ベトナムの結婚式の風習はちょっと変わってる?日本との違いとは

女性に人気のベトナムですが、実は結婚式にも特徴があるといいます。

日本の結婚式も独特なところがありますが、ベトナムの結婚式にはどんな風習があるのでしょうか?日本と明らかに違う点とは?

日本人ならかなり驚くかも?ベトナムの結婚式のちょっと変わった風習について説明します!

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ベトナムの結婚式は日本とはちょっと違う?その風習とは?

国によって文化も違うように、ベトナムの結婚式は日本とは全然違う風習もあります。

まずベトナムで結婚をしようと決めると、男性は女性の両親の元へ結婚の申込みをしに行きます。
この時、ビンロウというヤシ科の実を一緒に持って行きます。

女性の母親がビンロウの実を受け取ってくれると、結婚の承諾を得たとして婚約が成立します。

最近ではビンロウの実ではなく、果物やケーキを持っていくことも増えてきています。

無事に結婚の許しを得ると、結婚式が行われます。
ここでも日本とは違う風習がいろいろあります。

日本での結婚式は一度だけ行われるのに対して、ベトナムでは新郎と新婦がそれぞれ開催します。
親しい友人や親族はもちろん、近所の人やさっき会ったばかりの人も出席出来るような、非常にオープンな結婚式です。

なので人数も200~300人のゲストが集まるような、お祭りのような規模になります。

このような大勢の人数なので、非常に広く立派な場所で開催されるのかと思いきや、自宅で行われることが多いという部分にも驚きです。

自宅に庭や駐車スペースにテントを張り、ステージを設けたり、テーブルと椅子をセットして会場設営がされます。

また日本で結婚式に出席する場合、男性はスーツ、女性はフォーマルなワンピースなどが一般的です。
間違っても普段着で出席する人はいません。

ベトナムでは男性はスラックスにシャツ、女性はドレスやワンピースの人が多いですが、Tシャツにサンダルという非常にラフな服装で出席する人もいます。
これにも驚きですね。

服装よりも結婚式に出席する、ということに意味があるという考えが強いようです。

ベトナムの結婚式は早く行く必要はない?時間に関する風習の違いとは?

日本人は非常に時間に対して真面目で、結婚式のような大きなイベントには特に早めに集合することが多いです。
ギリギリに到着したり、少しの時間だとしても遅刻をするなんて失礼なことだと考えるからです。

ベトナムの場合は、あくまでも開始時間に注目しましょう。
結婚式の招待状には開場時間と開始時間が、それぞれ書かれていることが多いです。

しかし開場時間に行っても、誰もいないことがほとんどです。

主役である新郎新婦さえもいない可能性があります。
なので開場時間は気にせず、開始時間に合わせて行くようにしましょう。

開始時間の20~30分前くらいがベストな時間です。
それでもみんなが集まっているとは限らないので、覚悟しておきましょう。

ベトナムには結婚式の前に行う日本では考えられない風習がある?

結婚式に関する風習でも、日本とは明らかな違いを感じる部分がありましたね。
結婚式前には、さらに驚く風習が存在しています。

ベトナムでは結婚前に何度も添い寝する

ベトナム全体で当てはまることではありませんが、北部山岳地帯のムオン族は15歳を過ぎると、妻にしたいという女性と添い寝をすることが許されています。

男性は女性の家を訪ねます。
女性は男性を受け入れる場合、灯りを小さくして周囲に受け入れた意志を伝えます。

添い寝と言っても隣同士で横になり、話をしたりしてお互いのことを知るということで、決してお互いに触れることは許されません。

何度もこのような添い寝を繰り返し、将来のパートナーとしてふさわしいか、女性側が判断します。

 

ベトナムでは同姓の人とは結婚出来ない

西北部のモン族は、例え親族でなくても同姓というだけで結婚することを禁止しています。
現在は何の面識や関わりがないとしても、同姓の人は同じ祖先であるという考えから、同姓同士の結婚は許されません。

 

嫁をさらう風習もあるというから驚きです。これもモン族の風習です。

男女が結婚に同意すると、男性は事前に女性に対してさらいに来る日時や場所を教えます。
当日になると男性は、数人の友人とともに約束通り、女性をさらいに行きます。

女性も事前に知ってはいますが、突然のハプニングのように泣き叫ぶ演技をします。
事前に知っているのに泣き叫ぶとは不思議ですよね。

しかしこの演技には意味があり、女性が大きな声で泣き、抵抗すればするほど結婚生活が幸せになる、子宝に恵まれるという言い伝えがあります。

ベトナムの婚約式にも独特の風習がある?招待状は突然くることも

他にもまだまだベトナム特有の風習があります。

ベトナムでは結婚式の日程を、占いで決めることもよくあります。
そのため、来週に結婚式をするので来てくださいと、突然招待状が来ることも珍しくありません。

余裕を持っていても、だいたい2週間前に招待状が届くことが多いです。

日本では最低でも1ヶ月前には招待状が届くので、どちらにしても突然に感じます。

さらに招待状ではなく、口頭で結婚式の招待を受けることもあるそうなので驚きですね。

招待する相手も、日本では親族や親しい友人、職場の上司や同僚がメインでしょう。
しかしベトナムでは、ハウスキーパーの娘さん、会社のドライバーの息子さんなど、一度も会ったことがない人でも招待することがあります。

知り合いの家族もみんな仲間という、フレンドリーな考え方なのですね。

ベトナムの結婚式にもご祝儀はあるの?

このように日本とはさまざまな違いのあるベトナムの結婚式ですが、ご祝儀に関してはどうなのでしょう。

結論から言うと、ベトナムでもご祝儀は必要です。
日本のようにご祝儀袋に入れなくてはならないというルールはなく、無地の白い封筒や招待状が入っていた袋に入れることも多いです。

結婚式の日に、新郎新婦へ手渡しする方法が一般的です。
自宅以外で結婚式を行う場合は、受付でご祝儀を渡すこともあります。

当日出席出来ない場合は、断る段階で申し訳ないという気持ちとともに前もって渡すといいですね。

気になる金額ですが、50~100万ドンが一般的です。
日本円だと2500~5000円くらいに相当します。

このご祝儀ですが、貰えることはありがたいのですが、たくさん貰うと反対に相手の結婚式のときには同じ金額を返すことが、当然の風習になっているので、金額の設定は日本以上に慎重に定める必要がありそうです。