中学と高校の教師の違いは?両方の資格があれば就職には有利

中学と高校の教師では、どんな違いがあるのか。
これから教員免許取得を目指す学生にとっては、気になる1つではないでしょうか。

当然ながら、中学と高校とでは教える年代が違いますが、ただ単に年代が違うだけではありません。そこには中学と高校ならではの違いがあります。

免許状の違いから指導内容の違いまで、詳しくご紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

幼稚園の先生に記念アルバムを贈る場合のアイディアとポイント

お世話になった幼稚園の先生に記念品として卒園アルバムを贈ることもありますね。園によっては、ア...

シチューが玉ねぎなしでも美味しく出来るアイテムや代用品とは

シチューを作ろうと思ってたら、玉ねぎを買い忘れちゃった。玉ねぎなしでも美味しく作れるか心配、...

トイレの便座についた汚れをきれいに落とす掃除方法を教えます

トイレの掃除をしている時に気づいた便座の裏の汚れ。男の子がいる家庭だと黄ばみがついているのではないで...

傘が盗まれたと警察に通報しても無駄?警察が動かないワケ

傘が盗まれた経験はあなたもあるのでは?お気に入りの傘でもビニール傘にしても、盗まれたとなると腹が立ち...

クッキーは簡単にバターなしでも美味しくサクサクに作れます

クッキーを作る時は基本的にバターが必要ですが、バターは値段も高いし溶かすのも面倒ですよね。そ...

オムライス作りでフライパンにくっつくのを防ぐ方法とコツ!

オムライス作りで一番難しいのが、フライパンからの返しです。どうしても卵がフライパンにくっつくこと...

天ぷらとフライの違いは何?特徴とおすすめの調理法

夕食のおかずに、お弁当の1品に揚げ物をよくするというご家庭も多いと思います。ボリュームもあり食べ...

週末のランチにおすすめ!簡単だけど家族も喜ぶ美味しいレシピ

週末のランチはなるべく簡単に短時間で作れるものがいいですよね。そして、後片付けもなるべく簡単に済...

朝食の献立を一週間かぶらないようにする方法やアイデアを紹介

朝食の献立を一週間考えるのは、大変ですよね。夜ご飯の献立だけでも大変なのに、朝食まで手が回らない!と...

発泡スチロール箱の使い道!定番から意外な使い道までご紹介

保冷が必要な商品を購入した際、立派な発泡スチロールの箱に入れられることがあります。綺麗で汚れ...

鮭が遡上するのはなぜ?鮭の一生から見る遡上の不思議

鮭は産卵のために生まれた河川を遡上しますが、もし子供から「なぜ鮭は生まれた川に必ず帰ってくるの?」と...

猫の体重を増やす方法とは?猫の食い付きを良くするエサの工夫

猫の体重が増えずに痩せていると、どうにかして体重を増やしてあげたいと思ってしまうものです。猫...

バナナを食べると子供に嬉しい効果が!食べる量の目安と栄養素

大人から子供まで、大好きな果物の一つにバナナがあります。バナナを食べると、私達の体に嬉しい効果をもた...

餃子をもっと美味しく!市販餃子をふっくらパリパリにする焼き方

市販の餃子を作る場合には、商品の裏に書いてある餃子の作り方を見て焼く方がほとんどだと思います。...

スポンジケーキに塗るシロップはやっぱり必要!美味しさアップ

手作りケーキを作る時に、レシピによってはスポンジケーキにシロップを塗る作り方と、塗らない作り方があり...

スポンサーリンク

中学と高校の教師では、修得単位数の違いがある

これから将来を決める方向性を考えている大学生の方々。中学生と高校生の教師では、どんな違いがあるのか、考えてみたことはありますか?どちらの方が自分の職業に向いているのか。その目安になるもの、違いを説明していきます。

中学と高校の先生になる為には、修得単位数の違いが出てきます。

教職に関する科目という単位を取る必要があるのですが、その単位が中学の教師では、31単位、高校の教師では、23単位と、中学の方が多く取得しなくてはいけないという違いが出てきています。

どうしてその違いが出てくるかというと、中学の科目では道徳の授業があること、教育実習ですが、高校より中学の方が長いので、このような単位の取得の違いが出てきます。

「それじゃ、高校の方が良いの?」と聞かれるとそうでもありません。「教科又は教職に関する科目」というものがあり、それに関しては、高校が16単位、中学が8単位になります。その理由は、高校の方がより専門的になるからです。

