クッキーに使うバターは有塩NG?無塩の場合との違いを検証

クッキーを作ろうと思ったものの、無塩バターがないことってありますよね。

通常料理に使うために買ってあるのは有塩バター。でもクッキー作りのレシピにのっているのは無塩バター。

もし有塩バターを使ってクッキーを作ると味はどうなのでしょうか?マーガリンも代用できる?

有塩バターを使ったクッキー作り、その味の違いなどについて教えます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

簡単に作りたい!夕食レシピで人気があるおかずのレシピを紹介

毎日のことなので、夕飯は手早く簡単に出来たらいいですね!みんな大好き人気のカレーは、フードプ...

夫が無関心で辛い時に、妻であるあなたが今すべきこと

新婚当時はただ無口な夫ぐらいの認識だったのが、長く結婚生活を続けるうちに単なる無関心だと気付く。...

肌のキメを取り戻すには?美肌ケアはできることから始めよう

肌のキメが年々減ってきている、取り戻すにはやはりお金や時間をかけなければいけないの?肌の衰え...

発泡スチロール箱の使い道!定番から意外な使い道までご紹介

保冷が必要な商品を購入した際、立派な発泡スチロールの箱に入れられることがあります。綺麗で汚れ...

たくあんは黄色の着色料を使っている?違いを紹介します

たくあんが黄色いのは着色料を使っているから?着色料を使っているものとそうでないものの違いとは?...

お誕生日に作りたい料理【4歳児におすすめのパーティーレシピ】

お子様のお誕生日には、どんな料理を作ろうか悩んでいるママも多いと思います。いつもとは違った特別感...

トイレの収納【生理用品】おしゃれなアイデアと選ぶポイント

トイレの収納では生理用品の収納について悩む女性もいるでしょう。例えば、一人暮らしの部屋でトイレに収納...

ペットボトルは熱湯に溶ける?耐熱用ペットボトルについて

ペットボトルに熱湯をいれると溶けるのか?一般的なペットボトルは熱を加えると変形する性質があります。...

週末のランチにおすすめ!簡単だけど家族も喜ぶ美味しいレシピ

週末のランチはなるべく簡単に短時間で作れるものがいいですよね。そして、後片付けもなるべく簡単に済...

納豆のネバネバをスッキリ洗う方法!コレでネバネバが消えます

日本人の食卓に欠かせない食べ物の一つが「納豆」ですよね。納豆は独特のネバネバがありますが、この粘り気...

賞味期限切れの食品を販売すると罰則はある?賞味期限と消費期限

日本にはたくさんの食品がありますが、賞味期限切れの食品を販売すると、販売した人が罰則に問われることが...

ホットケーキの上手な冷凍の仕方と美味しい解凍方法のポイント

ホットケーキを作りすぎてしまった時には、皆さんどうしていますか?そのまま冷蔵庫に入れているという...

魚が高い!節約する方法は?魚が高い時に節約して魚を食べる方法

魚を食べたいけどなんだか高いし、節約して魚を食べる方法を知りたい!こんな人もいますよね。お魚よりもお...

友達を呼んでおもてなしご飯!家でもおしゃれで美味しいレシピ

お家でお友達を招待して、一緒にご飯を食べて、ゆっくりとお話しするひと時は楽しい時間ですよね。...

カレーの隠し味に焼肉のたれを使うと絶品の仕上がりになります

カレーを作る時に隠し味としてソースなどを入れる人もいますが、焼き肉のたれを入れるとおいしいとテレビで...

スポンサーリンク

クッキーを作る時に使うバターは有塩でも問題ないの?

先に結論から言えば、ご家庭でクッキーを手作りする際には、有塩バターを使ってもとくに問題はないでしょう。バター自体がない場合は、マーガリンで代用することも可能です。

一般的なレシピでは無塩バターを使用するとされていますが、その中でもわずかに塩を使う場合も多いため、無塩バターを使って塩を足す代わりに、最初から塩分が含まれている有塩バターやマーガリンを使っても、大きな問題はないと言えるのです。
ちなみに、市販されている一般的なマーガリン100gは塩1g相当と覚えておきましょう。

なお、塩を入れないクッキーのレシピもありますが、この場合はスイカに塩を振ると甘みが増すのと同様に、有塩バターやマーガリンに含まれる塩分のおかげで、クッキーがより甘く感じられるといった効果もあります。

マーガリンで代用すること自体は可能なのですが、バターに比べるとやはり風味は劣ってしまいますので、バター風味のマーガリンを使うと良いでしょう。バターと比べてお値段的にも安く済みますので、ご家庭で食べるぶんにはマーガリンでも十分ではないでしょうか。

