パンを手ごねで作ると硬いんです。考えられる原因と対処法

パンを手ごねで作ると、楽しいですよね。
ですが、焼き上がりが硬い仕上がりになったり、次の日に食べようとするとカチンカチンになっていることがあります。

せっかくふんわりした手作りパンにする予定だったのに…

そんな時に、考えられる原因はいくつかあります。
考えられる原因と、固くならないために気をつけることをまとめてみました。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

玉ねぎを薄切りするコツは加熱と生食で切り方を使い分けること

料理でよく登場する玉ねぎの薄切りですが、薄切りにはコツがあります。どの料理に対しても同じ切り方を...

車とのすれ違いのコツと注意点を掴んで安全運転しよう

初心者や運転が慣れないペーパードライバーの場合、狭い道で対向車とすれ違いをするときって、ぶつからない...

子供が勉強ができないと感じる親へ~子供との関わり方

「うちの子供は勉強ができないから…」とお悩みの方は多いと思います。低学年のうちは、それほど目立た...

肉のミンチをミキサーで作る事は出来る!コツがあります!

ミキサーがあるけれど、最近あまり使っていない・・・。何かに活用出来ないかしら?と思っていませんか?...

クッキーに使うバターは有塩NG?無塩の場合との違いを検証

クッキーを作ろうと思ったものの、無塩バターがないことってありますよね。通常料理に使うために買...

猫の体重を増やす方法とは?猫の食い付きを良くするエサの工夫

猫の体重が増えずに痩せていると、どうにかして体重を増やしてあげたいと思ってしまうものです。猫...

バレエのリフトのコツを紹介!上達するために大切なポイント

バレエのリフトのコツははじめて男性ダンサーを踊る人には難しいかもしれません。しかし、男性ダンサーと踊...

インコの鳴き方がおかしいのはなぜ?鳴き方から見るサイン

インコの鳴き方がおかしいと、もしかして病気?何を訴えてるの?と心配になります。インコはとても...

専業主婦は生活費をいくらもらうのが妥当?生活費の目安

共働きせずに専業主婦として家事育児に専念している方も多いですが、今の生活費で納得していますか?...

朝食の献立を一週間かぶらないようにする方法やアイデアを紹介

朝食の献立を一週間考えるのは、大変ですよね。夜ご飯の献立だけでも大変なのに、朝食まで手が回らない!と...

石鹸の香りの香水が女性に最適?男性を魅了する香りは石鹸!

お店には色々な香りがする香水が並んでいますが、男性を惹きつけたいなら「石鹸の香り」がおすすめです。...

寿司ネタの切り方やポイント、刺身の切り方と違う点について

お家で手巻き寿司パーティーをする時は、お店で具材となるマグロやサーモン、ブリといったネタをを買ってき...

冷やし中華の具に豚肉はアリ。茹で豚、カリカリ豚、挽肉のレシピ

夏がやってくると食べたくなる冷やし中華。具のハムがない、冷蔵庫には豚肉が。そんな場合は豚肉を使っ...

コンクリートブロック塀を塗装するメリットは大きいが注意は必要

「家のコンクリートブロック塀が汚れているから、塗装で綺麗にして見栄えを良くしたい」という方も多いので...

離婚準備で女性がすべきことは?離婚後の生活を考えよう!

「もう離婚したい、夫婦生活を解消したい・・・」夫への不満が募り、離婚を視野に行動しようと考えている女...

スポンサーリンク

パンを手ごねで焼くと硬い仕上がりになるのはナゼ?一番の原因は発酵不足

パンを家で焼くと焼き立てが食べられて美味しいですよね。フワフワで熱々、そんなパンを予想していたのに、なぜか硬いパンが出来上がってしまうことも。

 

手ごねのパンが硬いのは発酵不足が一番に考えられます。

特にホームベーカリーなどを使用せずに、手ごねでパンを焼く場合には、こね具合や水分も関係してくるのでいつもと同じ発酵時間というわけには行かなくなります。

その時々の生地の状態を見て発酵を判断する必要があるのです。

でもパンを作り始めたばかりだと、一番良い発酵の状態がわかりにくいですよね。まずはフィンガーテストをして発酵を見極めてください。

指に小麦粉を付けてパンに第二関節くらいまで押し入れて引き抜きます。パン生地が勢いよく穴を押し戻してくるなら、発酵はまだ途中段階で、そのままの状態を少しキープできていると発酵が丁度よい状態になっています。

