野良猫を保護した後、猫が鳴きやまない理由とその対策について

野良猫を保護した後ずっと鳴きやまないと、病気や怪我をしているのでは…と心配になってしまうものです。

保護した野良猫が鳴きやまないのはどうしてなのでしょうか。考えられる理由とその対策とは?

野良猫を飼育する際の注意点もあります。
野良猫だったということを頭において、何かあっても落ち着くまでは大目にみてあげるくらいがいいのかもしれません。

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野良猫だった子猫を保護しても鳴きやまない理由と対策は?

拾った子猫が鳴き続けている場合、考えられる理由はいくつかあるのですが、まず考えるべきはストレスです。

猫はもともと環境の変化を好まない動物。外で過ごしていた野良猫が急に家の中から出られない状況は、それだけでもストレスになります。

また、それまで母猫や兄弟猫と一緒にいた子猫は、引き離されたことの不安や寂しさから泣き続けることが珍しくありません。

さらに困ったことに、夜に活動的になる猫は夜中に鳴く続けることも多いもの。近所への迷惑が気になったり、飼い主自身も睡眠不足でつらい状況になってしまいます。

とにかく猫の不安やストレスを減らし、安心して過ごしてもらう環境を作ることが最優先。

  • 安心して休める場所や隠れられる場所を用意する
  • 母猫を思い出すような、毛布や柔らかいクッションなどを寝床にする

成猫の野良猫を保護しても鳴きやまないのはなぜ?

猫は環境の変化を嫌うもの。とはいえ、少し時間はかかっても新しい環境に適応することができるのもまた猫の特徴です。

それまで野良猫として自由に外を歩きまわれていた猫は、ケージの中は窮屈で仕方ないでしょう。自由に家の中を歩くことができる時間を作ってあげましょう。

先に飼っている犬や猫がいる場合は、締め切った別の部屋だけでも自由に歩かせてあげましょう。

そしてなにより慣れてもらう必要があるのは「人間との生活」です。

最初からベタベタとスキンシップを求めても警戒されるだけですので、初めは猫に対して興味がない態度でいましょう。

話しかけるときはトーンを抑えた声で、目を見て言葉をかけます。優しい声で、優しい触れ方で接していれば、徐々に懐いてくるはずです。

完全になれないうちは、近づいてきたからといって手を伸ばして撫でたり捕まえたりしないでください。

鳴き声が困る場合は、体がすっぽり入る大きさの段ボールなどを用意して猫の「個室」を作ってあげます。安全な場所に隠れていると感じさせることで、鳴き声が落ち着くことがあります。

猫にしてみたら、急に知らない人間に知らない場所に連れてこられたわけですから、鳴きたくなる気持ちもわかりますよね。

保護した野良猫が何かを要求して鳴きやまない時に飼い主としてできること

家族に加えた野良猫が鳴くのは、少し環境に慣れてきて人間に何かを要求している鳴き声なのかもしれません。

「お腹が減った」「おやつが欲しい」「遊んで欲しい」「トイレが汚れている」そんな要求や不満を訴えているというわけです。

ここで重要になるのは「かんたんに猫の要求に応じない」ということ。

鳴いているんだからかわいそうだ、とばかりに猫の要求に応えてしまうと猫は「鳴くと要求に応えてもらえる」と覚えてしまうのです。飼い主が要求に応えると鳴きやんでくれると思っているのですが、猫にすると「また要求があれば鳴けばいい」と思っているのかも。

ご飯は決まった時間に与え、それ以外の時間は鳴いても余分にもらえないんだと覚えてもらいましょう。

おやつは、爪きりや動物病院に行く場合など猫にとって「苦手なこと」の前後に与えるというルールを作ります。

不満がトイレにあるようなら、使っている砂を替えたり置き場所を変えるといったひと工夫で状況は変化することも。

複数の猫を飼っている場合は、猫の数より一つ多いトイレを置くのが理想と言われています。

保護した猫が鳴きやまないのは発情期だったら?

【発情期の可能性】

メスなら生後半年程度、オスでも1年以内で発情期を迎えます。発情期は毎年のことなので、今回はおさまっても、またいずれ時期が来れば発情します。

今後、子猫を生ませる予定がないのであれば避妊・去勢手術を施すのが一般的な対処法と言えるでしょう。

【病気の可能性】

環境にも慣れ、エサやトイレも充分でおもちゃや運動スペースも充分。そんな状態なのに鳴き続けるといった場合には病気の可能性も考える必要があります。

猫も生き物である以上、人間と同じように病気になります。外を出歩く猫なら感染症の可能性もあるでしょう。

食欲や元気があるかどうかを見極めながら、鳴きやまない場合には獣医師に相談してみましょう。体の不調を飼い主に鳴いて知らせていることもあるからです。

野良猫を保護して飼う時の注意点

「外でかわいい野良猫に出会ったので拾ったのが出会いです」

そんなきっかけで猫を飼い始めた人もいることでしょう。それが子猫の場合、野良猫が産んだ生粋の野良猫という可能性が高いのですが、成猫の場合は注意も必要です。

たとえ首輪をしていなかったとしても、人への慣れ具合や毛の艶などから「飼い猫では?」と思われるケースもありますよね。

近所でいなくなって探しているという話がないか、迷子猫のポスターやSNSで情報を探してみましょう。飼い主が警察に相談している場合、交番でも確認してもらえます。

念のため「猫を保護しています」というお知らせをポスターやインターネットでも公開するのもいいでしょう。かかりつけの動物病院にも相談してみてください。

もし、どこかの家で飼われている猫だった場合、無断で連れ帰ると窃盗罪になってしまう可能性があるので、これらの確認や周知はしておくことをおすすめします。