犬が噛む!本気噛みの原因と予防法・やめさせ方と飼い主の心構え

飼っている犬が本気で人を噛む「噛み癖」に頭を悩ませている飼い主さんもいますよね。
本気で噛みつかれてしまうとものすごく痛いですし、怪我をしてしまうこともあります。

犬に本気噛みをやめさせるには一体どうすれば良いのでしょうか。予防法やしつけについて教えて!

そこで今回は、本気で噛む犬に噛むことをやめさせる方法と噛む理由、予防方法についてお伝えします!

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犬が本気で噛むときに考えられる原因

まず、犬が本気で噛むことと甘噛みとの違いです。

甘噛みは、犬が加減をして噛んでいるとわかるような噛み方です。
噛まれた方も、そこまで痛みは感じません。

理由も甘えたい気持ちを表現したり、歯の生え変わり時期、遊びの延長ということが多いです。

本気の噛み方は、一度噛んだら離れないような噛み方です。
軽くても歯型がしっかり残り、場合によっては血が出るなど怪我をすることもあります。

犬が本気で噛むときの主な原因について

威嚇のためや、犬が危険を感じた

何らかの危険を感じて、相手を威嚇しようとするために本気で噛みます。
また、危険を感じて相手を倒すために噛むということもあります。

寂しさなどのストレス

飼い主とのスキンシップが不足していて、寂しいという気持ちなどのストレスを感じたときに本気で噛むことがあります。

留守番をする機会の多い犬は、特に注意をしてあげましょう。

かまってくれると勘違いしている

この理由は子犬の時期から、2歳までの犬に多くあります。
噛むと飼い主が喜んでいると、勘違いをしているのです。

噛まれても痛い!と言ったりするだけでは、叱られていることを理解出来ません。
反対に大きな声を出して喜んでいる、と勘違いをして噛むことが癖になってしまうのです。

犬が本気で噛むのにはこんな理由も!

他にも要求を聞いてくれると思い、伝えるために噛むという理由も考えられます。
今までに、本気で噛んだ後に自分の思っていた要求が満たされた経験があると、その経験をずっと覚えています。

なので、本気で噛めば自分の要求を満たしてもらえると、インプットされているのです。

しかし、噛んだからといって要求が満たされるということはないですよね。
きっとその経験は偶然なのです。

犬にも噛んでも要求が満たされることはないと理解させること、本気で噛むことがないようにしつける必要があります。

犬が今後、本気で噛まないようにするために、噛まれたときは大声を出したりするのではなく、冷静な対応を心がけます。

冷静に叱って、叱った後はしばらく犬をかまわないようにするなど、犬が嫌だと感じる行動をあえてします。

嫌がることをされることで、噛んでも何もいいことはない、噛んでも何も意味がないということを犬にわからせるのです。

犬が本気で噛むことを予防する方法はある?

犬が噛んだときの対処法として、今まで行ってきたことが、実は間違っていたということもあります。
今までの方法が正しかったのかということも踏まえて、見ていきましょう。

  • 遊び噛みは早めに直す
    生後6ヶ月までには、噛む癖を直すようにしましょう。
    成犬になっても噛む場合は、出来るだけ早くやめさせることです。
    遊びなら、と噛むことをそのままにしていたら、だんだん本気で噛むことにも繋がっていきます。
  • マズル(鼻先)を掴む
    しかし、効果がないだけでなく、犬にとってリスクもあります。
    マズルを掴むことを続けると、人の手自体を嫌がるようになり、撫でられることさえも拒むようになります。
    このようなことが続くと、マズルを掴もうとしたときに、威嚇をして本気で噛むことも起こってくるでしょう。
  • 一人遊びばかりさせない
    一人遊びばかりだと、物への執着する気持ちが強くなります。
    飼い主が手を出したりしたときに、自分の物を取られないようにと攻撃的になることがあります。
    何も取らないよということを教えるためにも、飼い主も一緒におもちゃで遊ぶなど、犬に大丈夫だという認識を植え付けていきましょう。

犬の本気噛みをやめさせる方法

大切なことは、犬に噛まれても飼い主が大きな声を出したりせず、冷静な対応をすることです。

そこを踏まえた上で、本気で噛むということをやめさせる方法を順番に見ていきます。

  1. まず犬に噛まれたとき
    本気で噛まれると痛いですが、少し我慢をして驚いたり騒いだり、大きな声を出さないようにします。
    ここで飼い主が逃げてしまうと、犬が飼い主よりも優位に立っていると勘違いをして、今後のしつけや世話にも支障が出てきます。
    犬が自分の方が優位だと、思わないようにすることです。
  2. 冷静に正面から向き合う
    犬に噛まれたら、手を引き抜こうとするのではなく、犬の口に押し付けるようにします。
    犬は苦しくなるので、力加減には気を付けましょう。
    噛まれても全然痛くない、飼い主の方がずっと強いということを犬に示すのです。
  3. 強い口調で叱る
    犬に噛むことは良くないと、強い口調で叱ります。
    叱られたことで、噛むことがダメなことだと犬に理解させます。
  4. ケージに入れ、しばらく無視する
    噛んでも何も要求が満たされないし、いいこともない、反対に自分にとっては嫌なことが起こるということを認識させます。
    少し時間はかかるかもしれませんが、繰り返し行うことで必ず犬は覚えてくれます。

犬の噛み癖に対する飼い主の心構え

前提として、噛み癖以外でもきちんとしつけが出来ていないのは、飼い主の甘やかしに原因があります。

しつけは犬が迷惑行為をして、トラブルに巻き込まれないためにも、犬を守るために行うことでもあるのです。

なのできちんとしつけが出来るためにも、主従関係は徹底する必要があります。
少しでも飼い主を下に見ると、途端に言うことを聞かなくなります。

犬にしつけをするときは、甘えを与えず毅然とした態度で行いましょう。

噛み癖もしつけ不足や、主従関係の乱れによって引き起こされています。

一度噛み癖がついてしまったら、直すことは大変です。
最初から噛むことは良くないと教えて、噛むことがあったときは甘やかさずに厳しくしつけることも、時には大切なことです。

遊ぶときは遊ぶ、しつけるときはしつけるとメリハリをつけて過ごしていきましょう。