テニスのグリップテープは厚手のほうがいい?もし、テニスをしていて力が思うように伝えられていないという人はグリップテープの厚さを見直してみるといいでしょう。
グリップのちょうどよい太さは人によって違いますが、握ってみて適正な幅というものがあるようです。
自分に合ったグリップの太さやテープの選び方を紹介します。
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テニスのグリップテープの厚手の特徴
テニスラケットのグリップ部分に巻いてあるグリップテープには、いくつかの種類があります。それぞれ、グリップを掴んだ時の感触が異なる以外にも、薄手や厚手と言った違いもあります。購入時に巻かれているアンダーグリップに関しては、初心者のうちは貼り替えることは稀であるのに対して、その上から巻くオーバーグリップは、選ぶ種類によっては頻繁に巻き直す必要があります。
テニスラケットにグリップテープを巻く理由とは
元々巻かれているテープの上から、さらにグリップテープを巻く理由としては、主に手に汗をかいた状態で握っても滑りにくく、ラケット使ってボールをコントロールしやすくなるようにとの目的で使われます。
グリップテープは握った時の感触を良くするだけでなく、テープを巻くことでグリップを自分の握りやすい太さに調整するという役割もあります。
実際にテニスラケットのグリップを握ってみて、もう少し太くしたい場合は、厚手のグリップテープを巻くことで、自分好みに仕上げることができます。
テニスのグリップテープの厚手が向いている人
グリップテープとは、テニスラケットの上から巻くことによって、手とグリップの一体感を高めてより良いパフォーマンスができるようにとの考えから生み出されたアイテムです。しかし、たとえグリップテープを巻いたとしても、肝心なグリップの太さと手の大きさが合っていないようでは、その効果は半減してしまうのです。
厚手のグリップテープを使うべきケース
このような状態ではいくら練習を重ねても、肝心な時にグリップがしっかりと固定されずに、打球がブレてしまうため、思い通りの球を打ち返せない原因にもなります。
グリップテープは厚手にしすぎてもいけません
テニスのグリップテープを厚手にすることによる弊害も
確かに、厚手のグリップテープを巻くことによって、グリップが手の中で不用意に動いてしまうのを防ぐことができますので、安定感の向上にはつながるでしょう。しかし、グリップが太くなるということは、それだけ手首が自由に動く範囲が狭まることになりますので、繊細なネット際のプレーを得意とする人にとっては、今までよりもラケットがコントロールしにくくなったと感じる原因にもなるのです。
また、打球を打つ際にラケットの面がブレてしまうの防ぐ目的で厚手のグリップテープを巻いたとしても、それが必ずしも問題の解決にはつながりませんので、むしろ自分に合ったラケットへの買い換えを検討されることをおすすめします。
テニスのグリップテープは握り心地で選びましょう
テニスラケットを自分好みのグリップ感に仕上げる重要性
握り心地の元となるアンダーグリップは、手に打球の感触が伝わるようにするのか、反対に打った時の衝撃を和らげたいのかで、好みのタイプを選ぶことになります。こちらは頻繁に交換するものではない代わりに、自分で容易に貼り替えることができないため、スポーツショップなどに依頼する必要があります。
一方、アンダーグリップの上から巻くオーバーグリップはと言うと、こちらは実際の握りやすさだけでなく、主に「手に汗をたくさんかく体質かどうか?」で選ぶことになります。
手に汗をたくさんかく人は、ドライ系と呼ばれるグリップテープを使用します。文字通りテープが汗を吸ってグリップ部分を乾かしてくれるという特性があります。
反対に、手に汗をあまりかかない人は、ソフトな柔らかさのあるウェット系のグリップテープが適しています。
どちらにしても、オーバーグリップに関しては、汚れたり汗を吸ったりした段階で貼替えを行うことになります。
自分に合ったグリップテープを見つけるポイント
どのタイプのグリップテープを選ぶかは、その人の好みやプレースタイルによって違ってきますので、こうしたほうが良いと一概には言えませんが、グリップを握った時の感触を重要視する方が圧倒的に多いようです。
テニスを長年続けている方の中にも、手の平に吸い付くような柔らかい感覚を求める方もいれば、しっかりとした打球の衝撃を感じたいという方もいますので、本当にここは好みの問題と言わざるを得ないでしょう。