ハンバーグを家で作った時に、タネがゆるく水っぽくなってしまうことはありませんか?タネがフニャフニャと柔らかくなって、なかなか形にならないという場合には、どうしたら良いのでしょうか?
あまりに柔らかいと、ハンバーグの形を諦めて、そのままフラパンで炒めてしまおうかと考える方もいると思いますが、ゆるいタネを固くするためにおすすめの材料があります。
タネがゆるい原因と復活方法をご紹介します。
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ハンバーグのタネがゆるい原因は?
ハンバーグのタネがゆるい原因は、ひき肉がよく捏ねられていないことがあげられます。
ハンバーグを作るときに、玉ねぎや調味料を入れてから捏ねてはいませんか?この方法ではハンバーグのタネがゆるくなってしまうのです。
まずは、ひき肉をしっかりこねましょう。粘りがでてきたら、玉ねぎを混ぜます。
ハンバーグには、玉ねぎが欠かせませんがどのようにしてから加えていますか?火を通した玉ねぎよりも火を通さない玉ねぎのほうが水分がでやすくゆるいタネになってしまいます。
対策としては、生のまま玉ねぎをハンバーグのタネに使うときにはよく水気を絞ってから加えましょう。新玉ねぎのような水分を多く含む玉ねぎを使うときにはざるに入れて上から押して、水分を絞るなどするといいでしょう。
炒めた玉ねぎを使うときには、しっかり粗熱を取りましょう。熱いままひき肉に加えてしまうと、ひき肉の油が溶けてゆるくなってしまいます。
生で使うのも、炒めるのもというときには電子レンジでほどよく火を通すといいでしょう。このときも水気が出たらキッチンペーパーなどでしっかりと取ることが大切です。
ハンバーグのタネがゆるいのは材料の水分のせいかも
ハンバーグを作るときには、パン粉と牛乳を使いますよね。このとき、牛乳の量が多いとゆるいハンバーグのタネとなってしまいます。きちんと量って入れましょう。
玉ねぎの水分具合や卵の大きさなどでも、水分量は変わってきます。卵は、黄身だけ使うなどのアレンジもおすすめです。レシピの牛乳の量よりも少なめにして調整していくといいでしょう。
とくに、豆腐ハンバーグはゆるいタネになりやすいので豆腐の水切りをしっかり行う、お肉と豆腐の割合を変えてみる、野菜を入れすぎないなどの工夫をするのもいいですね。
ハンバーグに牛乳を入れるのは、お肉の臭みをとったり柔らかくするのが目的なので豆腐ハンバーグには必要ないかもしれません。また、お肉の臭みを取る方法としてナツメグやコショウを効かすなどの方法もあります。
そもそも、お肉の臭みが気にならないようであれば牛乳は少量でもいいと言えるでしょう。牛乳の代わりに、マヨネーズや味噌、長芋のような粘り気のあるものを使うのもいいですね。味にそこまで影響はないので、牛乳がないときには冷蔵庫にあるマヨネーズで代用するのもいいでしょう。
ハンバーグのゆるいタネの復活方法
ゆるくなってしまったハンバーグのタネはどのような対処方法があるのでしょうか。そんなときには、パン粉の量を増やしましょう。
パン粉を使いきってしまったときには、一度冷蔵庫で冷やすと少しタネが固くなりますよ。また、食パンで生パン粉をつくるのもいいでしょう。
お麩があれば、パン粉代わりになりますよ。パン粉よりもお麩のほうが水気を吸ってくれるので、細かく砕いてからハンバーグのタネに入れましょう。
他には、おからがおすすめです。
大量に入れてしまうと、ハンバーグから遠いものになってしまいますがゆるいのを固くするくらいの量であれば気にならないでしょう。
一番いいのはひき肉を足すことです。後から足すときにも、まずはひき肉を捏ねてからたすようにしましょう。ひき肉やパン粉、お麩やおからを足したぶん少し塩・コショウも足してください。
ハンバーグのタネがゆるくて焼いているときに、水気が出てしまったときはその残った水分を利用してハンバーグソースを作ると旨味を逃さずに使うことができますよ。
ジューシーなハンバーグを作る裏ワザ
ゆるいタネではなく、ジューシーなハンバーグを作るにはどんなポイントがあるのでしょうか?
大切なのは、冷やしたひき肉に塩を混ぜてから捏ねることです。冷やしたひき肉に塩を足すことによって、脂身の中の脂肪分が乳化します。乳化させることによって、脂と肉汁を逃がさない旨味がつまったハンバーグとなるのです。
ジューシーなハンバーグを作るためのコツ
- ひき肉はできるだけ冷やしておきましょう。
- 塩を入れてからひき肉は捏ねる
- 赤身と脂身が混ざるように捏ねる
- ジューシーに仕上げるためにはフチをきれいに整形しましょう。こうすることでひび割れを防げます。
- ハンバーグの真ん中を少し窪ませます
- まずは蓋をせずに中火で3分焼き、ひっくり返してから蓋をして弱火でじっくりと3分焼きましょう。真ん中を押し、透明の肉汁が出ればOK。肉汁が赤ければ、大さじ1杯ぐ らいの水を入れ蓋をしてもう少し焼きましょう。
- 最後に強火で水分を飛ばす
ハンバーグはあまり厚めにしないほうが火が通りやすいです。
美味しいハンバーグの焼き方!おすすめはスチームオーブン
ハンバーグで失敗しやすいのが、焼き加減です。外は焦げ目がついているのに、中はまだ生・・・。こんな失敗をしないためにはオーブンを使うといいでしょう。
フライパンで焼き目をつけたあとは、オーブンに入れるだけ。
スチームオーブンであれば、なおいいですね。ハンバーグのタネがゆるくても崩れてしまう心配がありません。スチームオーブンなら加熱しながらスチームを加えてくれるので、パサパサにならずに中まで火を通すことができます。
厚みのあるハンバーグを作りたい、コンロは別の料理に使いたいというときにも役に立ちます。
もちろん、オーブンでもじゅうぶん美味しく焼くことができますよ。大きさによって違いはありますが、だいたい10〜15分ほど焼くことができます。オーブンで焼くときの温度は約180℃となります。
フライパンよりも、焦げない、火が通りやすいというメリットがありますが焼きすぎてしまったり、焼きムラを防止するためにも温度や加熱時間には気をつけましょう。