フランスパンのクープが必要な理由とクープを入れるコツ

フランスパンにはクープと呼ばれる切り込みが必ず入っていますが、そもそもなぜクープが必要なのか知っていますか?

調べて見ると、クープを入れるのには理由があり、クープによって味にも違いが出るとか・・・。

ますますクープが気になりますが、実際に家で作るとなるとなかなかお店のようにはいかないようです。

フランスパンにクープが必要な理由とは?クープがお店のようにいかない理由とは?
クープを入れるコツもご紹介します!

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

プリンのカラメルレシピ!固まらない柔らかカラメルの作り方

プリン作りにはカラメルソースが欠かせませんよね。カラメルソースと言うと、プリンの下に入っているタ...

小学二年生算数でつまづく時計の問題、その教え方とは

小学二年生の算数では時計についての学習を行いますが、この時計がどうしても読めないというお子さんも多い...

和食と洋食、食卓に占める割合はどれくらい?日本の食生活の変化

あなたの食事は和食と洋食、どちらが多いですか?これはライフスタイルによっても違いがあるかもしれま...

幼少期の記憶がないのはどうして?思い出すコツやポイント

幼少期の記憶は消えてしまうものなのでしょうか?記憶がないと思うのは思い出せないから?幼少期の...

チューリップの球根を植える時期とは?植え方を紹介

チューリップの球根を植える時期はいつが適しているのでしょうか?植える時期の目安は紅葉になります。...

犬の多頭飼いで注意すべきこと!ストレスなく迎えるために

犬を飼い始めた方にとっては、犬との毎日が楽しく、もっとたくさんの犬に囲まれて生活したいと考える方も多...

母親の過干渉とはどう付き合えばいい?30代女性の悩みを解決

母親の過干渉なのはどうしたらいいのでしょうか?30代であっても、親からしてみれば子どもは一生、子ども...

断捨離してるのに部屋が片付かないのはお母さんが戻すから問題

断捨離します!せっかく部屋を片付けてるのに、お母さんが捨てたものを回収する断捨離あるあるに悩んでいる...

バレエのリフトのコツを紹介!上達するために大切なポイント

バレエのリフトのコツははじめて男性ダンサーを踊る人には難しいかもしれません。しかし、男性ダンサーと踊...

テレビの液晶が割れた時の対処法と割れないための防止策

テレビの液晶が割れたら一大事!破損状況にもよりますが、そのまま放置しておくわけにはいきません。...

猫は1回の出産で何匹の子猫を産むの?猫の妊娠・出産について

猫は1回の出産で何匹の赤ちゃんを産むのかご存知ですか?飼い猫ちゃんが妊娠していることがわかったら、一...

中綿のダウンとフェザーの違いや扱い方と自宅で洗うコツ

中綿の布団やジャケットなどには、ダウンだけではなくフェザーも使われていることが多いです。この...

緑茶に砂糖やミルクを入れて美味しいドリンクに!緑茶アレンジ

私達日本人は、緑茶は急須で入れてそのままの緑茶の味を楽しみます。緑茶に砂糖やミルクを入れて飲...

先生の異動は何年おきで実施されるの?先生の異動の仕組み

小学校の先生の異動が何年おきくらいで実施されるのか知っていますか?長くいる先生もいれば、1~2年...

小麦粉で作る簡単お菓子!バターなしでも美味しいレシピ

お菓子作りによく使う材料はいくつかありますが、小麦粉やバター、卵などは多くのレシピに使われますよね。...

スポンサーリンク

フランスパンにクープが必要な理由とは?

パン好きの方なら、言わずともご存知かもしれませんが、フランスパンを始めとするハード系のパンに入っている切り込みのことを「クープ」と言います。

この「クープ」は、焼く前にカミソリなどの鋭い刃物でパン生地に入れる切り込みのことです。

パン屋で働いたことがある人は経験があるかもしれませんが、このクープを入れるという作業はとても高度で、クープが上手く入るかどうかがパンの見た目を左右します。

そのため、見習い段階の人がクープを任されることはまずありません。

経験を積んだ熟練の職人がクープを入れることが多いのです。

クープは、特にハード系のパンには必須の技術です。

ハード系のパンというと、表面のクラフト(皮)がバリバリと固く、噛みごたえのあるパンが多いですね。

ハード系パンの材料は、小麦と水、酵母、塩というとてもシンプルなもので構成されています。
食事系パンは砂糖や牛乳、生クリームなどの油脂が入るため、リッチな生地と呼ばれることに対し、ハード系パンはリーンな生地と言われます。

酵母(イースト)は砂糖と反応することで、働きが活発になりますが、リーンな生地には砂糖が含まれないため、発酵に時間がかかり、リッチな生地と比べるとふくらみも弱くなるのです。

そこで、重要なのは「クープ」です。

クープを入れないと、ふくらみが弱く、目の詰まったパンになります。

クープを入れることで、ふくらむ時の力を上手に外へ逃し、パン生地の中の水蒸気も分散されることで、外側がカリッと、中には空気がたくさん入ったモチっとした生地になります。

フランスパンのクープがお店のようにいかない理由とは?

