セキセイインコの飼い方!つがいで飼う場合のお世話の方法

セキセイインコは鳥の中でもペットとして一番人気があり、人間にもなつきやすくおしゃべりが上手なところも魅力です。
セキセイインコが大好きで、つがいで飼ってヒナを繁殖させたいと考える方もいると思います。
そこで、セキセイインコをつがいで飼う場合の注意点や、飼い方のコツをご紹介します。
また、ヒナのお世話の仕方についてもご説明していきます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

メダカの種類を混ぜる育て方を楽しむコツや気をつけたい注意点

メダカの種類を混ぜるといろんなメダカが居るので、観察していて楽しいと思われる方もいるでしょう。メダカ...

塾に行かないでも勉強が出来る子塾に行かないと勉強が出来ない子

塾に行かないで勉強が出来る子と、出来ない子は何が違うのでしょうか?同じ時間、学校で授業を受けているの...

洗面台の排水口に落とし物をしたときの取り出し方や対処法とは

洗面台の排水口に落とし物をしてしまい、取り出し方に困っているあなた。洗面台の排水口に落とし物...

灯油ストーブの灯油をこぼした時の注意点と対策・事故に注意を!

ストーブに灯油を入れようとしていたときや灯油を運んでいるとき、うっかりして灯油をこぼした経験がある人...

水泳選手コースのやめ時に悩んでいるご家庭へアドバイス

水泳教室に通わせているご家庭の1つの目標となっているのが、選手コースではないでしょうか。選手...

鉄フライパンの基本の洗い方と長く使うための正しいお手入れ方法

料理好きな方の中にも愛用者の多い鉄フライパンですが、初めて鉄フライパンを使うという時には、普段のお手...

雨戸の戸袋の修理方法は?DIYもできるがプロに頼んだ方が安心

雨戸を収納する戸袋がサビや腐食で傷んでしまい、修理が必要になることがあります。自分で修理され...

コミュニケーション能力の低い旦那との接し方や過ごし方

旦那さんのコミュニケーション能力は低いと思っている奥さんが多いようです。なぜ、こんなにもわからないの...

ミニトマトの葉っぱに出る白い点の原因!うどんこ病対策

家庭菜園でミニトマトを作っている方はとても多いですよね。初めて家庭菜園をするという方にも人気の野菜で...

インコの鳴き方がおかしいのはなぜ?鳴き方から見るサイン

インコの鳴き方がおかしいと、もしかして病気?何を訴えてるの?と心配になります。インコはとても...

猫との引っ越しで長距離移動する場合の移動手段と注意点

ペットで猫を飼っている方も多いと思いますが、猫を飼っている家庭で悩むのが引っ越しの時です。猫...

読書に集中したいなら音楽が効果的?音楽による相乗効果とは

「読書により集中したいなら、音楽を聴きながら読書をすると良い」という噂。音楽は逆に邪魔なのでは?...

ポーチの中身で女子力がわかっちゃう!?必須アイテムをご紹介

ポーチの中身で女子力がわかる!?かわいいカバンの中身がグチャグチャなのは許せない!かわい...

トンネルが怖い理由と対処法!運転するときのポイント

トンネルが怖いという人は多いのではないでしょうか。では、どうしてトンネルを怖いと感じるのでし...

中3で勉強がやる気が出ない時の対策とやる気を出させるコツ

中3といえばもう受験勉強真っ只中。受験に向けてやる気を出させないといけないのに、子供を見ると全く...

スポンサーリンク

セキセイインコのつがいの飼い方、繁殖させた後のことをイメージ

セキセイインコは一度の産卵で平均4~6個の卵を産みますので、雛もそれだけの数になると考えてください。繁殖させたいと簡単に考えてしまっては大変なことになります。

セキセイインコは環境さえ整っていれば繁殖は難しくありません。特に飼われているセキセイインコには外敵もいなければ、年中暖かい環境で栄養状態も良いため、発情しやすい状態にあります。ペットのセキセイインコは発情を抑えることの方が難しいくらいです。
セキセイインコの繁殖は、雛が孵ったあとのこともよく考えてからにしてください。

増えたセキセイインコを飼うことができるのか?

又は引き取り手を確保してからにしなければいけません。
雛を育てる環境を整え、そのためのスペースも用意しなければなりません。繁殖した後のこともしっかり考えてからにしましょう。

セキセイインコのオスとメスの判別は難しい

セキセイインコは、雛のうちにオスとメスを判別するのは難しいです。生後半年位になると性別を見分けるろう膜に特徴が出てきたり、発情行動を始めるため性別がわかってきますが、それまではあやふやなままです。雛のうちは名前をつけるのも難しくなりますから、オスとメスどちらでも良い名前にした方が良さそうです。ピーコと名付けたのにオスだったという話はよく耳にします。
雛のうちでも特徴があると言われていますが、ハッキリと判別するのは獣医でも難しいようです。

