文鳥の換羽が冬にあるのはなぜ?冬に換羽する理由と注意点

文鳥は1年に1回換羽がありますが、通常時期ではない冬に換羽する子もいます。

飼い主としては冬に換羽するのはなぜ?と心配になってしまいますが、どうして冬に換羽するのでしょうか。考えられる理由とは?

換羽は体力を消耗します。精神的にも不安定になり、ストレスでハゲてしまう子もいるようです。

飼い主としてできることはありますので、しっかり様子をみてあげましょう。

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文鳥が冬に換羽するのはおかしい?一般的な換羽時期

文鳥の羽が生え替わることを換羽と言い、1年に1回、換羽期を迎えます。この換羽期は春から初夏にかけての3月~6月あたりに迎える場合が多いです。個体によって差はありますが、大体この時期の中で換羽をし、半月~1ヶ月ほどかけて羽が生え替わります。

鳥かごの中に羽がチラチラと落ちていて、換羽が始まることがわかります。換羽はとても体力を使い、鳥にとって体に負担がかかります。中には体調を崩して食欲を落としてしま場合もあります。特に体力が落ちてくる老鳥や、病気の場合は換羽にかかる日数も長くなり、元気がなくなったりもします。

換羽には個体差がありますので、どの文鳥も必ず春~初夏にかけて換羽をするわけではありません。秋から冬にかけて換羽する場合もあります。また、一般的には年に1度と言われていますが、年に何度か換羽をする文鳥もいます。
換羽のタイミングが一般的ではないからといって焦ったり心配する必要はありません。文鳥も環境によって換羽のタイミングなどが変わってしまうのです。

文鳥が冬に換羽する理由

文鳥は発情期が終わると換羽が始まり、春から初夏にかけてが一般的ですが、ペットとして飼われている文鳥の場合は発情も換羽も違う時期にすることがあります。換羽が一般的ではなく、不規則だからといって心配しなくても大丈夫です。

鳥は産卵してヒナを育てるのに適切な時期に発情をします。日の長さや温度によって季節を感じとり、発情期や換羽期を迎えるわけです。
人間に飼われている文鳥は、冬でも暖かく夏は適度に涼しく一年中快適な温度で、エサも食べ放題で栄養状態も良いです。これでは春や初夏に限らず、秋でも冬でも産卵してヒナを育てることができますよね。このように季節感のない環境にいるため、換羽期も不規則になってしまいます。

換羽期を適切にしたいと考えるのなら、室内においても温度差をつけて睡眠時間を調整するようにします。夏は日が長いので睡眠時間も冬に比べて長めにし、冬は早く寝かせて遅く起こすという生活スタイルにします。室温は冬だからといって寒くしすぎると体調を崩してしまいますので、文鳥の様子をみながら夏と冬に温度差をつけるようにします。
室内でも季節感を出すことで、文鳥の換羽や発情のサイクルを整えることができるようになります。

冬に文鳥が換羽をして体力を消耗している時の対応

換羽は古い羽が抜け、代わりに新しい羽がどんどん生えてきます。半月から1ヶ月程度で生え替わることもあり、かなりの体力を使うことになります。
若いうちは換羽期もいつもと変わらず元気で活発に過ごすことができても、年をとると換羽は体に相当な負担を与えてしまいます。また、若いうちでも個体によっては換羽期に元気がなくなり体調を崩してしまう場合もあります。換羽は鳥にとって大変な作業でもあります。

換羽期を迎えたら、文鳥は栄養を取ろうとして食欲が増えます。いつもよりたくさんの量を食べます。羽は主にタンパク質とカルシウムから出来ていて、羽を作り出すためにビタミン類も消費します。換羽を迎えたら、これらの栄養が不足しないようにすることが大切です。種子でもペレットでも主食は十分に与え、ボレー粉などのカルシウムも欠かさないようにしてください。ビタミン類は青菜でも良いですが、ビタミンのサプリを与えることをおすすめします。換羽期用のサプリがありますので、ぜひ用意して与えてください。

室温にも気をつけてください。換羽は体力を消耗しますので、ちょっとしたことで体調を崩しかねません。文鳥が寒がることがないよう暖かい環境を整えてあげてください。ペットヒーターを利用すると良いでしょう。暑すぎても体力を消耗してしまいます。24~28度を目安に文鳥の様子を見ながら、温度管理はしっかりと行いましょう。

換羽期はとても疲れやすいので、いつもより放鳥時間も短くしてください。文鳥自身もあまりカゴから出たがらずに、カゴの中で眠っている場合もあるでしょう。文鳥が落ち着けるように静かな場所にカゴを移動するなどして、十分休養できるようにしてください。

文鳥は換羽でイライラし、ストレスでハゲてしまうことも

換羽を迎えた文鳥は、イライラして攻撃的になる場合があります。羽を作るために体の栄養素がどんどん使われてしまうので、栄養不足になりホルモンバランスも崩れてしまいます。羽が生え替わるので体に違和感を感じたり、体力も無くなることで神経質になってしまうようです。

換羽は文鳥によってはかなりのストレスになってしまうこともあります。体力を消耗し、体にかなりの負担がかかるので、ストレスを感じても不思議はありません。ストレスから羽を抜いてしまうこともありますので、換羽に加えて羽を抜いてしまってはハゲを作ってしまいます。

換羽は1ヶ月位かけて羽が生え替わりますが、個体によっては一度にたくさんの羽が抜けてしまうこともあります。あまりたくさん羽が抜けてしまうと、地肌が見えてハゲて見えることもあります。
文鳥が換羽によりハゲているのか、ストレスで羽を自ら抜いているのかもちゃんと見てあげてください。

文鳥は冬の寒さに弱いので注意が必要

文鳥は寒さに弱いため、秋から冬にかけて換羽をする場合は特に注意が必要です。換羽ではかなりの体力を消耗しますので、寒さによって体調を崩してしまわないよう気をつけてください。

老鳥や病鳥であっても換羽は始まります。通常よりも体力が劣っているときに換羽が始まってしまうと、かなりの負担がかかることになります。飼い主が環境を整えてあげてください。

私たちが寒いと感じなくても、文鳥にとっては寒いという場合があります。カゴの中の温度は24~27度を目安にして、文鳥の様子をみながら調節してください。
カゴの中にペットヒーターを取り付けてあげると良いです。文鳥がいる場所だけ暖かくすることができます。1日の温度差が激しいような時期ならサーモスタットを一緒に使うと、カゴの中の温度を一定に保つことができて便利です。

文鳥が問題なく換羽を乗り越えられるよう、飼い主がしてあげられることは全てしてあげてください。特に温度管理と栄養に気をつけ、落ち着ける環境を作ってあげることが大切です。