バスケのシュート率をアップさせるには何が必要か。それはシュートフォームの見直しです。
特に飛距離に悩む女子選手の場合は、シュートフォームを見直し改善することで、必ずシュート率はアップします。
では、どのような点に注意すべきなのでしょうか。チェックポイントとは?
ワンハンドシュート、ツーハンドシュートそれぞれのシュートフォームについて解説します。
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バスケのシュートフォーム、日本女子で多いのはツーハンドシュートだが、世界的にはワンハンドシュートが当たり前となっている
バスケのツーハンドからワンハンドへの移行に苦戦する人も多い
バスケットボールは、チームがシュートを決めた得点によって試合の勝敗が決まります。
シュートを決めるためには、チーム全体のまとまりや守備、攻撃も大切ですが、シュートを決めるためには個人の技術も重要です。
そのため、バスケをしている人の中には個人でシュート練習に余念がないという人も多いでしょう。
シュートスタイルは、女子と男子では違いがあり、特に小学校~中学校というジュニア世代においてはその違いは顕著です。
女子の場合、両手でボールを持ってシュートを打つツーハンドスタイルが多い傾向にあります。
これは、両手でボールを持つことで、ボールにかかる力がワンハンドよりもかかり、安定するためです。
シュートスタイルの主流と言えば、「ワンハンド」ですが、長く両手でボールをシュートしてきた人がワンハンドに移行しようとする時、慣れないスタイルにシュート率が下がってしまうということも多いようです。
この問題は、世界中でバスケをしている人に共通していると思いきや、実は日本特有であるとも言われています。
なぜなら、バスケ大国のアメリカやその他の外国では、バスケをやり始めた小さい時から、女子も男子もワンハンドで練習することが当たり前です。
女子バスケで注意したいシュートフォームのチェックポイント
バスケのシュートフォームを意識することでシュート率は上がる
シュートスタイルはワンハンドやツーハンド等様々ですが、シュートが決まるシュートスタイルには、共通のポイントがあります。
それは、「ボールの持ち方」です。
ボールは、手の平に空間を作るように持つことで、ボールに適切な力が加えられ、コントロールもしやすくなります。
そもそも、シュートとは、ゴールにボールを入れることです。
シュート体勢に入った時のゴールからの位置、ボールの持ち方、肘の開き具合、それぞれのちょっとした違いで、ボールに伝わる力も変わってきます。
特に女子にありがちな肘の開き過ぎは、ボールに必要のない力がかかってしまうので、注意しましょう。
女子バスケで身に付けたい、ワンハンドシュートのシュートフォームのコツ
バスケットボールの持ち方、肘の角度
ずっとツーハンドのシュートスタイルで来て、ワンハンドへ移行する時、ボールのコントロールが不安定になったり、上手く思ったところへ投げられないということもあります。
誰でも、慣れたフォームから新しいフォームへ変えるのは最初はなかなかスムーズにはいかないものです。
形だけワンハンドに変えても、しっかりボールをコントロール出来ていなければ、当然シュートは決まりません。
大切なことは、自分に合ったフォームを見つけるということです。
ワンハンドシュートは、片方の手を中心に使うため、ボールをしっかりとミートすることもポイントです。
利き手にボールを置く時、正面から見て手の平の形がアルファベットの「Y」のようになるようにしましょう。
手の平全体がボールにベタッと付いているフォームでは、ボールのコントロールが思うようにいきません。
そして、構え方も重要です。
女子バスケで多いツーハンドシュートのシュートフォームのポイント
バスケ女子のシュートフォーム、肘の開きすぎにも注意
スリーポイントシュートなどのロングシュートを打つ時、ボールの飛距離が必要なので、ツーハンドシュートを使う人もいると思います。
ツーハンドシュートでは、両方の手の力がボールにかかるので、まっすぐボールを投げるためには、2本の手にかかる力を同じにすることが大切です。
どちらか片方に力が偏っていると、力がかかっている方向にボールが曲がって飛んでしまうからです。
さらに、ボールを持った時に、両肘が開かないようにすることもポイントです。
バスケ初心者の女子特有の、いかにも女子っぽいフォームになってしまいます。
バスケはシュートフォームを見直し反復練習を行うことでシュート率は必ずアップする
バスケのシュートフォームは諦めないで、何度も練習をする
先輩の姿を真似しながら練習していましたが、最初はまったくシュートが思うように決まらず、やっぱり元のツーハンドでもいいか…と諦めかけもしましたが、もう少しだけ頑張ろうと、コーチや先輩に見てもらってシュートフォームを修正してもらったり、シュート練習を繰り返すうちに、ある日突然シュートが決まるようになったのです。
自分だけの錯覚かな?とも思ったのですが、一緒にプレイしていた同級生も「急に上手くなったね!」と言ってくれたので、気のせいではないということを確信しました。たぶん、この日がワンハンドのシュートスタイルをやっと自分のモノに出来た日で、私にとっては変革の日だったということでしょう。試合で勝利したことや負けたことより、この日のことを今でも鮮明に覚えているくらい、私にとっては印象深い出来事です。
何が言いたいのかと言うと、慣れないシュートフォームでも練習を何度も繰り返すことで、いつか自分のモノになり、シュート率も上がるようになるということです。