車はエンジンかけっぱなしにしたままだとバッテリーが上がってしまうのでしょうか?エンジンがかかっているのだから、バッテリーは上がらないと思ってそのままにしてはいけません。
エンジンをかけっぱなしにしたままで、バッテリーはどのくらい持つのでしょうか?バッテリーが減っているかどうかを確認してくれる場所とは?
バッテリーが上がらないようにするポイントや交換時期を紹介します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
無職の専業主婦が離婚して子供と暮らす方法!リスク・お金の問題
専業主婦で夫の収入に頼って生活をしている専業主婦が離婚を考える時、「無職である」ということが離婚を考...
ワイシャツの黄ばみ汚れを重曹を使ってキレイに落とす方法と手順
ワイシャツの袖や襟元に黄ばみ汚れができてしまうことはありますよね。どうにかキレイに洗濯したいと思って...
スポンサーリンク
車のエンジンかけっぱなしはバッテリーが上がります
ドライブ中の休憩時など、車のエンジンをかけっぱなしにすることってよくありますよね。
また、それが冬であればエンジンを切ってしまうと寒いからと、尚更エンジンをかけっぱなしにするのではないでしょうか。
車のエンジンのかけっぱなしは、バッテリーが上がる原因に関係している
まず初めに、車で電気を使うためには必ず「バッテリー」が必要となり、このバッテリーの充電は「オルタネータ」と呼ばれる発電機を通して行われています。
オルタネーターはエンジンが回転すると同時に回転するようになっており、その回転によって発電される仕組みになっています。
また、発電された電気は車内で使用し、余った分はバッテリーに充電されるような仕組みになっています。
通常はエンジンの回転によってオルタネーターから発電された電気を車内で使用していますが、オルタネーターから発電された以上の電気を車内で使用する場合には、「バッテリー」から足りない分を補わなければいけません。
そのため、バッテリーの充電が無かったり少ない状態なのにオルタネーターから発電された以上の電気を車内で使ってしまえば、バッテリー上がりに繋がってしまうのです。
車のエンジンかけっぱなしでバッテリーがもつのはどのくらい?目安とは
上記でもご紹介したように、車のエンジンをかけっぱなしにすることは、バッテリーが上がる原因になります。
車のエンジンは、車を走らせていない状態でもアイドリングできるように、最低限の回転数で回るようになっています。
エンジンが回転するということはオルタネーターから発電されているということになりますが、あくまでも「アイドリングを維持する為の最低減の回転数」でしかエンジンは回転していません。
しかし、一方で「少なからず発電しているのであれば問題無いでしょ!」と思う方もいると思います。
確かに少なくても発電はしています。
ただ、長時間エンジンをかけっぱなしにして電気を使用していれば、バッテリーでは電気を補えなくなり、バッテリーが上がる原因になります。
そのため、車のエンジンのかけっぱなしは「2~3時間程度」におさえ、長時間その状態にするのは避けたほうが良いでしょう。
また、先述した「2~3時間」というのは、バッテリーの寿命やエアコン等の使用状況により異なりますので、あくまでも「目安」として参考程度にして下さいね。
車のエンジンかけっぱなしは走ってなくともガソリンが減ります
車のエンジンのかけっぱなしは、バッテリーに悪影響を与えるほか、当然ながら「ガソリン」が減る原因にもなります。
車種やエアコン、ヒーターなどの使用状況により差はありますが、だいたい1時間で1リットルは消費すると言われており、またこのガソリンの消費量は「バッテリーの状態」によっても変わります。
一般的に車のバッテリーの寿命は「2~3年」です。
また、この寿命はバッテリー上がりを繰り返すなどで、短くなる場合があります。
バッテリーは寿命を迎えると、電気を発電するためのオルタネーターが「バッテリーは充電できない状態」だと判断してしまい、電気を切らさないように常に全力で電気を発電するようになります。
常に全力で電気を発電するということは、それだけのエネルギーを消費するということ。
結果、エネルギー分のガソリンを消費することになり、状態の良いバッテリーよりもガソリンの消費量は多くなってしまうのです。
車のバッテリーが上がってしまう原因
車のバッテリーが上がってしまう原因には、エンジンのかけっぱなしを含め、以下のような様々な原因があります。
エンジン停止中にライトのつけっぱなしにする場合
車を乗っている方であればお分かりかと思いますが、消し忘れ等による「ライトのつけっぱなし」には注意が必要です。
エンジンが停止しているということは当然発電は行われていなく、その中でライトをつけっぱなしにして電気を大量に消費していれば、電気が不足しバッテリーが上がる可能性が高いです。
ヘッドライドはもちろんのこと、車内等の消し忘れ等にも注意しましょう。
車に乗る時間が短い場合
車に乗る時間が短ければ、当然その分充電される時間も短くなってしまい、充電量が足りなくなればバッテリーは上がってしまいます。
基本的には、5~10分以上乗り続けていれば問題無いとされていますが、車に乗る時間が短いという場合には注意が必要です。
冬など外気温が低下する場合
「冬になるとバッテリーが上がりやすくなる」
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
バッテリーの中には基本的に「バッテリー液」という液が入っています。
このバッテリー液は温度が低下すると性能も低下する傾向があり、冬場など外気温が低下する季節は特に性能を充分に発揮することができず、バッテリーが上がることが多くなります。
車のバッテリーは定期的に点検&交換
これまで車のバッテリーについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
車のバッテリーには他の家電と同じように「寿命」があります。
バッテリーの使用状況にもよりますが、「2~3年に1度」は交換をするようにし、未然にバッテリー上がりを防ぐことが大切です。
また、バッテリーの状態を知りたい場合には比重計や電圧計など専用の機器が必要となるため、お持ちでない方は「ガソリンスタンド」や「車用品店」「整備工場」などで点検をして貰うことができます。
無料で行っているところもあるようですが、念のため予め店舗に料金等を確認しておくと良いでしょう。
「バッテリー上がりが頻繁に起こる」
そんな場合には、バッテリーが寿命を迎えているのかもしれません。
一度、整備工場等に持ち込み、バッテリーの点検を受けてみると良いかもしれません。