小学生までは頑張って宿題をして子供もやる気を見せても、中学生になった途端に宿題のやる気がまったく見えない・・・。親として心配になります。
ネットを見ると「勉強のやる気アップには音楽が効果的」という文字がありますが、本当に音楽をかけるとやる気がアップするのでしょうか。
やる気と音楽の関係について調べてみました。
メリットだけでなくデメリットもあります。ぜひ参考にしてみては?
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宿題のやる気が出ない時は音楽をかけるといいの?
中学生になることで勉強も一段と難しくなります。
子供が宿題にやる気を示さない事が目に見えてわかるようになると、「宿題しなさい」「なんで宿題しないの」などと、ついつい怒鳴ってしまうお母さんが多いでしょう。
しかし、それは逆効果であります。
人間は縛られる事を嫌います。
嫌な事を命令口調や高圧的な態度で言われると更にやる気は失います。
そこでお母さん達は対応の子共への対応の仕方を変えてみてください。
その中に音楽を取り入れてみてください。
宿題のやる気が出ないときに音楽を取り入れるメリット
- リラックス効果がある
- 記憶力、集中力が高まる可能性がある
- 他からの雑音を消す事ができる
- 好きな音楽で気分を高め勉強も楽しく思える
音楽を聴くことで気が散漫しそうだと思う人がほとんどかもしれませんが、意外にも子供のやる気を引き出す効果を持っている可能性があるんですよ。
宿題のやる気がアップする音楽の選び方
音楽が良いからといって、どんな音楽でも合うという事ではなく、ある調査では脳波と相性が悪い音楽があることがわかっています。
- 最新曲
新しい音楽として気がそっちにいってしまう - ロックなどのベース音がメインの音楽、テンポの速い音楽
脳を興奮させ集中力を奪う可能性がある - 歌詞のある音楽
歌詞が宿題の読み書きをする時に作業の邪魔をしてしまう - 音が大きすぎる音楽
しかし、人によって好みは様々ですので例としてはこのような音楽が挙げられていますが、他の研究では勉強(宿題)や仕事をやる気ださせる音楽のジャンルはその人によって合う、合わないがあることがわかっています。
どの音楽を選択したら良いか分からない場合は、まずは上の例と子供の好きなジャンルの音楽を照らし合わせて選択してみてくださいね。
そこから相性の合う音楽の幅を広げていけば、子供の気分に合わせて音楽を変えてあげることができますね。
音楽によって宿題のやる気が上がるか下がるかは個人差がある?
ここでは、あくまでも音楽には子供の宿題のやる気をアップさせる可能性があるということで、「絶対そうである」という保証はありません。
なので、音楽を聴きながら宿題をすることは逆効果である子がいることも十分に考えられます。
勉強をよくする子で音楽を聴きながらする子、聴かずにする子を調べたら、成績に大きな差はないことがわかっています。
音楽を聴きながら勉強することがその子にあっていれば、それにこしたことはないですよね。
その子によって静かな場所での宿題を好む子、逆に静かな場所では小さな物音ばかり気にして多少ざわざわしてた方が集中できるという子がいます。
これによって音楽を聴きながら勉強したい子、そうではない子が分かれるのではないかと思います。
音楽によって宿題のやる気をなくすことはないの?
音楽を聴きながら宿題をするメリットを述べましたが次はデメリットを紹介します。
音楽がないとやる気がなくなる
宿題は家でやることが多いかもしれませんが、勉強は学校や塾などでもします。
学校や塾で1人だけイヤホンで音楽を聴くわけにはいきませんよね。
家で集中できても学校で勉強に集中できないことがあるかもしれません。
このような例の対策には毎回音楽を聴くのは避けて、休日や特にやる気が出ない日だけなど適度に音楽を取り入れていくといいかもしれません。
曲選択をミスるとやる気アップの効果はない
音楽を聴く事で宿題のやる気がアップすることがあるのに、選択したものが好きな音楽すぎて宿題の内容が頭に入ってこないことがあります。
好きな音楽でもジャンルのチェンジやボリュームを下げてみるなど工夫すると効果があるかもしれません。
音楽以外で宿題のやる気をアップさせる方法
宿題のやる気をアップさせるには、一緒に手伝いながらしてみましょう
「なんで親は勉強しないのに子供だけ?」と口には出さないけどそう思っている子供はたくさんいます。
わからない部分を一緒に調べていくだけで子供のその心は少し和らぐでしょう。
親と一緒に宿題をすることで、調べ方、勉強の仕方のコツを覚えることがあります。
勉強や読書をしている姿を子供に見せる
なにか興味のある勉強をしていたり、日頃から読書をする親の姿を見て育つ子供は、進んで勉強する子が多いと言われています。
まさに「蛙の子は蛙」ですね。
子供に提案してみましょう
子供が最初から苦手な分野、わからない問題の分野から始めてしまうと最初からやる気を一気に失います。
「苦手な分野は最後にしてわかるものから取り組んでいこう」と提案するだけで子供の気持ちが晴れ宿題もはかどるかもしれません。
「中学生だからもう1人でできるでしょ」と思いがちですが、中学生でもまだ親に甘えたい子、親のサポートが必要な子、様々です。
高校生になると親に見向きもしない子もでてきます。
協力してあげられるうちに手をかけてあげましょう。