メダカが水草を食べると聞くと「本当に食べるの?」とびっくりする人もいるかもしれませんね。水草の種類によってはメダカが食べるものもあるようです。
メダカの水槽の中に水草を入れることは、メダカを飼育するにあたって、とても便利なことがあります。メダカと相性の良い水草を知って、メダカにとって最適な飼育環境で育ててあげるようにしましょう!
今回は、メダカと水草のお話をご紹介します。
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メダカは水草を食べることがある?
メダカを買っていると、水槽の中がさみしいので水草を入れたくなりますよね?
でも、メダカは水草を食べてしまうと聞いて、躊躇してはいませんか?
メダカは雑食性の生き物です。
なので、水草を口にします。
しかし、主食にすることはないので安心してください。
入れた水草が全て、食べつくされるようなことは無いでしょう。
もし、水草を食べさせたくないのでしたら、葉の大きなものを選ぶと良いでしょう。
メダカの口に入らないくらい大きな葉なのものなら、食べるこができません。
植物性の餌をあげたいなら、グリーンウォーターにしてみるもが良いかもしれません。
グリーンウォーターはコケと間違われがちですが、実際には植物プランクトンです。
メダカの餌にもなります。
また、メダカのおやつとして植物性の餌を入れるなら、ミジンコウキクサもおすすめです。
ビタミンやミネラル、カロチノイドなどの栄養素を含んでいますし、消化もしやすい生餌です。
旅行などで餌をあげられないときにも、この方法がおすすめです。
メダカが好きな水はどんなもの?水草を食べることで体調を整える
水槽に水草を入れると、水草が光合成を行なって水を綺麗にしてくれるメリットがあります。
水草にはメダカの体調を整える効果も期待できますし、おやつにもなるのできっとメダカは喜んでくれることでしょう。
水槽でゆらゆらと水草が揺れて、その間を泳ぐメダカを見るのは、とても癒される光景です。
メダカが好きな水草は、アナカリス・ウィローモス・マツモ・ドローフフロッグピット・カボンバなどです。
どれも初心者でも育てやすい水草ですし、ペットショップで簡単に手に入るものばかりです。
可能であれば、1種類ずつ水槽にいれて、飼っているメダカの好みを調べてみましょう。
自分のメダカの好みがわかれば今後の飼育にも役立ちますし、何よりさらに愛着がわきますよね。
水草を食べることも!メダカにおすすめの水草は?
先ほど、メダカにおすすめの水草をご紹介しました。
その中でもアナカリスは繁殖力が特に高いです。
水槽内に光が足りていれば簡単に繁殖します。
二酸化炭素を水槽内に入れる必要が無いのも、この水草のメリットです。
メダカとの相性も良く、手に入りやすいのでとてもおすすめです。
丈夫さがとりえで、家庭の水槽用に良く選ばれる水草です。
ただ、原産地が南米のため、寒い環境は少し苦手です。
もう一つ、ウィローモスをご紹介しましょう。
こちらもメダカと相性の良い水草です。
この水草は日照不足にも強く、低温にも耐性を持っていることがメリットです。
アナカリス同様、二酸化炭素も必要ありません。
ウィローモスはメダカの稚魚の隠れ家として機能してくれるのもメリットです。
稚魚を育てたい場合には必須の水草でしょう。
また、メダカの大好物であるミナミヌマエビの好物がウィローモスなのです。
水草を食べるけど餌も必要!どのくらいの量をあげるの?
メダカと一緒に水草を入れると、食べていることがありますよね。
水草が入っていたら、餌は要らないのでしょうか?
基本的には、水草は主食ではないため、餌は必要になります。
ただし、量の加減は必要になるかもしれません。
餌はメダカが残さない程度入れるのが基本です。
始めはどれくらいが適量なのかわからないかもしれませんが、食事風景を観察しているうちにつかめてくるでしょう。
餌が足りなければ、メダカは痩せ型になってしまいますが、餌をあげ過ぎれば、食べ残した餌が水質を悪化させてしまいます。
水質の悪化はメダカの健康を損ねてしまうでしょう。
稚魚の場合は、餌の回数を多めにします。
一日に2~3回を目安にしましょう。
稚魚のうちは食べられない餌もあるので、稚魚用の粉餌など専門の餌を与えるようにしましょう。
稚魚の時に十分な餌を与えないと、成長が止まってしまったりする可能性が出てきてしまいます。
稚魚の成長が順調に成長していないと感じた場合には、まず餌の大きさを見直してみるのが良いでしょう。
もしかすると、きちんと上げているつもりでも、大きすぎて食べれていないのかも知れません。
メダカに餌を与える時のポイント
メダカを飼育するうえでは、水質の管理と餌は重要なポイントになってくるでしょう。
メダカは人間とは違って「胃」がありません。
その為、一度にたくさんの餌を食べる事は出来ません。
食べきれない量の餌を毎回あげていると、残った餌が腐敗して水質悪化の原因になってしまいますから、メダカが食べきれる量を与えるのがポイントになります。
横に広がった上向きの口をしていますので、本来は水面や水中を漂う餌を食べるのが得意です。
ですが、メダカは環境適応能力に優れた魚なので、慣れてくれば時間が経って底に沈んでしまった餌も上手に食べることができるようになるでしょう。
メダカは雑食で、野生のメダカは多種多様なものを口にしています。
主食は小さな昆虫類です。
他にも動物プランクトンや植物プランクトン、藻類も食べて過ごしているようです。
飼育しているメダカも、栄養のバランスを考えて色々な種類の餌を与えるのが、理想的でしょう。