クープが上手に入らないパンと、上手に入ったパンで、焼き上げの時に火の通りに変わりはあっても、味はそこまで劇的に影響を受けません。

パン作りが好きな人は、家でもフランスパンを作ったことがある人もいるのではないでしょうか。

でも、お店のような焼き上がりを再現することは家庭用のオーブンでは、はっきりいって難しいです。

パンの味は、オーブンの性能によってもかなり変わります。

パン屋で使うオーブンと、家庭用のオーブンでは、性能自体が違うため、いくらクープをキレイに入れたからといって、同じ焼き上がりになるということはないのです。

家でパン作りをする人は、見た目をいかに本物に近づけるかということに意識しすぎる傾向があります。

プロのパン職人のアドバイスは、家で作るフランスパンのクープはそこまで意識しない方が良いとのこと。

完全を追い求めるあまり、「クープ」で挫折する人が多いということが言えます。

フランスパンのクープが綺麗に割れない理由と改善策とは?

クープは、焼き上げの直前に入れるため、生地がとても柔らかい状態で入れなくてはいけません。

多少固さがあれば、カミソリもスッと入りますが、柔らかい生地ではコツを掴まないとスムーズにクープを入れることは至難の技です。

パン生地にクープをキレイに入れるためには、適したパン生地作りが重要です。

パン生地に力があれば、それだけクープは開きやすくなりますが、力をつけすぎてしまうと、内部の気泡が詰まってしまい、目が詰まった状態になってしまいます。

口当たりも悪くなってしまうので、適度にパン生地に力をつけるという方法がベストです。

生地に力を付けるということは、丸めて休息を多くとるという方法もありますが、フランスパンの場合は、初期の生地つくりの段階が最適です。

パンチを多くすることでパン生地にある程度力がつきます。

どうしてもクープが開きにくい時は、このような方法でパン生地作りを行ってみましょう。

フランスパンにクープを入れるコツは?

パン生地にクープを入れる時は、刃が薄いカミソリのようなもので行います。

パン作りの道具に、「クープナイフ」というクープ専用のナイフがありますので、基本的には、このクープナイフを使います。

このクープナイフは、製菓道具を売っているところであれば置いているところが多いので、よく使うのであればひとつあるととても便利です。

ない場合は、一般的なカミソリや、先の尖った包丁でも応用できます。

クープを入れる時は、浅すぎても深すぎてもダメで、クープナイフの刃が3分の1ほどパンに入ったくらいの深さが良いでしょう。

クープを入れる時は、垂直に入れるのではなく、パン生地に対して斜め45度の角度から、手前に一気に入れます。

なかなか入らないからといって、同じところを何度も入れると、生地が傷んでしまうので、もしもスッと入らなければ、無理に入れるのはやめましょう。

プロのパン職人は、力を抜いた状態で、スッと引くように切っています。

パン生地の表面が乾燥していると、刃が入りずらいので、生地が乾燥しないように濡れ布巾をかけるなど、工夫することも大切です。

フランスパンのクープを入れる時に意識したいこととは?

自宅で、家族や友達に手作りのパンを作りたいという人も増えているようです。

自宅でも、本格的なパンが手軽に作れるように教えてくれるパン教室も結構あります。

パン教室でも、やはり生徒さんの多くが壁にあたる作業が「クープ」です。

ほとんどのパン教室で教える「クープ」の入れ方は、生地を必ず切ること、入れる深さや長さ、角度を均一にすることです。

クープを上手に入れるためには、クープナイフの入れ方も大切ですが、前提としてパン生地が上手に作れていることがあります。

いくらクープの入れ方がプロ並みでも、やわらかすぎる生地や乾燥している生地では、どんな技術を持ってしても上手くいかないからです。

パン教室のレッスンでは、先生が見本を見せた後に生徒さんたちが実践するという流れが多いため、クープを入れたあと、オーブンに入れるまでに時間がかかり過ぎてクープが上手く開かないということもあるようです。

理想的なのは、クープを入れてすぐに予熱したオーブンで焼き上げることです。