セキセイインコの性別の特徴

判別基準はセキセイインコの種類によっても違います。成鳥になったときに鼻の部分であるろう膜の色で見分ける方法が一般的です。
ノーマルやオパーリン、パイドはオスはろう膜が青色になり、メスは白っぽいピンク色になります。メスは発情したらろう膜が茶色になり、カサカサになってきます。

アルビノ、ルチノー、ハルクインの種類はろう膜の色もちょっとわかりにくくなります。オスは紫がかったピンク、メスはほんのりとピンクっぽい白か青みを帯びた白になります。また個体によっては色があまり出ない場合もあります。

セキセイインコのつがいの飼い方、発情期の特徴

セキセイインコは生後半年くらいから発情による行動が見られ始めます。オスの場合なら吐き戻しという行動が多く見られます。ブランコの鏡やお気に入りのオモチャを相手に、一度食べたご飯を口から出したり戻したりします。メスのインコが一緒にいる場合は、メスに対して行います。
お尻をこすりつけるコもいます。メスと交尾をしているように、飼い主やオモチャ、止まり木などに尾を左右に振ってお尻をスリスリ始めます。

メスの方はろう膜の色が変わってきます。これまで白っぽかったりピンク色だったろう膜が茶色に変わってきます。発情が増してくるとろう膜はカサカサになったり、盛り上がってくることもあります。
また、巣を作る行動も始めます。紙や木をかじり出したり、狭くて暗い部分に興味を示し、中に潜り込もうとします。背中をそらせるポーズを取り始めます。
メスのろう膜の色は発情がおさまると色が白っぽくなり、発情しだすとまた茶色に変わってきます。

セキセイインコのつがいの飼い方、産卵の兆候は

セキセイインコを繁殖させたいときは、ケージの中に巣箱をセットしてあげてください。いつ卵ができてもいいように、産卵をして雛を育てる環境を事前に整えておきます。温度管理にも気をつけてください。

セキセイインコは寒さにもある程度は強いですが、発情や産卵のときはそれに適した温度が必要です

寒いと産卵がうまくいかず、卵が詰まって命を落としてしまうことになりかねません。雛を育てるのに丁度よいような暖かさを一定に保つようにしてください。

発情の行動が見られたら、卵ができていないかどうか気を配るようにしてください。卵ができたらメスのお尻のあたりが少しふっくらとします。

卵があると気がついたら割とすぐに産卵をすると思ってください

気づいたら卵があった、ということも多いです。
まだ若い場合や個体によっては産卵がスムーズにいかないこともあります。卵詰まりを起こしてインコが命を落とすことも少なくありません。お腹に卵があるのになかなか産まない、または元気がなくなってきたなど様子に変化が見られたらすぐに獣医にみてもらってください。

巣箱から出てこなくなったり、オスが頻繁に巣箱の中に出入りするようになったら卵を温めているか雛がかえっています。気になると思いますが、あまり様子を見るようなことはしないで、そっと見守ってあげるだけにしてください。あとはセキセイインコに任せるようにしましょう。

セキセイインコのヒナのお世話の仕方

雛がかえったら親がエサを与えたり面倒をみますが、手乗りにしたい場合はある程度になったら巣箱から出して、飼い主がお世話をするようにします。卵からかえったばかりの雛は羽毛がなく目もあいていません。1週間くらいで目が開き、その後、産毛が生え始めます。ペットショップにいる雛くらいになったら親から引き離して世話を始めると良いです。

雛用にプラスチックケースを用意してください。底にはおがくずやティッシュを細かくちぎったものを敷きます。温度は26~28度くらいに保つようにしてください。

セキセイインコは雛のうちは親鳥のようなご飯は食べることができません

雛用にパウダーフードが販売されています。親鳥が雛に吐き戻してエサを与えているところを想像してみてください。あのような状況を作ってあげますので、パウダーフードにお湯を加えて適度なゆるさにのばしたら、スプーンなどを使って雛に食べさせます。親鳥の吐き戻しも体温くらいに温かいので、冷たいと食べてくれません。熱すぎるとやけどをしてしまいますので、温度には気をつけてください。2~3時間おきに1日5~6回、与えます。

雛が少し大きくなってきたら、プラスチックケースの中に粟の穂や親鳥と同じご飯をセットしてみてください。興味を示してついばみはじめ、徐々に食べるようになります。様子をみてパウダーフードから普通のエサに切り替えをします。
雛の羽がある程度生え揃い、行動も活発になってきたらカゴに移してください。止まり木から落ちて怪我をしないように、最初のうちは止まり木は低いところにセットし、底にはキッチンペーパーを厚めに敷いて、落ちてもいいようにクッション性を持たせてください。タオルだと爪が引っかかってしまい、怪我の原因になることもあります。

セキセイインコは発情しやすく、繁殖もそう難しくはありません。安心して産卵できるような環境を整えてあげてください。
セキセイインコには発情をしすぎることでかかっています病気も多くあります。繁殖が終わったら、必要以上に発情させないようにも気をつけてくださいね。