魚のヒレの役割。ついている場所や目的によって役立つヒレ

魚のヒレの役割についてご説明いたします。

魚が持つヒレの種類や役割、機能しているから存在するのがヒレです。

魚が持つ5種類のヒレと、その役割について詳しくご説明いたします。

また、住んでいる環境によってヒレの役割と泳ぎ方に違いがあります。

魚のヒレを知れば、魚に親近感が湧いてきます。
魚のヒレについて、ご覧ください。

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魚のヒレには重要な役割がある大切な部位

旦那の趣味で魚を飼っていて、まだ小さな子供が興味を示し何かと質問してくる時、魚について全くの無頓着であなたはどう説明してよいか困ってしまいませんか。
「子供の不思議」と同時に自分も改めて考えてみると、不思議に思ってしまうことはたくさんあるでしょう。

今回は魚のヒレについての不思議を解決していきましょう。

魚のヒレは5つある

魚のヒレというと魚の背中部分の一番大きなヒレを想像する方が多いですが、魚のヒレは全部で5つあります。

  1. 背びれ
  2. 尾びれ
  3. 腹びれ
  4. 胸びれ
  5. 臀びれ(しりびれ)

尾びれは魚の種類により形が異なり、姿が似ていて見分けにくい魚は尾びれで見分けます。
また尾びれの形によって、魚がどのような暮らしをしているかだいたい判断できます。

魚のヒレは水の中で生活するために、それぞれの役割があります。

多くの魚が持つ背びれ。魚にとっての背びれの役割とは

どんな役割があるのか、詳しく説明します。

魚の背びれの役割

  • 背びれを使って姿勢を垂直に安定させることができる。
  • 泳いでいる時や停止している時でも背びれを使って方向転換します。
  • 魚の種類によっては背びれは1~2枚と異なり、尾びれと繋がっているものもいます。
  • 背びれに毒を持ち身を守るものもがいます。
  • 繁殖行動をする時に背ビレを大きく広げ、アピール行動としてその時に色や模様をつけるものがいます。

魚として背びれの最も重要な役割は、安定して泳ぐことができること

背びれがないとバランス感覚を大きく失ってしまいます。
病気になっって弱った魚が横倒しになるのは、この背びれの力が失われてしまうからです。

また背びれがあることで、尾びれの役割を大きく助けることができるのです。
背びれがあってこそ、尾びれで行う推進力を高めることができます。

サメの背びれは高級料理で知られる「フカヒレ」です。

魚のヒレについて。胸鰭や腹鰭の役割について

胸ビレと腹ビレについて詳しく説明します。

魚の胸ビレの役割

胸ビレは4足動物で言う前足の役割を果たします。
しかし、魚のヒレには筋(鰭条きじょう)がありますが、それは指ではありませんので動物の前足のどの部分に相当するかはわかっていません。

泳ぐ時に前進する時によく使われます。

魚の腹ビレの役割

腹ビレは4足動物で言うと後ろ足の役割を果たしてくれます。
奥深くにもぐったり海面に近づいたり上下する時のブレーキをする場所です。

海にいる魚のヒレの動きは見れるものではありません。
鑑賞用として家庭で飼われる魚の中でも最も鑑賞しやすいのが金魚です。金魚のヒレは大きくヒラヒラしているので動きがわかりやすく見えます。

魚のヒレは泳ぐためとバランスを取るための役割がある

魚のヒレの形は種類によって異なります。
一般的な魚のイメージは、ヒレを使いながら体の半分から後ろ側を左右に動かしながら泳いでいるということです。
しかし、それぞれの暮らしや生き方にあったように発達しているため、このように泳ぐ魚ばかりではありません。

トビウオですと敵から身を守れるよう、海面から飛び跳ねることができますが、それは胸びれが発達しているためです。

魚の中でも早いスポードで泳ぐマグロ、カツオ、ブリなどは体を揺らすことなく尾ビレのみ動かして泳ぎます。
そして尾ビレの特徴は細い三日月の形なのが特徴です。

また、ヒラメやカレイなど体を波打って泳ぐ魚は一回に尾ビレの動きでより大きな力を出せるように扇形をしています。

魚のヒレは全部で5つありますが、どれか1つでもかけると遊泳能力を大幅に低下させる原因になる

それぞれのヒレの役割の大小はありますが全て大切な魚のパーツなのです。

魚のヒレの形でその生態や暮らしを知ることができてとても楽しいです。
大人は当たり前のように魚に接しているけれど、子供の純粋な心(不思議によって)で改めて知識を得られることもできます。

尾ひれ背鰭の雑学

尾びれは基本的に早く泳ぐためにあるもので、魚によって別れているもの(二叉形)とくっついているものがいて、それによって泳ぎが得意じゃそうでないかは判断できます。
特に二叉形の尾びれを持つ魚は泳ぎがとても得意で泳ぐ速さも早くなります。

円形の尾びれを持つ魚はあまり泳ぐのが得意ではない

この得意不得意によっても移動距離や住む場所など生活スタイルが異なります。
魚は興味ない人にとってはヒレがいくつあるか、どんな役割があるのか、どんな暮らしをしているのか、どうでも良いかもしれません。
栄養があるから子供に焼き魚を食べさせようと思ったり、観賞用の魚を見ては綺麗だな、くらいの乾燥でしょう。

しかし魚の不思議を紐解いていくと、魚がこのような暮らしだから魚の身にもこのような特徴があるのかと関心するほどです。
また魚がその暮らしの伴って同じヒレでは発達している部分が異なり、それにより動きの微妙な違いもでてくるのです。

魚の不思議は知れば知るほど楽しいですよ。
子供の不思議と一緒に不思議を解決して楽しみましょう。