チャーハンは休日のランチや、時間がない時などでも、簡単に主食になりご家庭でもよく作る料理の一つだと思います。
卵と冷蔵庫に入っている残り物の野菜を入れたりと応用も利きますし、各家庭の自慢のレシピもあるでしょう。
このチャーハンに使うご飯はいつもどんなご飯を使っていますか?
炊きたてのご飯はNGという話を聞いたことがある方も多いと思いますが、本当のところはどうなのでしょうか?
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チャーハンに使うご飯は炊きたてでも大丈夫?美味しいチャーハンとは
チャーハンに使うご飯が炊きたてでもいいのか?冷ご飯がいいって言うけど本当のところはどうなのでしょうか。
どちらを使うか、一番のポイントは美味しいかどうかですよね。そこでお米がどんな状態だとチャーハンを美味しいと感じるかについて考えてみました。
やはり、ご飯がベチャベチャせずにパラパラしているほうが、チャーハンは美味しいと感じる人が大半です。
そしてパラパラの中にも適度な水分量が含まれていないと食感がよくありません。お米の弾力も必要となります。
炊きたてのご飯を使った場合は、ご飯の水分が飛んでいないのでチャーハンに使うと、どうしても一粒一粒にパラパラになりません。べチャッとしてしまいます。
また、その他にもベチャベチャになっていしまう原因があり、それは火力です。中華料理には火力が重要というお話を聞いた事がありませんか?
強火を使用して調理をするのが中華の基本!その為、家庭用のコンロではどうしても火力不足になってしまい、ご飯がベチャベチャになってしまう事があります。また火力の強さを考えて、今度は炒める時間をかけすぎてしまうと、ご飯の水分が飛びすぎてしまいまって、やはり美味しいチャーハンを作ることは難しくなるのです。
チャーハンのご飯は炊きたてではないけど温かいご飯がいい理由
チャーハンのご飯は炊きたてだと難しい。と上記しましたが、では冷たいご飯を使うと上手く仕上がるのか?実はそれも、難しいんです。
冷たいご飯をフライパンに入れると、中の温度は下がってしまいます。通常の状態でも、お店のコンロと比べると火力の弱い家庭用のコンロ。そこにさらに温度が下がってしまうと、美味しいチャーハンを作るのは至難のワザです。
油を大量に入れてパラパラにする方法もありますが、それではカロリーが気になりますよね。
チャーハンを作るのに適しているご飯は、炊きたてでもなく、冷たいご飯でもなく、温かいご飯なんです。
炊き立てではないけれど、炊飯ジャーの中で保温中のご飯や、冷たいご飯を使う時には一度レンジで温めなおしてから使用すると、チャーハンが作りやすく美味しくなります。
フライパンの中の温度を下げることなく、そして炒めすぎることもないので短時間で調理ができ、パラパラしているのにお米の中はふっくらとした、食感の良い美味しいチャーハンを作る事ができます。
炊きたてのご飯で作るパラパラチャーハンは水分量がポイント
もし炊きたてのご飯でチャーハンを作るなら、炊飯時の水分量に注意が必要です。
いつもと同じように炊いてしまうとベチャベチャになってしまう可能性があるので、水の量を少なくしてご飯を炊いてください。
またチャーハン用と決めて炊飯をするのでしたら、一緒にサラダ油や塩を入れいて炊飯してもOKです。
水の量の割合はいつもの80パーセントを目安にしてください。
そしてチャーハンを炒める時にも、パラパラにするポイントがあります。
一つ目はフライパンを良く熱してから、具材を炒めることです。温まっていないフライパンに材料をいれていくと、さらに温度が下がってしまい美味しいチャーハンは作れません。
二つ目のポイントは、始めに卵を解きほぐして流し込み、そこにすぐにご飯を投入する事です。卵がご飯の一粒ずつに付着する事によって、ご飯がコーティングされパラパラのチャーハンが作りやすくなるんです。
レシピ本によっては最初から、ご飯と卵を混ぜ合わせておくという方法も記載されていますが、炊きたてのご飯を使う時には、卵が熱によって固まってしまわないように注意をして下さいね。
マヨネーズを使うとパラパラチャーハンに
ご飯を卵でコーティングするとパラパラのチャーハンが出来上がります。これと同じ原理でマヨネーズを使用してチャーハンをパラパラにする事も可能なんです。
マヨネーズの原料も卵。そして油を使って作られていますので、ご飯をしっかりとコーティングしてくれるんですよ。
チャーハンを作る時は、まず通常と同じようにフライパンを熱します。次にマヨネーズをフランパンに回しいれ、そこにご飯を投入します。
ご飯は素早く混ぜ合わせ、マヨネーズがしっかりといきわたる様にしてください。
卵もチャーハンに加える時には、この作業の後に混ぜいれてくださいね。後はネギやハムなどを入れてさらに炒め、好みの味付けをして完成です。
パラパラのチャーハンを楽しんでくださいね。
炊きたてのご飯しかない時にはこんな方法も
お昼はチャーハンにしようと思ったけど、ご飯は炊き立てだし、水分量を加減するのも忘れてしまった。そんなこともありますよね。
それでもパラパラのチャーハンは作る事ができます。
まずは少し時間があるなら、炊飯ジャーからご飯を取り出して必要な分量を冷ましてください。お皿に薄く広げるだけで、ご飯を時間を短縮して冷ます事ができますよ。
冷ます時間もない!と言う場合は、ご飯をサッと水洗いしてください。こうする事によってぬめりが取れるので、ベチャベチャなチャーハンになりにくいんです。
もちろんしっかりと水を切る事が必要です。また水切りをした後は卵と混ぜて、コーティングしやすくしておくと、さらにパラパラのチャーハンが作りやすくなります。
その他にも家庭用のコンロの火力は低いので、フライパンをあおらずに熱を入れ続けるのもポイントです。
炊きたてのご飯しかない時には、ぜひ試してみてください。