シールがついて剥がれないことありますよね。剥がし方はシールによってや、付けた素材によっても異なります。今回は木に貼り付いたシールの剥がし方について紹介をしていきます。
シールの剥がし方についても、いろいろな方法があるので、シールが付いた場所によって剥がし方を選んでみてください。
また剥がした後のベタベタや、ちょっとした剥がし残しに効果的なグッズもお教えします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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木に付いたシールの剥がし方、油分で除去する方法
ハンドクリームを使ってシールを剥がす方法
幼稚園児くらいの小さな子どもは、シールが大好きな子が多いですよね。
私の周りを見ても、自分の子どもやその友達も、みんなシールが大好きです。
これは、単に好みの問題ではなく、シール貼りという作業が不器用な子どもであってもやりやすい作業で、しかもシールを目的のところに貼ったという達成感が得られやすいことから子どもにはシール好きが多いと言われています。
子どもがシール貼りを楽しそうにやっているところに親が止めるのは気が引けてしまい、好きなようにシールを貼らせているという方もいるのではないでしょうか。
でも、このシール、貼るのは簡単でも剥がすのは容易ではありません。
場所によってはシールを剥がす時に跡が残って汚くなってしまうこともあります。
特に、木製の物に付いたシールは、シールの跡が残りやすく、綺麗に剥がすことが難しい。
このような場所に付いたシールを綺麗に剥がす時に、効果的な裏技があります。
それは、”ハンドクリーム”を使うことです。
ハンドクリームは、よく手に塗り込んで使う物です。
ハンドクリームを常備しているという人も多いのではないでしょうか。
ハンドクリームには、油分が含まれています。
この油分が、シールの粘着成分に働きかけ、粘着力を弱めてくれるという仕組みです。
剥がせないシールの上からハンドクリームを薄く塗り、30分ほど放置し浸透させてからティッシュで拭き取ります。
ただし、木の素材などによっては、ハンドクリームを塗ることで変色してしまうということもありますので、この方法を行う前に目立たないところでテストしてからにしましょう。
木製の食器のシールは中性洗剤や酢を使った剥がし方がオススメ
酢の酸がシールの粘着を弱める
お子さん用の食器で、自然の木の風合いを活かした食器を愛用しているという方もいるでしょう。
木の食器に、好きなキャラクターシールをペタペタ貼ってしまうということも子どものあるあるですよね。
木製の食器に付いたシールは、無理に剥がそうとすると、粘着部分だけがベトベトした状態で残ってしまい、食べるために使う食器としてはあまり使いたくないですよね。
食器なので、ハンドクリームなども衛生面を考えると使用したくはありません。
こんな時には、「お酢」が活躍します。
酢に含まれている”酸”が、シールの粘着成分をゆるめてくれます。
使う時には、お酢は水で薄め、ティッシュに染み込ませます。
そのティッシュをシールの部分に置き、乾燥しないように上からラップをかけて30分ほど置いてから、シールを剥がしてみましょう。
するっと綺麗に剥がれやすくなるので、木製の食器にはお酢を使った方法がおすすめです。
また、食器洗い用の中性洗剤にも同じような効果がありますので、お子さんの年齢によって使い分けてください。
木についたシール!特別何も使わずにできる剥がし方
お湯にシールを漬ける裏技
物にガッチリと付いて剥がせないシールを取ろうと、あらゆる方法で試してみても疲れるだけでなかなか綺麗に剥がすことができないこともあります。
シールを剥がす時に、剥がすための”方法”を調べる人がほとんどだと思います。
でも、剥がす方法がなくても綺麗に剥がれてくれるという便利な裏技があります。
それは、お湯に漬けるということです。
お湯に漬けることで、粘着部分がふやけて表面から剥がしやすくなります。
でもこの方法は、お湯につけたシールが乾いた状態がベストです。
紙が濡れた状態だと、水で弱くなった紙が途中で破れてしまって綺麗に剥がすことが難しくなります。
そのため、お湯につけたら一晩置き、シールが乾燥した状態で剥がすということがポイントです。
買ってきたばかりの木の食器に付いている商品ラベルも、この方法で綺麗に剥がしやすくなります。
少しだけ残ってしまったシールやベタベタの剥がし方について
消しゴムとガムテープでベトベトを解消
あらゆる裏技を駆使して、綺麗にシールは剥がせて解決!とは簡単に行きません。
シール自体は剥がせても、粘着部分のベタベタが木製の物には特に残りやすいので、ベタベタを取り除くということが必要です。
一見綺麗になっているように見えても、触ってみるとベタベタしていることがあるので、シール剥がしは本当に厄介ですよね。
でも、このしつこいベタベタも、どの家にも1つはある”消しゴム”と”ガムテープ”で解決できます。
「敵を欺(あざむ)く前に、まず味方から」ということわざがありますが、テープの粘着という敵には、同じテープの粘着で対抗します。
まず、ベトベトしているテープ跡の上から、ガムテームの粘着部分を上からポンポンと叩きこむようにします。
すると、ベトベトしていた部分がガムテームに吸着してくれます。
仕上げに、消しゴムでベトベト部分をゴシゴシと擦ることで、粘着部分が消しゴムで絡め取られて、表面のベトベトがなくなります。
粘りの強いシールなら温めて剥がす方法も効果的です
ドライヤーの熱を使ってシールを剥がす
シールは、あらゆる素材にくっつく物ですよね。
その仕組みは、粘着剤がシールの裏側にあるためです。
そして、物にくっつくことで、この粘着成分が物の凹凸の隙間に入り込むため、高い粘着力になるのです。
シールはお湯でふやけるということをご紹介しましたが、粘着成分は熱に弱いという性質があります。
そのため、なかなか剥がれないシールには、ドライヤーの熱を使うと綺麗に剥がれることがあります。
特に、ガラスなどに付いたシールは、最後まで綺麗に剥がすことが難しく、跡が残ってしまうことも多いですよね。
シールの上からドライヤーを当てて熱を加えることで、粘着成分を緩めるため、綺麗に剥がれやすいのです。
シールだけではなく、例えばダンボールを梱包するガムテープでもこの方法が使えます。
ガムテープの上からドライヤーを当てることで、ダンボールにテープ跡が残らず、綺麗にガムテープを剥がすことができます。