけたくない部分を保護する。
  4. シーラーを塗る。
  5. 塗料を、ローラーや刷毛で塗る。乾燥したら二度塗りする。

コツ
塗料を付ける前は、しっかりとコンクリートを乾燥させる必要があります。しっかり乾燥させてから塗布しないと、後々の劣化に影響してしまいます。また塗装の膨れ、剥がれを起こさないために防水性がある塗料を使うのもいいでしょう。

ブロック塀のひび割れが大きくなっている場合はDIYで補修するのは危険です。もしブロック塀が倒壊して歩いている人に被害を与えてしまったら、所有者の責任になるということは覚えておきましょう。

ブロック塀の劣化症状を見極めるには

ブロック塀が劣化した状態であるなら、塗装はおすすめできません。

塗装する前に劣化具合をチェックしておきましょう。ポイントは3つの「ビ」。

  • ヒビ
    ほぼ幅もなく、深さも浅い髪の毛ぐらいのヒビ場合は、自分で補修することができます。ヒビの放置は劣化を早めてしまいますので気づいたら早めに対策しておきましょう。ヒビが大きくなってきたら、専門業者に依頼して補修工事を行ってもらった方が良いです。
  • カビ、コケ
    元々、水分や湿気を含みやすいコンクリートはカビやコケが発生しやすいものですが、根を張って深くまで入りこんでしまっていたら、劣化が進行していると思っていいでしょう。表面の汚れであればハイターを使って除去することはできます。
  • サビ
    内部の鉄骨が錆びて、それが表面に浮き出てしまっている場合は、内部の劣化が進んでおり危険です。地震など衝撃があると倒壊してしまうおそれもあります。この場合は塗装などでもごまかせないので、専門業者に依頼して補修しましょう。