家の中の掃除やお洗濯に大活躍してくれる重曹。人の体の中に入っても安全な物質なので、掃除や洗濯に利用している人は多いのではないでしょうか?
ですが、重曹を洗濯に使用すると洗濯機が故障してしまうこともあるようです。重曹を洗濯に利用する時は、正しい使い方をチェックして使用するようにしましょう。
そこで今回は、重曹を洗濯に使用する時に、洗濯機を故障させない正しい使用方法、重曹のメリット・デメリットについてお伝えします。
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重曹を使って洗濯をする時は洗濯機の故障に注意!
重曹は皮脂汚れに強かったり漂白効果があったり、消臭効果もある肌にも地球にも優しい自然な成分です。
衣類にも使用できるのですが、洗濯機を使用するのであれば注意点がたくさんあります。
重曹は水に溶けずに成分が残る可能性がある
水に溶けにくい重曹は、そのまま残ってしまい、洗濯槽や排水ホース、排水溝などで詰まってしまう原因になってしまいます。
重曹はドラム式洗濯機には使えない
殆どのドラム式の洗濯機は、洗濯用の粉石けんや重曹などは使用できないと取り扱い説明書にも記載があります。
水に溶けにくい粉のものが入る事によって、センサーに誤作動が起きたり水漏れになる可能性があり、故障の原因にもなります。
そのメーカーによっては大丈夫なものもあるようですが、家でドラム式を使用している場合で重曹を使用したいのであれば、バケツなどで手洗いしてすすいで、本すすぎだけ洗濯機を使用するなどにした方が無難でしょう。
洗濯機を故障させない重曹の正しい使い方
手洗いするには大きいものや、どうしても重曹と洗濯機を使用して洗濯したいという場合はどうしたらいいのでしょうか。
洗濯機で重曹を使う時の正しい使用方法
- いつものように水をためます(少しぬるま湯位の方がおすすめです)
- ・水(お湯)が20Lにつき、小さじ1杯ほどを目安に、少しずつ分けて重曹を入れます。
- お好みで柔軟効果のあるものを入れます。
- 水に溶けにくいので、お風呂の残り湯などでもいいので、少し温かめの方がお勧めです。
- 水を使用する場合は特に、2回以上すすぎましょう。
重曹が溶けていなければ、洗濯物を干して乾燥した時に服やタオルなどに粉が付いている事に気づく事がありますし、故障や詰まりを防ぐためにも、ちゃんとよく溶かす事を意識しましょう。
重曹で洗濯をすることの効果!洗濯機の故障に注意して洗濯を
重曹を使用するには注意が必要ですが、重曹が1つあると色々メリットもあります。
洗濯機で重曹をつかう時のメリット
炭酸水素ナトリウムの略である重曹ですが、色々なお掃除にも使える粉
成分は石けんのように弱アルカリ性で、酸の成分を中和する事ができます。
汚れを落とす効果もあります。
重曹は石鹸と同じ成分で人にやさしい
重曹は成分が石けんと同じですし、天然由来ですので洗剤よりも人や地球環境にも優しいです。
肌が弱い人や、お子様がまだ小さいうちは重曹の方が安心して使用できます。
重曹には消臭効果がある
重曹は酸を中和したり汚れを落としたりする効果の他に、消臭効果もあります。
市販の洗剤を使用して掃除すると、塩素系の独特の臭いがあり苦手な人は多いです。
洗濯機の洗濯槽の臭いにも効果があります。
重曹は普段から様々なところに使用できる
洗濯槽の掃除を重曹でやる事も可能です。
他にも、キッチンに使用しても肌荒れの心配が少なく消臭効果もあり、キレイにしてくれます。
窓など色々な所に使用できますが、素材によっては避けた方がいいものもありますし、故障の原因にならないように使用方法の記載を参考にして使用しましょう。
重曹を洗濯に使うことのメリット
重曹のメリットはたくさんありますが、洗濯をする際に対してのメリットもたくさんあります。
重曹を使って洗濯するメリット
皮脂汚れを落としてくれる効果がある
弱アルカリ性の重曹は、衣服などの汚れの原因にもなる皮脂汚れに効果があります。
殺菌や消臭効果
衣服などの臭いや、生乾きの雑菌が増えてしまう事を抑える効果がありますので、部屋干しにも向いています。
重曹はシミを落としてくれる漂白効果がある
黄ばみやシミを落としてくれる効果もあり、漂白剤が必要がありません。
天然由来成分なので肌にも優しい
肌が弱い人や小さいお子様がいても、天然の優しい成分ですので安心です。
肌が弱い人は重曹を触る時や手洗いする時はゴム手袋を着用しましょう。
洗濯槽の掃除をしてくれ菌も防いでくれる
普段使用している洗剤や柔軟剤が溶け残ったりして、洗濯槽が汚れカビの原因になっています。
重曹を洗濯に使用すると洗濯槽の中のカビ予防や、菌が繁殖を抑える効果もあります。
重曹を洗濯に使うことのデメリット
メリットがある反面、デメリットもあります。
重曹を使って洗濯するデメリット
きちんと使用しないと重曹は水に溶けにくい
水になかなか溶けない重曹ですので、水で普通に使用しようとすると溶けきれずに衣類に粉のまま付着してしまったり、詰まりの原因になったり、洗濯機が故障してしまう事もあります。
重曹が使えない洗濯機がある
ドラム型は特に、重曹などの水に溶けにくい粉を禁止しているものが多いです。
通常の洗濯機でも詰まりや故障の原因にもなりかねません。
洗濯機で重曹を使用するなら30度から40度ほどのぬるま湯を、お風呂の残り湯でもいいのでお勧めします。
素材によっては使用できない
麻やジュートなど、使用できない素材がありますので注意しましょう。
洗剤と比較して、重曹単体だけだと洗浄力が落ちてしまう
洗濯用として市販されている洗剤は、衣類の汚れがよく落ちるようにアルカリ性が高いです。
アルカリウオッシュは、重曹よりも水に溶けやすく、こちらも衣類の汚れなどをキレイにしてくれる効果もあります。
皮脂や血液汚れに強いので、アルカリウオッシュに重曹を少し入れる方法でもいいでしょう。
少し浸け置きすると汚れも更に落ちやすくなるようです。
重曹にも掃除用や食用がありますが、洗濯には掃除用を使いましょう。