玉ねぎを薄切りするコツは加熱と生食で切り方を使い分けること

料理でよく登場する玉ねぎの薄切りですが、薄切りにはコツがあります。
どの料理に対しても同じ切り方をしている方もいますが、加熱と生食で使い分けるのがまず基本となります。

また、玉ねぎ独特の辛味が苦手という方も多いと思いますが、これにもコツがあります。
知っているようで知らない玉ねぎの薄切り、そのコツをご紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

虫の対策方法!玄関・網戸・ベランダに虫が来ないようにする方法

温かい季節になると、色々な虫が活動的になってきますよね。玄関や網戸などに虫が寄ってきて、家の中に入っ...

お好み焼きの献立にあう副菜はコレ!一緒に焼きたいオススメ具材

具材を切って混ぜて焼くだけ!お好み焼きはホットプレートでみんなでワイワイ食べることができ、簡単な...

野良犬を安全に保護する方法は何?保護方法と保護した後の対処法

近所にいる野良犬を保護したいと考えている人もいますよね。でも、どうやって保護したら良いのか、方法がわ...

子猫の野良の捕まえ方とは?懐かせ方や保護後の注意点

野良の子猫を発見しどうにか捕まえて保護したいと思っても、警戒心の強い野良猫はたとえ子猫でも捕まえるの...

めんどくさいが口癖の子供への接し方とママの受け入れ方について

めんどくさいが口癖の子供。『やらなきゃならないんだから、いちいちめんどくさいなんて言ってないでき...

煮物は冷蔵庫で何日まで保存可能?冷蔵保存のポイント

作りおきとして煮物を作り、冷蔵庫で保存して何日か経ってから食卓に出す事もありますが、気になるのが日持...

トマトの葉っぱがしおれる原因となる事。水や栽培環境について

トマトを家庭菜園やプランターで栽培している人も多いと思いますが、育てていて葉っぱがしおれるなどの症状...

アクリル絵の具の落とし方【学生服の場合】ポイントや注意点とは

アクリル絵の具の落とし方はついてしまった洋服などの素材によっても違ってきます。では、学生服に...

ハンバーグの下味を忘れた場合のアレンジのテクニックを紹介

今日の晩ごはんはみんなが大好きなハンバーグ。ハンバーグを焼いた後に、下味を付けるのを忘れたことに...

専業主婦は生活費をいくらもらうのが妥当?生活費の目安

共働きせずに専業主婦として家事育児に専念している方も多いですが、今の生活費で納得していますか?...

料理の調味料が覚えられない時にはこの割合で!美味しい黄金比

最近は料理のレシピを探すのもネットで簡単に検索できて、いつもレシピを見ながら作っているという方も多い...

重曹で洗濯機のカビをキレイに!重曹を使った掃除方法とポイント

重曹を使って洗濯機の掃除をすれば、洗濯槽にこびりついたカビもキレイにすることができるってご存知ですか...

夏は赤ちゃんとお出かけを楽しもう!注意点や必要な準備と対策

夏は赤ちゃんと一緒にお出かけをしたいと考えるお母さんも多いでしょう。赤ちゃんと一緒に夏の日差しや空気...

体を柔らかくする方法とは?体が硬い人も効果が出やすい柔軟運動

体が柔らかいと、ケガ防止や自分の体の不調に気がつきやすいですよね。日頃から体を柔らかくする柔軟体操を...

発泡スチロールカッターを使った切り方!100均でも購入が可能

発泡スチロールって、普通のカッターじゃ切り口がボロボロになってしまいますよね。工作で発泡スチロールを...

スポンサーリンク

玉ねぎの薄切りのコツ、加熱と生食で使い分ける

玉ねぎの薄切りで気を付けたいのが、繊維に沿って切るか、繊維を断つように切るか、料理に合わせた切り方をすることです。
基本は、加熱する場合には繊維に沿って切る方法、生食の場合には繊維を断つように切る方法などと分かれます。

玉ねぎを加熱する場合の薄切りについて

加熱する場合には、繊維にそって端から薄く切っていきます。
玉ねぎをまず半分に切り、切り口を下にします。繊維に沿うように端から薄くスライスしていきましょう。
繊維に沿って切ると加熱した時にも煮崩れしにくいという特徴があります。
玉ねぎのシャキシャキとした食感も残り、長時間煮ても形がしっかりと残っています。

玉ねぎを生食する場合、薄切りはこうしよう

玉ねぎの繊維を断ち切るように切ると、玉ねぎの辛味が出にくく食感も柔らかくなります。
辛味と臭いの原因は、硫化アリルという成分で、この成分は揮発性なので繊維を断ち切ることによって、辛味が抜けやすくなります。
加熱すると、水分が出て煮崩れしやすいので、長時間の煮物には向かない切り方です。

玉ねぎの端から端まで綺麗に薄切りするコツ

玉ねぎを切る時には、根についた泥汚れなどが気にあることはありませんか?