より専門的なものを求めており、教えていきたいのなら、高校の先生の方が良いのかもしれませんね。

中学と高校の違い、教師の学力も問われる

中学の先生。高校の先生。どちらになろうか迷っている。あなたの悩みの答えになるかどうかはわかりませんが、どちらにするのか、教師に問われる学力の違いという点から答えていきたいと思います。

中学は義務教育なのに対して、高校の方は、ある程度の学力を持った生徒が多いです。中学は基礎的な学力を持っている学生に対して、高校はよりレベルの高い学生が集まりやすいのが現実になります。

その分、高校の先生ともなると、一つの分野でより深い知識を求められてきます。その為、中学ではそんなに難しい質問が来ないのに対して、高校では、より専門的な質問が生徒から来る可能性がある、難易度が高いものになって来るのが現状です。

あなたは、一つの分野で高い学力を持っていますか?それとも、まんべんなく基礎的な知識を持っていますか?それによって、中学の先生にするのか、高校の先生にするのか、同じ「教える」という分野でも、進路が変わってくると思います。

中学と高校とでは、教える相手の年代でも違いがあるため指導内容もことなる

中学の先生になるのか、高校の先生になるのか、迷っています。当たり前といえば当たり前ですが、中学の先生、高校の先生となると、生徒の年齢の違いも出てきます。

年齢が違うとなると、幼稚さ、逆に大人っぽさも出てきます。中学生は「この前まで小学生だったんだな」という雰囲気があるでしょうし、高校生ともなると、「大学を意識しているのかな」と感じる生徒も出てきます。

中学生は思春期も人もいるので、その分、先生に対しても反抗してくる生徒もいそうです。その点、高校生は取扱が少しは楽になりかもしれません。

また、学業に対するやる気も違うかもしれません。中学はあくまでも義務教育なのに対して、高校は受験して合格した人たちが集まってきます。高校にもよりけりかもしれませんが、はっきりした目標(例えば、自分はこの大学に入るなど)を掲げて高校に入学してきている生徒もいるかもしれません。勉強に対する違いも中学と高校では出てきます。

大人に近い高校生と距離間を掴むは難しいが、思春期の中学生を相手にするのはもっと大変

教師という仕事ですが、高校でも中学でも、それぞれ辛さがあり、「どちらか簡単な方を選びたい」と思っている方は、難しい現実に直面すると思います。

中学の先生は相手が思春期の年齢なので、取扱が難しいと思います。友達に好きな人ができて、焦ってしまったり、家族の悩みも出てくるのがこの時期とも言えます。友人関係でも「中々うまくいかない」ともどかしさが問題行為として出てしまうこともあります。

中学の先生になるのは、そういう思春期の生徒を相手にしなくてはいけない点で大変さがつきものになります。

高校生ともなると、そういう難しさはなくなります。

先生になって間もない方でしたら、年齢も近いので、高校生との距離を掴むのも難しくなってくると思います。

中学と高校の教員免許の両方取得するメリット

中学と高校のどちらの教員になるのか迷っているのでしたら、教員免許を両方取得するという選択肢もあります。

中学と高校、両方の教員免許を持っていれば就職の幅が広がる

高校の採用試験ですが、中学と高校、両方の免許を持っていないと受けれないケースもあります。大学で教員免許を取得するのであれば、就職の幅も広がるので、両方取ることを考えた方が将来の為になると思います。

こっちがダメなら別の道を行くなど、人生でも「これがダメなら、そっちに行く」など選択肢が幅広い方が、生きやすくなってくると思います。中学と高校、どちらにしようかな?と悩んでいるのであれば、両方取得して、問題を解決するのも、良い解決方法だと思います。

どちらも生徒とのコミュニケーションを必要としますし、「教える」という立場には変わりはありません。どちらも対応できるというのも、人間性が高まって、良いと思います。

中学と高校では、教師になるとしたら、どんな違いがあるのか、上記の記事で違いを見てきました。「やっぱりこうなのか」「こんな違いがあるのか」など、新しい発見もありましたか?あなたがどちらの道にいくのか、もしくは両方取得していくのか、決断を出すのに助けになる情報を乗せたつもりです。生徒に教えるというのも、素晴らしい職業です。是非両方取得して、教壇に立って下さい。