免許を返納する高齢者が増えてきていますが、免許を若者が返納することも可能なのでしょうか?
実は免許返納は年齢に関係なく行うことができます。しかし免許を返納することで受けられる特典については自治体によっても違いがあり、その制限が設けられている場合も少なくはありません。
若者が免許を返納することができても、年齢制限によって特典が受けられない場合もあるので、特典を重視しての免許返納には注意が必要です。
今は必要がないと感じていても、今後のこともよく考えて返納するかどうかを決めてくださいね。
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若者も免許を返納することが可能です!免許返納方法について
「運転免許の返納」は、主に高齢者が交通事故のリスクを減らすためのひとつの方法として、行われています。
若者の免許返納が多いのも事実
特に都会などの交通機関の優れている環境に住んでいる若者は、免許を取ったものの不要になるケースが多いのです。
このように様々な面で注目されている「免許返納」ですが、基本的には免許取得後であれば年齢に関わらず返納申請をすることが可能で、若者でも免許を返納することはできます。
免許返納の方法
「本人による返納」と「代理による返納」の2つ。
本人の場合
本人によって返納の手続き場合は、基本的に運転免許試験場で手続きを行うことができ、多くは運転免許証を持っていけば手続きを行うことができます。
ただ、お住まいの地域によっては手続きの方法や場所、必要なものが変わる場合がありますので、返納手続きをする場合には事前に確認しておくようにしましょう。
代理の場合
一方で、自分が手続きに行くことが難しい場合には、代理人に返納の手続きをして貰うことができます。
ただ、代理人による返納手続きの場合には必要になる書類が変わってくるため、不備のないように注意が必要です。
若者でも受けられる?様々な免許返納特典
運転免許を返納すると「免許返納特典」を得ることができますが、これは基本的に年齢に問わず受けることができ、若者でも受けることができます。
ただ、特典を受けるためには様々な条件があり、主には「運転経歴証明書」という免許を返納した際に発行して貰える証明書が必要となります。
また、その他にも「地域」や「受ける特典」によっては、在住地域や年齢の指定、免許返納からの期限を指定されているなど様々な条件があり、免許を返納したからといって必ず特典を受けられるというわけではありませんので注意が必要です。
若者が免許を返納するメリット、デメリット
車を乗る機会が少ないと免許の返納を考えますが、免許の返納にはメリットとデメリットがあります。
そこでどんなメリットやデメリットがあるのかご紹介していきたいと思います。
返納のメリット
免許返納特典を受けられる
免許返納の最大のメリットは運転経歴証明書を提示することで免許返納特典を受けられることです。
また、免許返納特典には様々なものがあり、主にはタクシー料金の割引やバス乗車料金の割引、引越し料金の割引などの特典があります。
ただこの特典は前述したように、地域や受ける特典によっては受けられないケースもありますので注意が必要です。
返納のデメリット
車を運転できなくなる
当然ながら免許を返納すればその後運転をすることができません。
万が一、職場が転勤になり車が必要となった場合、免許がなければ色々な面で苦労することになってしまいます。
「絶対に転勤が無い!」という場合でも、もしかすると仕事のこと以外で車が必要になる可能性もゼロではないのです。
免許を返納した若者は運転経歴証明書で身分証明が可能
免許を持っている場合には「運転免許証」が自分の身分証名証のひとつになりますが、免許の返納後は免許返納によって発行して貰える「運転経歴証明書」が自分の身分証明証のひとつとなります。
返納後の運転経歴証明書の発行には「手続き」が必要
まず初めに手続きを行える場所は基本的にはお住まいの地域の管轄の「警察署」や「運転免許試験場」など行うことができます。
ただ、手続きを行える時間には限りがあり、こちらも基本的には「平日のみ」の受付となっています。
一方で地域によっては、休日も受付をしている場合がありますので、仕事等の事情で平日に行くのは難しいという場合は一度相談してみると良いでしょう。
運転経歴証明書の交付時間
交付時間は手続きを行う場所によって異なり、場合によっては2週間以上の期間を要するケースがあります。
即日発行を希望する方は、運転免許試験場や免許センターで手続きを行うようにしましょう。
最後に手続きを行う際には「経歴証明書の発行申請書」と「自分の住所や氏名生年月日が分かるもの」「印鑑」と「申請用の写真」が必要となります。
経歴証明書の発行申請書は各手続き場所に置いてありますので、そちらで記入を済ませて、提出するようにしましょう。
若者の免許返納はその後のこともよく考えて行いましょう
これまで免許返納についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
若者の免許返納には大きなリスクがあるのが現実です。再度免許を取得する際に必要となる数十万円の費用がかかりますし、免許を取得するために教習所に通う時間も必要です。
一人暮らしをしている場合には、これらの費用や時間を作ることはそう簡単ではないはずです。
また、免許の返納後生活する上で車が必要になった場合のことも考えてみて下さい。
免許の返納は、これからの人生まだ何があるかわからない若者にとって、返納によって受けられる特典以上のメリットはあるでしょうか。
特典も必ず受けられるとは限らないこと、年齢の制限に引っかかってしまえば免許を返納しても受けられない場合があることをしっかりと理解しておくことも大切です。
免許は言ってしまえば、持ってさえいれば運転はすることができます。
目先の特典にとらわれず、よく考えて決断して下さいね。