豚の角煮に使う豚肉の部位と言えば「バラ肉」ですが、どうしても脂が気になるという人もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「ヒレ肉」を使った角煮です。バラ肉よりもあっさりした角煮を味わうことができます。
今回は豚ヒレ肉を使った角煮の作り方について説明します。簡単に作れる方法があるので、ぜひ挑戦してみて下さい。
ただし、ヒレ肉は長時間の煮込み料理には向いていないと言われています。圧力鍋や炊飯器を使う調理方法もご紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。
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豚ヒレ肉を茹でるだけ!簡単な角煮の作り方について
豚の角煮というと、とろける脂が旨味のポイント。でもその脂が気になったり、年齢的にだんだんと脂分を摂取したいと思わなくなったりもします。
そこで豚の角煮を豚ヒレ肉で作ってみましょう。
もともと柔らかな豚ヒレ肉は長時間煮込む必要はありません
逆に長時間煮込んでしまうと、ヒレ肉の脂分が抜け出てしまいパサパサとした仕上がりになってしまいます。注意をしましょう。
まずは下準備を
まずは豚ヒレ肉に下味の塩コショウを付けます。この時フォークでお肉に穴を開けておくと、味が染み込みやすくなります。
次に旨味や脂分を豚ヒレ肉に閉じ込めるため、フライパンに少量のサラダ油を入れて、豚ヒレ肉の表面に焦げ目がつくくらい焼きます。
ここまでは普通の豚の角煮の作り方と変わりませんね。
煮込みの工程へ
角煮を作る調味料を合わせ耐熱袋に豚ヒレ肉と一緒に入れて、調味料が漏れ出さないようにしっかりと口を閉じます。
そして水を入れて沸騰した鍋に、豚ヒレ肉と調味料が入った袋を入れて、約20分ほど煮たら出来上がりです。
袋が浮かんできてしまうので、途中で上下を逆にして、熱や味が染み込むようにしましょう。
煮た後は袋に入れたままの状態で冷めるまで待ってください
煮物料理は冷ますことによって味が染み込んでいきます。この時間も調理時間の一部となりますので、焦らずに待つことが重要なポイントとなります。
圧力鍋を使って豚ヒレ肉の角煮を作ってみませんか
時間がかかると思われる煮込み料理も圧力鍋を使えば、短時間で簡単に仕上がります。
豚ヒレ肉の角煮、圧力鍋を使う方法
作り方はとっても簡単、先述した要領で豚ヒレ肉に塩コショウで下味を付け、フライパンで焼き色がつくまで、火を入れます。
次に普段、豚角煮を作るときと同じ様に調味料と水を鍋に入れて、圧力鍋の蓋をして沸騰させます。
圧力鍋は沸騰すると、重りがシュウシュウいいながら揺れるので、その状態で15分程度煮てください。
火を止めたら、そのまま圧力鍋の圧力が抜けきるまで待ちます
圧力が抜けると持ち上がっていたピンが下がり、シュウシュウという音もしなくなります。しっかりと圧力が抜けるまで蓋を開けないでくださいね。
これで豚ヒレ角煮の完成です。味が薄い場合は、蓋を開けたままで少し煮詰めると良いですよ。
豚ヒレ肉の角煮は炊飯器でも作ることができます
豚ヒレ肉の角煮をもっと簡単に!という方は、炊飯器調理にチャレンジしてみませんか?
炊飯器はお米を炊くだけではなく、調理にも使える場合が多くなっています。
では作り方の説明です。
フライパンで焦げ目を付けるまでは先述した2つの方法と変わりません。フライパンで焼き目を付けた後からが炊飯器の出番です。炊飯器にいれる場合は大きさの関係から、すでに食べやすい大きさにカットしておく事をおすすめします。
炊飯器に焼いたお肉を並べ入れ、お水をひたひたよりもちょっとだけ多めに入れて一度目の炊飯スタートです。炊飯のスイッチをONしましょう。
炊飯が終了したら、今度はお肉の中に調味料を入れて炊飯スタートです。この時水が少なくなっていたら、少し足してまたお肉がひたひたに浸かるくらいを目安にしてくださいね。
もしお肉の量が多く、水も必然的に多くなってしまう場合は、炊飯器から水が漏れ出してしまうことがあります。量が多い場合は2回に分けて行うなど、無理をしないでください。
二回目の炊飯が終了したら豚ヒレ肉の角煮も出来上がりです。
豚ヒレ肉を使ったおすすめ料理をご紹介します
豚ヒレ肉は、御存知の通り脂分が少ないヘルシーな部位です。そのため油で揚げるカツなども他の部位と比べると、比較的さっぱりと食べることができます。ヒレ肉に合う代表的なおすすめの料理方法です。
またタレを絡めてしっとりとさせる調理方法も、豚ヒレ肉には合っています。
塩コショウで焼くだけでも充分に美味しいのですが、パサパサにならないように焼き加減に注意をしなくてはいけないので意外と難しいですよね。
そこでおすすめの調理方法は、小麦粉を軽くまぶして焼いた後、甘じょっぱい豚丼のタレをかけたり、トマトソースを絡めたりして食べる方法です。
もともと脂分が少ない豚ヒレ肉ですから、くれぐれも焼きすぎには注意をしてくださいね。豚ヒレ肉の美味しさが台無しになってしまいます。
豚の角煮に向いている肉の部位について
本来豚の角煮に向いているのは、長時間調理してもパサつかずに脂分がある、バラ肉や肩肉が向いています。肩肉には筋もありますが筋切りを行う、また長時間煮込むことによって、筋が気にならなくなります。
豚の角煮だと脂分が多くて気になってしまうという方は、トマトを使って煮込み料理にすると、トマトの酸味によってさっぱりとした煮込み料理に仕上がります。
その他にはカレーに入れて煮込むと、豚バラ肉や肩肉の旨味が出て、さらにコクのあるカレーに仕上がります。
この様に部位によって、料理の向き不向きがあります。あえて豚の角煮に脂分の少ないヒレ肉を使う際には、調理方法にも注意をして、ヒレ肉本来の美味しさを逃さないようにしてくださいね。