玉ねぎの皮やヘタを手を汚さずに取る方法をご紹介します。

まず、玉ねぎの上の部分を切り落とします。そして包丁の刃元を切り口の皮の隙間に入れ、剥がすように剥いてきます。
下の根の部分を取る時には、包丁の刃先を根の方向に向けて少し刺し、ぐるりと一周回すようにして取ります。

玉ねぎのスライスは、切り始めと切り終わりがどうしても高さが出てしまい、大きくなってしまいがちですよね。
そこで始めに玉ねぎの横向きに切り目をいくつか入れておきます。
それから薄切りを始めると、始めに切った部分も同じような大きさになります。

そして、後半になると玉ねぎが小さくなってきて切りにくくなると思いますが、その時には玉ねぎを90度右に倒し、また薄切りを始めると切りやすくなります。

玉ねぎの薄切りが辛い!辛味を抜くコツとは

玉ねぎのスライスの辛味を抜く方法と涙を抑えるコツをご紹介します。

玉ねぎは切ってすぐには辛味が強いのですが、切った後に放置しておくことで辛味がやわらぎます。
これは辛味成分の硫化アリルの成分が揮発性なので、時間と共に辛味成分が飛んでいくのです。
玉ねぎは外側の方が辛いので、普段よりも1枚多く皮を剥いておくと良いですね。
また、玉ねぎを切っていると目が痛くなって涙が出てくるのも、この硫化アリルの成分が原因です。
ですので、成分がなるべく気化しにくいように、切る前にはしっかりと冷蔵庫で冷やしておくことが大切です。
換気扇をしっかりと掛けておくのも効果的です。

玉ねぎなどの根菜類は常温で保存しているという方も多いと思いますが、玉ねぎを使う予定がある時には、あらかじめ早めに冷蔵庫に入れておくと良いでしょう。

そして、包丁の切れ味も関係します。切れない包丁だと細胞が壊れやすく硫化アリルも揮発しやすくなるので、切れる包丁を使うことが大切です。

玉ねぎの薄切りを水にさらすと栄養分が逃げるの?

玉ねぎのスライスは水にさらすと辛味が抜けると聞いたことがある方も多いと思います。そうすると、確かに辛味は抜けるのですが、大切な栄養も一緒に水に溶け出してしまいます。

ですので、辛味が気になるという方は、水にさらすよりも切った後に広げて置いておくというのがおすすめです。
まずは、玉ねぎの繊維を断つように垂直に切ります。そして薄くスライスした玉ねぎを、重ならないようにして広げてしばらく置いておきます。
時間は15分以上置いてほしいのですが、辛味が苦手という方は1時間くらい置いておくと良いでしょう。
放置する時には辛味成分が抜けやすいように常温で置いておくのがポイントです。冷蔵庫に入れてしまうと成分が飛びにくいので注意が必要です。
1時間も置いておく時間がないという場合には、電子レンジを使う方法もあります。
広げた玉ねぎを電子レンジで1分くらい加熱するとかなり辛味が抜けます。

新玉ねぎと玉ねぎの切り方のコツ

新玉ねぎは、みずみずしく柔らかいのが特徴です。
オニオンサラダなどにしてもとても美味しいですよね。

新玉ねぎの洗い方

この新玉ねぎは、普通の玉ねぎと比べてとてもデリケートなので、洗い方にも注意が必要です。
皮がとても薄くて剥きにくいので、新玉ねぎを洗う時にはボウルに水を入れて、皮のまま2~3分程つけておきます。
ゴシゴシとこすらなくても汚れが落ちて、皮もむきやすくなります。

玉ねぎの切り方

玉ねぎの切り方は、先程もお話したように、繊維に沿った切り方と繊維を断つように切る切り方があります。
繊維に沿った切り方は、煮込んでも歯ごたえが残るので、肉じゃがやカレー、カツ丼やお味噌汁などに向いています。
繊維を断つように切る切り方は、生食で食べるサラダなどにおすすめです。繊維と直角に切ることによってドレッシングの絡みも良くなります。