ポリプテルス・デルヘッジは観賞魚として人気の高い熱帯魚です。これから飼育しようと考えている人は、どんな餌を与えれば良いのか、どんな餌の与え方をすればいいかなど、分からないことも多いのではないでしょうか。
ポリプテルス・デルヘッジは大きさで餌を変える必要があるため、飼育する前にどんな餌を与えれば良いのかしっかりと確認しておきましょう。
ここでは、ポリプテルス・デルヘッジに与える餌についてお伝えします。成長に合わせた餌の種類や与え方・おやつについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
ポリプテルス・デルヘッジを上手に飼育して、華やかな見た目を鑑賞してください。
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ポリプテルス・デルヘッジの餌について
ポリプテルス・デルヘッジは好き嫌いがないので、餌は何でも食べてくれることが多いです。人工飼料も食べてくれますし、メダカや子赤の他にもコオロギやミルワームなども与えることができます。魚の切り身でも食べてくれるので、餌の心配はないでしょう。
ですが、同じ餌ばかりを与えてしまうと栄養バランスが偏ってしまいます。人工飼料は魚に大切な栄養がバランス良く含まれていますので、人工飼料を中心に与えることをおすすめします。人工飼料は肉食魚用を選びます。
餌を与えすぎてしまうと消化不良をおこしてしまうことがあります。餌の量は2~3分程度で食べ切れるくらいが丁度良く、1日に1~2回、同じ時間に与えるようにしましょう。
また、餌が多すぎると水質を悪くしてしまいますので気をつけてください。
ポリプテルス・デルヘッジの餌は大きさで変えよう
ポリプテルス・デルヘッジに餌を与えるときは、ポリプテルス・デルヘッジの大きさに合わせて餌を変えると良いです。
幼魚のうちや5センチほどまでの小さなポリプテルス・デルヘッジには、人工飼料を細かく砕いたものと、冷凍の赤虫も一緒に与えると良いでしょう。
ポリプテルス・デルヘッジが8センチほどになったら、メダカを与えてください。20センチくらいになるまで生き餌を与えて、しっかりと成長させます。
20センチを超えたら生き餌の大きさも変えて金魚にしたり、キャットなどの人工飼料に変えてください。
ポリプテルス・デルヘッジの成長に合わせ、体の大きさに合った餌を選ぶようにします。
ポリプテルス・デルヘッジに餌を与えるときは
ポリプテルス・デルヘッジの餌の与え方は、1日1~2回、2~3分で食べ切れるだけの量を与えてください。量が多すぎると消化不良を起こし、体調を崩してしまうこともあります。また、餌をやりすぎると水を濁らせて、飼育環境も悪くなってしまうので気をつけてください。餌を与えたら食べている様子を確認し、3分程度で食べ切れる量にします。
ポリプテルス・デルヘッジは餌に気がつかないことも多くあります。そのような場合は、餌を与えるときに工夫してみてください。なかなか気がつかないような場合は餌をすぐ目の前に落とすようにすると良いです。生き餌の場合は消灯前に入れるのが良いタイミングになります。
ポリプテルス・デルヘッジが餌を食べないとき
ポリプテルス・デルヘッジが餌を食べてくれない場合は、餌が合わないか、病気の可能性も考えられます。水質が悪くても餌を食べなくなることがあります。
いずれにしても餌を食べないのは問題です。何が原因で食べないのかを確かめ、対処する必要があります。
餌に気がついていない場合も考えられますので、まずは餌に気づいてもらうようにしてください。今まで与えていない餌を与えた場合は、餌とわかっていないことも考えられます。餌と気づいてもらうようにし、ちょっと様子を見てみてください。
餌が合っていないか餌に飽きていることもあります。餌の種類を変えてみたり、バリエーションを増やして対処してみてください。魚や虫類の他に、エビや鳥のささみ、牛ハツなども与えることができますので、試してみてください。
元気がない場合は病気の可能性も考えられます。水槽の水を3分の1ほど変えてみて様子を見たり、薬浴させてみてください。
ポリプテルス・デルヘッジは時に餌を食べないまま命を落としてしまうこともあります。餌を食べないことに気がついたらすぐに対処することが重要です。
ポリプテルス・デルヘッジのおやつ
ポリプテルス・デルヘッジの餌は、沈下性のある肉食魚用の人工飼料が栄養バランスに優れていておすすめですが、人工のものよりも生餌の方が好むようです。人工飼料の他に生餌も一緒に与えるようにすると良いでしょう。
生餌をおやつとして与えるのも良いです。おやつには赤虫などを選び、量を調節してください。赤虫は水質を悪くしてしまいますので、残した分はすぐに取り除いておきます。栄養バランスが偏らないように気をつけ、与えすぎにも注意してください。
ポリプテルス・デルヘッジを購入するときは、人工飼料を与えて飼育している購入先を選ぶと、家での飼育も簡単になります。人工飼育に慣れていない個体だと、人工飼料を食べ物と認識してくれなかったり、生餌を求めて食べてくれない場合もあります。ポリプテルス・デルヘッジは飼育方法も考えて選ぶようにしましょう。
ポリプテルス・デルヘッジを迎える前に、飼育方法や性質をしっかりとおさえておき、水槽やヒーターなどの飼育環境を整えておきましょう。
ポリプテルス・デルヘッジの水槽は最低でも60センチ規格水槽が必要です。数を増やしたり混泳させたい場合は、もっと大きめの水槽を用意する必要があります。
水温は26~28度が適切です。水温が高くなれば代謝が上がり活発になりますが、水温が低いと代謝が下がり元気がなくなることもあります。水質にも気をつけてください。水質の変化への適応力は高いですが、薬品には強くありません。
ポリプテルス・デルヘッジの寿命は10~15年位と言われています。寿命は飼育方法によっても変わりますので、適切な飼育方法をすることで長生きすることに繋がります。
生き物を飼育する場合は最後まで責任を持って面倒をみてあげてくださいね。