木についたネジ穴の補修はどのように行えばいいのでしょうか?
物をかけているうちにネジが緩んでしまい、補修しなくてはいけないときにはこのような方法がおすすめです。
なんとなく、ひどくなりそうだからとそのままにしてはいませんか?
ネジ穴を埋めるパテを使えば、簡単に直すことができますよ。
また、他にも方法があります。ネジ穴をそのままにしておかずに、パッと補修をしてしまいましょう。
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木のネジ穴補修はどこを直すかで方法を変えましょう
家のなかのネジで止めていた物が、いつの間にかグラグラしていたなんてことはありませんか。時として、ネジが抜けてしまったなんてこともあるでしょう。
ネジを締めなおそうとしても、上手く締まっていかない、空回りばかりしているなんて経験お持ちの人もいると思います。
ネジが上手く締まらずに空回りする原因は、ネジ穴にあります。ネジ穴が広がってしまったことが原因です。
ネジ穴の補修は、どんな木材を直すのかで変わってきます。ネジ穴が広がってしまった箇所は、一体どんな木材が使われていますか。
無垢剤などの天然木集成材や積層合板などの中空合板以外であれば、補修は簡単でしょう。
中空合板以外
まずは、木工用のボンドと爪楊枝を用意してください。
- 爪楊枝の先端部分に木工用部分をしっかりとつけて、広がってしまったネジ穴にさしましょう。
- ネジ穴からはみ出した部分の爪楊枝を、カッターなどでカットします。
- ネジ穴が大きいようであれば、爪楊枝を数本使うなどして上手に穴を塞ぎましょう。
- 穴がおおきければ大きいほど、たっぷりとボンドを付けて乾燥時間を増やすのがポイントになります。
中空合板
フラッシュ合板とは、天然木やMDFなどの枠に合板や、MDFの板を上下から張り合わせた中空のボードのことを指します。フラッシュ合板のような中空合板であれば、補修は少し難しくなります。
なぜなら、ネジを支える部分がないので、それを作る必要があるからです。特に強度を必要とする時は、更に難しくなります。ネジを効かせることができ、かなりの重さや振動にも耐えられる、下地材液を投入するとネジを再び使用することができます。また、壁アンカーなどを使うのも良いでしょう。
強度の必要としない中空合板
中空合板でも強度がそれほど必要のないときもあります。ネジや傷やなどを埋めるパテも存在します。固まるまでには1日程度かかりますが、ネジ止めが可能になるでしょう。
木にネジ穴を空けてしまったときの補修に役立つのはコレ
間違って作業中に、木材の別の場所にネジ穴を開けてしまったなんてこともよくある話かもしれません。
そんな時のネジ穴の補修には、パテがオススメです。特に固まった時に減ってしまうことのないよう、エポキシパテを使うのが良いでしょう。
間違って開けてしまったネジ穴に、パテを盛って、使わなくなったカードなどを使って、しごくようにはみ出したパテを取り除いてください。パテが固まったら、240番程度のヤスリで平らにしたら完成です。
ネジ穴が大きい場合や、ネジ穴が貫通している場合は、ボンドを塗った爪楊枝などの木片を、穴に詰め、飛び出した箇所をカッターなどで切りとります。
ボンドが乾くのをまって、240番程度の紙やすりで平らにならしましょう。次にパテを詰めて、乾いたら、再び240番程度の紙やすりでならして、完成です。
ネジ専用のパテであれば、新しく締め直したネジがしっかりと固定されて、ぐらつくことはありません。
あくまでも、ネジを再びつかう時にはネジ用のパテ、ネジを使わないのであれば穴埋め用のパテでもかいません。パテを使って綺麗に穴を隠すことができれば、気にならずに再び使用することができるでしょう。
木のネジ穴が合わなくなってしまったときの補修方法
木材のネジ穴が広がってしまい、グラグラになってネジが抜けてしまったということは良くあることです。
そんな時は、ネジのサイズを1サイズ大きくしてみてはどうでしょうか。ネジ穴が広がってしまったのであれば、大きくなったネジ穴に合わせて、大きいネジを選ぶことでグラつきを解決することができます。
補修をどうするかと考えることよりも、シンプルに、対処すればよいのです。
ネジは、ホームセンターや金物店で購入することができます。今まで使っていたネジを持っていき、それより一回り大きいネジを選ぶと良いでしょう。
家にある木のネジ穴補修に使えるモノとは
木材のネジ穴補修には、爪楊枝を使用すると良いということはお分かり頂けたかとおもいます。しかし、爪楊枝程度では塞がりきれないほど大きくなってしまったネジ穴も、あるでしょう。
そんな時は、家にある割り箸を使ってみましょう。割り箸を数本使うことで、穴を塞ぐことが出来きます。
先端に多めに木工用ボンドを付けて、ネジ穴に差し込んでください。しっかり乾いた事を確認したら、カッターなどで、余った割り箸をカットします。
キリで下穴を開けてからネジ止めしてください。ネジ穴が復活して、再び同じネジ穴が使用できるようになります。
しかし、これはあくまでもネジを打つのが木であることが前提です。石膏ボードのような壁のネジ穴であれば、石膏ボードが爪楊枝や割り箸よりも柔らかい為、全くこの方法は使えません。
石膏ボードにネジを止める際には、間柱などの木材が入っている下地部分にネジを打つか、石膏ボード用のアンカーやネジを使うとことがオススメです。
ネジ穴の補修で壁が白いときには色を合わせましょう
ネジが抜けてしまって、ネジ穴がボッコリとあいてしまった壁を見ると、とても情けない気持になります。
できれば、穴を上手に塞ぎたい、補修したいと考える人は多いでしょう。穴埋め程度のネジ穴の補修であれば、壁の穴埋めができるパテを使用するとよいでしょう。100円ショップなどでも購入可能です。壁に穴埋めパテを注入し、はみ出た部分のパテを、ヘラで平らにしながら、周りのクロスに合わせて馴染ませていきます。
勿論、ホームセンターでもパテは購入できます。ホームセンターであれば、何色か揃っているので、壁の色に合わせて、選ぶと間違いありません。
使い方は殆ど同じです。補修材を注入し、はみ出た部分をパテや硬いスポンジで、壁紙と馴染むように平にしたら、あとは、ドライヤーで乾かします。乾くと膨らむため、壁に凹凸が合っても違和感なく馴染んでくれるでしょう。後から色をつけることができるのも特徴です。
壁が白い時には、色合わせすると馴染みやすく、補修の跡がわかりにくくなるでしょう。
ネジ穴が空いたままでは、見た目にも悪いだけでなく、ネジを再び同じ場所で使用したいと思っても、空回りして締められないことは確かです。
ネジ穴は意外と簡単に補修ができるので、放っておかずに、ぜひ、直してみましょう。気になった時が直し時です。早速、ネジ穴の補修にチャレンジしてみませんか。