ダンスは子供の習い事の中でも人気が高まっていますし、ダンスが必修科目になっている学校も多くあるでしょう。
子供がダンスを習っていて、中々上達しないなと感じることはありませんか?
上達がみられないお子様の様子を、保護者の方がチェックしてみましょう。チェック項目をご覧ください。
では早速上達する為に大事なコツをご紹介します。
何事にも共通しているかもしれませんが、やはり毎日の練習の積み重ねが大切です。
おすすめな練習のやり方、上達の為に必要な体幹などについても紹介していきます。
保護者の方のサポートも大事です。あたたかい目と心で支えてあげてください。
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ダンスが上達しない子供にみられる事
子供にはよく「自分に自信を持ちなさい」と言って励ますことがあると思います。
もちろん自信持てない子供には必要な励まし方なのですが、使う場面を間違えると逆効果になってしまうケースがあります。
ダンスのレベルがある程度できているものの、それ以上さらに上達できない子供によくあることの1つに「自己評価が高すぎる」という問題があります。
ダンスをしている子供たちに、自分のダンスは100点満天のうち何点かと質問してみました。
もちろん、それぞれバラバラの点数を付けますが、上達しない子供の多くは自分に90点以上の高い点数を付けたのです。
コーチやインストラクターの目から見ると、アラばかり目につくダンスをしていても自分には実力以上の自信を持っている子供は、そこから上達しにくい傾向があります。
逆に、周囲からみて高レベルのダンスをこなせる子供ほど、70点以下の控え目な点数を付けます。
そんな子は自分のダンスに満足できずに、もっとできたはず・何が良くなかった・どうすればいいのかと考え、練習することでより上達していきます。
自信を持つことと、自信過剰になることの違いがダンスの上達に現れてしまうのです。
子供のダンスの上達に必要な事とは
何かを覚えよう、身につけようとした時に必ず言われることがあります。
「基本を大切にする。基本をしっかり身につける」ことがダンスの上達にとっても非常に重要なポイント
子供は頭も体も柔軟で、基本的なことはすぐに覚えてしまうでしょう。しかし、ただ「できる」ことと「上手なダンス」は全く別ものです。
「基本を覚えたから、すぐにもっとレベルの高いものに挑戦したい。カッコいいダンスを早く覚えたい」そう思う気持ちはよくわかります。
しかし、基本をしっかりと体に叩き込んでからでなければ、よりレベルの高いダンスはこなせません。
一見できるようになったとしても、基礎がないダンスにはキレがなかったりして人を惹きつける物が欠けたものになるでしょう。
プロのダンサーでも、基礎練習はきちんと行っているものです。
見た目が華やかでカッコいい動きばかりを求めずに、地味でも基礎の動きを毎日自宅でも繰り返し行うこと。これが上達にとって一番重要なことです。
子供のダンスの上達をサポート。練習を動画撮影
家にいる時間でもちょっとした動きならダンスの練習は可能ですよね。
室内が狭い場合は、公園などに出て練習をしてもいいでしょう。
この時、親も一緒に練習に付き合って、その様子を動画で撮影してみましょう。最近のスマホは画質も綺麗ですし、後からテレビ画面などで大きく写して見ることもできます。
子供自身は上手に踊れているつもりでも、動画なら他の人からどう見えているか客観的に見ることができます。
子供が自分のダンスを目でみて上手くできていない部分や改善点を発見するのも上達のカギになる
ダンスに詳しくない親がアレコレ指摘するよりも、自分で気づいて考えて直していくことが今後のレベルアップでも必要なことです。
苦手な部分は、そこだけを重点的に練習して克服に繋げます。繰り返すうち飽きてきたり諦めるような時こそ親の励ましや手助けで一緒に乗り切りましょう。
動画ならスクールの先生などに見せて相談することもできますね。
ダンスの上達に必要な腹筋や体幹など
ダンスを上達させるために身に着けておきたいことを紹介します。
ダンス上達に欠かせないこと
腹筋を鍛えてパワーとスピードを
大きくパワフルな動作をする時、ほぼ必ず腹筋の動きが関係しています。大きく早い動作をした時に、腹筋を使っていることが感じられませんか?
なんとなく使っている事が多い腹筋ですが、逆にスピーディーな動きやパワフルな動きをする時に腹筋を意識して行ってみて下さい。
体幹の重要性
ダンスは前身を使って行いますが、中でも重要になるのは体幹です。
体幹を鍛えるとバランスが良くなり、ふらつきのない安定した動きが可能になります。また、ターンなどの早い動きから一瞬で確実に静止するキレのある動きにも、鍛えられた体幹は必須です。
キツイトレーニングや専用の器具がなくても、普段の遊びの中で身につけることもできます。
両手を大きく広げて片足立ちをしたり、床をゴロゴロと転がる動きも体幹が鍛えられます。
音楽でリズムを味方に
ダンスの動きを作れる体を作ることと同時に、音楽に合わせるリズム感や一体感も大切ですので、音楽に親しむ時間を作ることも意識しましょう。
好きな曲を聞いたり歌ったりすることもリズム感が磨かれダンスに生かされます。
ダンスをやっていて良いこと、得られること
子供がダンスを習っていて、頑張る姿は誇らしい。発表会などがあれば楽しく応援できる。
でも、プロのダンサーになれるとは限らないし、ダンスすることでどんなメリットがあるのだろうと考えてしまう親もいるかもしれません。
たしかに、ダンスそのものが直接将来に役立つという子供はごく少数でしょう。でも、ダンスを通して学ぶことはたくさんあります。
子供がダンスを習うメリット
全身をくまなく使うダンスは他のスポーツをするためにも有利
バランスよく体を使い、全身の筋肉が適度に鍛えられるダンスは体力も付きますし、今後他のスポーツに興味を持ったとしても必ず生かされてきます。
「自分の身体の使い方を知る」ことは、あらゆるスポーツに通じることです。
人前での緊張感を知る
人前でダンス披露したり、評価される経験はとても緊張するものです。ですが、その緊張を楽しみ力に変えることを覚える機械としてもダンスは最高です。
さいごに
大人になってから「人前で話すのが苦手」「評価されることが怖い」そんな悩みを持つ人も多いことを考えると、ダンスで人前の緊張感に慣れることは大きなメリットになるでしょう。
時にダンスは、子供にとって「居場所」になることもあります。
友達との会話や、言葉による表現が上手くできずにコミュニケーションに消極的になる子供でも、身体が動かすことが好き・楽しいという子はダンスを通して友達ができたり会話のキッカケを持つこともあるでしょう。
ダンスで仲間ができれば、言葉は少なくても強い絆を得ることもあります。
楽しむことはもちろん、努力すること、考えることなどダンスからは様々なことを学ぶことができますよ。