近所に住んでいる野良猫や、自由に外を行き来している飼い猫の迷惑な行動に、頭を悩ませている人もいますよね。花壇を荒らされたり、糞や尿の被害に悩んでいる人もいるでしょう。
こうした猫の迷惑問題から自分の庭や家を守るには、効果がある対策を行うことが有効な手段です。では、どんな方法で対策を行えばよいのでしょうか。
そこで今回は猫の迷惑問題にできる対策についてや予防方法についてお伝えします。
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猫の迷惑問題の対策・猫が来ない庭造り
猫は自分の身に起きた嫌な記憶は、忘れない動物と言われています。
そのため、猫にとって嫌な記憶として残るような庭を造ることが、猫を来させなくするための効果的な対策となります。
猫を来させないようにするための庭とは?その対策方法
- 1つ目は、猫が落ち着かない環境を作ることです。
猫は見慣れないものに対して、警戒心や不安感を抱きます。
そのため、猫がいつも通っている通路に植木鉢などの観葉植物を置いたりすると効果があります。
また、猫が庭に慣れてしまわないためにも、頻繁に庭の模様替えを心がけると良いでしょう。
- 2つ目は、ホームセンターや100均などで購入することができる、プラスチックにトゲトゲがついているものや人工芝などを敷いて、猫が不快に感じるような対策もオススメです。
また、花壇があるような場合には、猫除けネットを張りましょう。
猫はとてもジャンプ力に優れている動物のため、150~160cm程に高くネットを張るようにしましょう。
猫の迷惑問題対策・猫が嫌がる匂いのするものを置く
上記のように庭に対策をすることも大切ですが、猫の嗅覚は人間の嗅覚の数万倍~数十万倍と言われているほど、嗅覚にとても優れています。
そのため、ニオイを利用して猫を近づけない方法も効果があるでしょう。
猫が嫌うニオイとは?
- 猫用忌避剤
忌避剤とは、毒性のある薬剤のことで、猫にとって不快に感じるニオイを出すことで近づけさせないようにするためのものです。
忌避剤はホームセンターなどで購入することができ、種類もさまざまで、スプレータイプやジェルタイプなど使用する場所によって使い分けができるようになっています。
また、猫によっては個体差があったり、忌避剤のニオイに慣れてしまったりすると近づいてくるようになることもあるそうです。 - 柑橘系のニオイや、柑橘系果物の皮
こちらは猫が嫌がるニオイとして有名です。
柑橘系の芳香剤や、食べ終えた果物の皮などを利用すると良いでしょう。
しかし、皮を使用する際は、皮が乾いてしまっていると効果が発揮されないこともあります。 - ハーブ系の植物
比較的ニオイの強い、ハーブ系の植物を猫が通る道に置くと良いです。
ミントやローズマリーがオススメで、園芸店やホームセンターで購入することができます。
どちらにしても、猫はニオイに慣れてしまうとすぐに近づいてきてしまいます。
ニオイを変えながら対策をすることが大切で、また、雨天日などはニオイがすぐに薄れてしまうため、天気が回復したら再度ニオイを撒くようにしましょう。
猫の迷惑問題の対策・猫よけネットを使う
ニオイ等で対策をする以外にも、猫除けネットを使って猫を近づけさせなくするのも一つの方法です。
猫除けネットの使い方と使う際のポイントをご紹介します。
●除けネットの使い方
猫に入られたくない場所にネットを張ります。
猫はある程度の高さがある場所には警戒心をもってしまい、それを乗り越えることはないと言われています。
そのため、なるべく高さのあるネットを張るようにしましょう。
また、猫除けネットは猫用以外でも問題ありません。
お持ちでない方は、一度ホームセンターなどで見てみてはいかがでしょうか。
猫除けネットを使う際のポイント
猫除けネットを張る際には、隙間を作らないようにネットを張りましょう。
ネットの下など隙間のできそうな場所には、ネットが浮かないように錘を置いたりして隙間を作らないようにします。
また、猫除けネットの紐を噛んでちぎってしまう場合もあります。
そのため、丈夫な紐を使うようにし、定期的に確認するようにしましょう。
主な猫の被害と被害をを防ぐ方法
猫が自宅内に侵入して起こす迷惑行為は、排泄以外にもたくさんあります。
そこで、猫が起こす迷惑行為による被害と、被害の対策方法をご紹介します。
猫が起こす迷惑行為による被害
- 自宅の敷地内で排泄をされてしまう。
- 発情期の猫による鳴き声がうるさかったり、スプレー行為をされてしまう。
- 壁などで爪とぎをされてしまい、壁が傷ついてしまったり、車などに飛び移り傷がついてしまう。
- 猫が感染症を持っている場合、ひっかかれたり噛まれたりすることで人間に移ってしまう。
猫が起こす迷惑行為による被害の対策法
発情期はどうすることもできません。
しかし、車に飛び移ったりする場合には、車に保護シートを被せるのも一つの対策です。
また、猫は排泄行為をするとき、砂のある場所で好んで排泄をするため、排泄行為で悩まされている場合には、砂地を減らすことが効果的です。
また猫を追い払おうとむやみに触ろうとするのはやめましょう。
病気などの感染症を持っている場合もあり、危険です。
猫の性格を知って猫よけの対策を!
当然ですが、猫の性格は、その猫によってそれぞれ違います。
気の強い猫、人懐っこい猫、臆病な猫など、本当にさまざまな性格の猫が居ます。
はっきりと断定することは難しいかもしれませんが、気の強い猫であれば、怒っているような体勢をとって威嚇してきたり、人懐っこい猫だと足元によってスリスリしてきたり、臆病な猫だと、人間をみたらすぐに逃げてしまうなど、だいたいの特徴で猫の性格が分かります。
ですが、それぞれの猫の性格に合った対策をするのも難しいと思います。
大まかな猫の性格は、猫は学習能力が高いですが、嫌なものに対し慣れてしまうことも多く、また縄張り意識の強い動物です。
そのため、猫が覚えるまで、嫌なことに対して慣れさせないように工夫しながら、徹底して嫌がることを続けることで猫は迷惑行為をすることは無くなるでしょう。
上記で紹介した、猫除けネットや、猫の嫌いなニオイや植物なども利用しながら、猫の迷惑行為対策をしましょう。