逆に指を入れて風船の空気が抜けたように、生地がしぼんでしまう場合は発酵のしすぎです。

何度か回数を重ねるうちに、丁度よい状態がわかるようになるので、失敗してもめげずに挑戦してみてくださいね。

パンを手ごねで作った時に、硬い焼き上がりになるのは水分量が適正でないから

手ごねでパンを作るときには、しっかりとこねること、また発酵状態を見極めることが重要ですが、こねに時間がかかってしまったり、発酵するときにパン生地が乾いてしまうと水分不足となり焼き上がりが硬い仕上がりになってしまいます。

また最初から水分量が足りない場合も同じです。パンは水分が多くても少なくても、美味しいパンを作ることが出来ません。

プロの方は、その日の湿度まで考えて水分を微調整すると話しているのを聞いたことがあります。それほど水分は焼き上がりに大きく影響を与えるので、注意が必要となるのです。

ではどのような状態が水分量が丁度よいのかというと、成形し二次発酵が終わった段階、オーブンに入れる際に表面がしっとりしていて、触れたときに吸い付くような生地だと水分量がちょうどよく、焼いたときに中も外もバランスの取れた柔らかさになります。

もし明らかに表面が乾いていると感じたら、霧吹きで水を生地にかけて布巾をかぶせ、少し時間を置いて生地に水分をなじませましょう。

もちろん水をかけすぎるのも良くないので、見極めが肝心です。

パンを手ごねで作る。硬い焼き上がりにならないために発酵の時には〇〇を使って

発酵を見た目で判断する方法として、パンが2倍に膨らんでいたらOKといいますが、2倍になっているかどうか判断が難しいですよね。

特に手ごねで初めてパンを作ったという方は、これで2倍になっているの?と不安になるのではないでしょうか?

また大抵の場合は、こねたパン生地をボウルに入れて発酵させるため、さらにわかりにくくなってしまいます。

そこで便利なのが四角くて透明な保存容器です。これならボウルと違ってはっきりと生地の量を確認することが出来ます。

不安な方は、最初の生地の量の場所にテープやゴムなどでしるしを付けておくと良いですよ。

また保存容器には蓋がついているので、乾燥を防ぐことも出来ます。生地の分量が倍になっているかどう変わりにくいという方は、慣れるまでこのような方法を試してみてはいかがでしょうか。

パンを手ごねで作る時、水分に気をつけても硬い仕上がりになるのなら、油分と卵を見直して

パンの柔らかさは発酵や水分が関係していることがわかってきたと思いますが、レシピにかいてある水分通りなのに、その時々によってパンの状態が変わってきます。

その日の温度や湿度、そして手ごねをしている時間の長さ、そして手の温度によっても違いが出るでしょう。

また水分量は単純に水や牛乳だけではありません。卵やバターなども水分量のうちです。そしてこのような材料はパンを柔らかする要因にもなっているのです。

パンに含まれる材料によっても、柔らかさ食感が違ってくるということ覚えておいてください。

そのため、同じ卵一個でも小さいSサイズと、大きなLサイズでは違いがあり正確にするためには1個よりも、グラム数で分量を図ることが重要となります。

卵やバターが多く入るパンは生地も柔らかくなりますが、それは食べたときだけではなく手ごねをしている最中も同じなので、扱いにくくなるという点も頭に入れておきましょう。

手ごねパンは保存方法を間違えると固くなってしまいます!

お家でパンを焼いたら、保存はどうしていますか?もちろん焼きたては湯気が上がっているので袋などで密封することが出来ません。パンクーラーを利用して冷ましている方が多いと思います。

しかしこのまま置いておくと、どんどんパンの中の水分は蒸発していき乾燥が進みます。

パンが冷めきるときには、そのままパンクーラーに出しっぱなしにせずにしっかりと密閉容器に入れて保存をしましょう。

ちなみにパン屋さんのパンはどうして固くならないのか?袋に入っているものもありますが、大半はそのままで並べられていますよね。

それは家庭で作る手ごねパンと違って、保存料が含まれていることが理由に上げられます。保存料が材料に含まれることで、乾燥で固くなるのを防いでくれるのでそのままでも柔らかいという事なのです。