クッキーなどのお菓子作りに有塩バターではなく無塩バターを使う理由とは

無塩バターを使ったクッキーなどのお菓子のレシピに対して、同じバターなら良いだろうとそのまま有塩バターを代用してしまうと、当然そのぶんだけ出来上がりは塩辛くなります。ですから、バターの他に塩を入れる前提のレシピであれば、その分の塩は入れる必要はありません。

ですが、それだけでは無塩バターを使った時と完全に同じ味に出来るとは限りません。どうしてもレシピ通りの味を再現したいのであれば、やはり最初から無塩バターを使うべきでしょう。

作るお菓子の種類によっては一概には言えませんが、バターをよりたくさん使うレシピであれば、それだけ出来上がりにも差が出てくるのは仕方がありませんよね。誰かへのプレゼント用にするつもりであれば、そこはやはり無塩バターを使うべきでしょう。

ただ自宅で食べたり、あくまでも趣味としてお菓子作りを楽しむぶんには、あまりそこまで気にする必要はないかもしれません。

有塩バターでクッキーを作ると味はかなり違う?有塩を無塩にする方法は?

冷蔵庫にある有塩バターを使ってクッキーを作りたいけれども、あまり塩辛くなるのはイヤだなと心配な方には、有塩バターを無塩バターに変えてしまうこんな方法をご紹介します。

一工夫で無塩バターに変える事ができる

細長いコップに有塩バターを入れ、電子レンジで約1分温めます。それを電子レンジから取り出してそのまま1分ほどおくと、やがてバターが黄色い部分(無塩バター)と白い部分(塩水)に分離してくるので、上の黄色い部分だけをコップから取り出して別容器に移せば、無塩バターの完成です。

こんなに簡単に有塩バターから無塩バターにすることが出来るのであれば、いちいちバターの塩分量を気にしなくても済みますよね。

こんな簡単な方法ですら省きたいという、ちょっと面倒くさがりやなあなたなら、有塩バターをレシピと同量使い、あとから足し分の塩分量を調節したり、少し砂糖を多めに入れることでも、しょっぱみを抑えることが出来ますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

クッキー作りにマーガリンはNG?どのくらい味が違う?

実際にバターではなくマーガリンを使ってクッキーを作ってみたら、果たしてどれくらいの味の違いがあるのでしょうか?

使う分量は同じで、手順も同じようにそれぞれ作ってみると、確かにやはり味には大きな違いがあるようです。バターを使ったクッキーに比べてマーガリンの方は、特有の油っぽさを感じるのに対し、バターを使ったほうはあっさりと軽い感じに仕上がります。

また、マーガリンには塩分が含まれていますので、それを考慮せずにそのままレシピどおりに作ってしまうと、やはり無塩バターの代わりに有塩バターを使った時と同じように、出来上がりは少ししょっぱくなってしまいます。

そこまで厳密にレシピを再現したいというのでなければ、塩分や砂糖の量を調節することでマーガリンでもクッキーを作ることは出来ますが、どうせならバター風味たっぷりの美味しいクッキーが食べたいものですよね。

買い物に行く時間とお金をかけられるなら、ぜひ無塩バターを使いましょう。

有塩バターでもおいしく作れるクッキーのレシピをご紹介します!

最後に、有塩バターを使ったシンプルなクッキーの作り方をひとつご紹介します。だいたいクッキー30個ほどの分量になります。基本的なクッキーの作り方と変わらないので、初めての方でも簡単に作ることが出来るでしょう。

有塩バター60gに対して、砂糖は少し少なめの50g、薄力粉はバターの倍量よりも少しお目の130gほどと、生クリーム(なければ溶き卵)25gです。

バターを室温に戻し、大きめのボウルに入れてラップをして、電子レンジ(600w)で1~2分温めます。温める時間は、バターの温度や機種によって異なります。バターをよく溶かしたら、そこに砂糖を加えてよく混ぜます。そして、生クリームもしくは溶き卵を少量ずつ混ぜながら加えていき、そのあとに粉ふるいでふるった薄力粉を加え、ゴムベラで切るようにさっくりと混ぜ合わせ、生地が少しづつまとまってきたら、ボウルの側面に擦り付けるように混ぜます。ある程度平たくしてラップに包んだら冷蔵庫で休ませ、綿棒などで薄く伸ばして型抜きをします。
オーブンやクッキーのサイズによって異なりますが、焼き時間はだいたい、予熱ありの170℃で12~15分ほどです。様子をみながら焼いてくださいね。