めんどくさいが口癖の子供。
『やらなきゃならないんだから、いちいちめんどくさいなんて言ってないできちんとやりなさい!』
そんなふうに怒っていはいませんか?
これは子供にとって全く効果がない言葉がけです。
まずは、めんどくさいという子供の言葉を受け止めてあげてください。
子供が面倒だという言葉の裏に何が潜んでいるのかを、覗いてみましょう。
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めんどくさいが口癖の子供。親としてどのように返事をすればいいのですか?
親としては、いつも子供の口から「めんどくさい」と言う言葉を聞くと、ついついお小言を言いたくなってしまいます。
そして説教をした後には、子供の意見を重視する前に自分の意見を話してしまうことが多いのではないでしょうか。
子供の意見を聞いているつもりでも、結局は親が自分にとって納得できる意見を引き出す。そんな心は子供だってお見通し!親の意見を押し通したいだけなら、自分の意見を言う必要がない、親と話をしてもムダとなってしまうでしょう。
これは大人だって同じですよね。話し合いといいつつも、最後には自分の思い通りに話を進めようとする相手にはうんざりして、話す気にもなれなくなります。
子供がめんどくさい。と口にするときは、意見をするのでも賛同するのでもなく、そのままを受け止めてください。
まずは子供の考えを受け止めること、その後はどうするのか?子供に質問をして、子供の意見や考えを引き出すこと。
親が自分の考え方を受け止めてくれる事が分って、どうしたらよいのか自分で考える習慣がつくと、めんどくさいという口癖も次第に減ってくるはずです。
めんどくさいが口癖の子供の心の中とは?
めんどくさいが口癖の子供、その心の中は本当に言葉のままなのでしょうか?実は親が考えるめんどくさいという投げやりな気持ちだけが、その言葉の真相ではない場合があります。
例えば、親は当たり前に出来ると思っていることでも、子供にするとどうやって行えばいいのか?その順番は?考えても明確にならない事があります。
それは本当に親にとっては些細なことでも、子供にとっては未知の世界で、どのように道筋を立てるべきなのか悩んでしまうこともあるのです。
しかし、その都度親に聞くと何かいわれるかもしれない、「そんなこともわからないの?」「自分で調べなさい」そんな言葉が返ってくるのは予想がつく。となると、子供はどうするでしょうか?
親が言うとおりに、「どうしてこんな事もできないんだろう。」と思ってしまったり「親の期待にこたえることができない」そう考えて、自分に嫌気がさしてしまうこともあるでしょう。
いつもめんどくさいと一言で片付けているように見えても、心の中にはこのような葛藤が生まれているかもしれません。
話をするときには先述したように、自分の意見を押し付けるのではなく、まずは子供の話を受け入れる事がやはり大切なんです。
めんどくさいが口癖の子供には、効率をあげることを考えさせる!
めんどくさい!そんな言葉が子供の口から口癖のように、良く聞くようになるとマイナスなイメージばかりが目立ってしまいます。
しかしめんどくさいは決して悪い言葉ではありません。子供の口から出ても、その後どうするかで大きく局面は変わって来ます。
確かにめんどくさいから何もしない。これでは何の成長にもなりません。ただ単に怠け者になってしまいますよね。
でもめんどくさい原因を考える事ができれば、それは成長に繋がっていきます。どうしてめんどくさいと感じるのか?そこを追求するのです。
勉強に関していえば、テストが近いのにめんどくさくて勉強をしないのはどうしてでしょうか?無限に感じるテスト範囲がある事が原因だったり、わからない場所を避けたいために生まれる心理かもしれません。
もしテスト範囲の広さにめんどくささを感じているのなら、自分が分かっているところは勉強に時間を割かないとはじめから決めておくのはどうでしょう。テスト範囲がグッと狭くなって、これならできる!とやる気になりますよね。
またテスト範囲が狭く感じることで気持ちに余裕が生まれ、わからない場所に時間をかけても大丈夫!と、問題点に取り組むこともできます。
これはめんどくさいのはなぜか?そこを追求したからこそ、たどり着いた答えなのです。そして問題を解決する手立てを自分で見つけることで、次に壁にぶち当たった時も同じようにどうすればよいのか、自分で考える力がついてきます。
めんどくさいのは、なぜめんどくさいのか?原因が分かると、解決方法もおのずと分かってきます。親は見守りながらヒントを与える、そして自分で解決策を見つけ出したときには褒めてあげましょう!褒められると、もっとやる気が出てきますよ!
めんどくさいなんてネガティブな口癖、子供には言ってほしくない!
ネガティブな口癖だと思うと、子供の口からいつも聞くのはつらいものです。上記したようにまずはその気持ちを受け入れること、そしてどうすればめんどくさいは解決するのか?めんどくさくなくなるのか、子ども自身で答えを出すように、親は質問をする事が大切です。
めんどくさいを自分で解決する事ができるようになると、子供は成長をしていきます。
しかしそのまま、めんどくさいがずっと口癖になってしまうと、どうなるのでしょうか?
やらなければいけない事はめんどくさいといって後回し、常にやる気を失ってしまいます。そして明日やろう!何とかなるさ!それも口癖になってしまうでしょう。せっぱつまってやることによって勉強や仕事が雑になる。本当の意味では何とかなっていないのに、何とかなった気でいる。
そしてそのことに後悔すらしなくなってしまいます。一見潔い人に見えますが、これでは成長しませんよね。
また何とかなっているのは、回りの人が何とかしてくれているという場合もあります。失敗してもその経験が人を成長させるものですが、最初から誰かがやってくれる。と努力すらしていない場合は、やはり成長するはずがありません。
つらくても大変でも何かをやり遂げて成功する。このような成功体験があると、人はやる気が生まれます。きっとできる!そんな気持ちにもなれるのです。
しかしめんどくさいと成功体験の経験をしてこなかった場合は、成功するイメージが浮かばないので失敗する悪いイメージだけが付きまとい、さらにめんどくさいで済まそうとしてしまいます。
めんどくさいからが理由で、その後処理を誰かがやってしまうと努力をしなくなってしまいます。甘やかすことでさらにめんどくさいが口癖になってしまうのです。
めんどくさいが口癖子供。ママはいっつも怒っていない?
めんどくさいが子供の口癖になってしまったら、親は日ごろの自分の行動を思い返してみてください。
めんどくさいはやる気が失われている証拠!やる気をしぼませるような行動をとってはいませんか?
では逆にやる気を出させるような行動とは?それはやっぱり褒めることですよね。褒めて育てるなんていいますし、褒めれば伸びるそんな言葉も良く耳にします。
自分に置き換えてみても、やはり褒められると嬉しくて頑張ろう!とやる気が出てきます。そして叱られるとやる気がなくなってしまい、落ち込んでしまいます。
子供もまさに同じ気持ちです。やる気になってほしいと喝を入れたつもりでも、子供にとっては怒られてしまったと受け取り、やる気をなくしてしまうのです。
またどんな時も先回りをしてしまうのも、子供のためにはなりません。誰かがいつかやってくれる。そんな気持ちもやる気を失う原因の一つです。
本当にやる気を失ってしまう前に「めんどくさい」そんな言葉が出てきたら、子供の行動とともに、自分の行動も振り返ってみる事が必要です。