クッキーに使うバターは有塩NG?無塩の場合との違いを検証

クッキーを作ろうと思ったものの、無塩バターがないことってありますよね。

通常料理に使うために買ってあるのは有塩バター。でもクッキー作りのレシピにのっているのは無塩バター。

もし有塩バターを使ってクッキーを作ると味はどうなのでしょうか?マーガリンも代用できる?

有塩バターを使ったクッキー作り、その味の違いなどについて教えます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

カレーに野菜ジュースを入れるとなんだか酸っぱい酸味の取り方

野菜ジュースを入れると簡単にカレーが作れるけれど、酸味が残るような・・こんなときはどうしたらいいので...

金魚のヒーターの電気代を確認。ヒーターの選び方と電気代節約術

金魚の飼育には水槽やエサから始まり、フィルターやポンプなどが必要です。また寒い時期や地域によって...

カレーのお肉を入れるタイミングを変えるとより美味しくなります

みんなが大好きなカレーですが、せっかくのお肉が固くなってしまうこともありますよね。市販のルウ...

キャベツのみじん切りはフードプロセッサーで!コツを教えます

離乳食のために、と買ったフードプロセッサー。でもその後しまったままになっていませんか?フード...

納豆をアレンジして食べよう!ご飯に合う美味しい具材やレシピ

納豆が好きな人は毎日食べるという人もいますね。値段も手頃で体に良い成分も入っていることから、...

夫とは別居中。別居の間連絡なしって?夫の心理とは

夫と別居後、連絡なしってどういうこと!?冷却期間を置くために?お互いにじっくりと考え事をする...

グラタンは電子レンジで簡単調理!時間短縮レシピを教えます

グラタンを作りたいと思っても「オーブンも使うし時間もかかるし」と敬遠してしまいますよね。そん...

トマトの葉っぱがしおれる原因となる事。水や栽培環境について

トマトを家庭菜園やプランターで栽培している人も多いと思いますが、育てていて葉っぱがしおれるなどの症状...

台所のシンク下からの水漏れで多い原因と自分でできる修理の方法

台所のシンクの下から水漏れが起きてしまうと慌ててしまいますよね。水漏れの原因はいろいろなことが考えら...

中学生が勉強しない対策!子供から自主性を導く親ができること

中学生が勉強しないことで対策に悩んでいる親は多いのではないでしょうか。どうして勉強をしないのか子供に...

米ぬか効果抜群の肥料を作ろう!作り方のポイント

お米を精米した時に出る粉が「米ぬか」です。土作りの段階で肥料を与えることで肥料の効果が長続きしま...

卓球のボールの色に関するルールと練習用のボールの選び方

日本でも人気のスポーツである卓球。今では試合で使用されるボールの色は白ですが、オレンジ色のボールを見...

生姜の保存方法は?収穫後の生姜を保存する方法と冷凍保存の方法

生姜を収穫したあとは生姜を長く保存できるように、正しい保存方法が気になりますよね。正しい方法で保存を...

文鳥の換羽期は水浴びの頻度が減る?水浴びの頻度と回数について

「文鳥が換羽期になって水浴びをしなくなった」「なんだかイライラしている様子がみられる」。飼ってい...

猫との引っ越しで長距離移動する場合の移動手段と注意点

ペットで猫を飼っている方も多いと思いますが、猫を飼っている家庭で悩むのが引っ越しの時です。猫...

スポンサーリンク

クッキーを作る時に使うバターは有塩でも問題ないの?

先に結論から言えば、ご家庭でクッキーを手作りする際には、有塩バターを使ってもとくに問題はないでしょう。バター自体がない場合は、マーガリンで代用することも可能です。

一般的なレシピでは無塩バターを使用するとされていますが、その中でもわずかに塩を使う場合も多いため、無塩バターを使って塩を足す代わりに、最初から塩分が含まれている有塩バターやマーガリンを使っても、大きな問題はないと言えるのです。
ちなみに、市販されている一般的なマーガリン100gは塩1g相当と覚えておきましょう。

なお、塩を入れないクッキーのレシピもありますが、この場合はスイカに塩を振ると甘みが増すのと同様に、有塩バターやマーガリンに含まれる塩分のおかげで、クッキーがより甘く感じられるといった効果もあります。

マーガリンで代用すること自体は可能なのですが、バターに比べるとやはり風味は劣ってしまいますので、バター風味のマーガリンを使うと良いでしょう。バターと比べてお値段的にも安く済みますので、ご家庭で食べるぶんにはマーガリンでも十分ではないでしょうか。

クッキーなどのお菓子作りに有塩バターではなく無塩バターを使う理由とは

無塩バターを使ったクッキーなどのお菓子のレシピに対して、同じバターなら良いだろうとそのまま有塩バターを代用してしまうと、当然そのぶんだけ出来上がりは塩辛くなります。ですから、バターの他に塩を入れる前提のレシピであれば、その分の塩は入れる必要はありません。

ですが、それだけでは無塩バターを使った時と完全に同じ味に出来るとは限りません。どうしてもレシピ通りの味を再現したいのであれば、やはり最初から無塩バターを使うべきでしょう。

作るお菓子の種類によっては一概には言えませんが、バターをよりたくさん使うレシピであれば、それだけ出来上がりにも差が出てくるのは仕方がありませんよね。誰かへのプレゼント用にするつもりであれば、そこはやはり無塩バターを使うべきでしょう。

ただ自宅で食べたり、あくまでも趣味としてお菓子作りを楽しむぶんには、あまりそこまで気にする必要はないかもしれません。

有塩バターでクッキーを作ると味はかなり違う?有塩を無塩にする方法は?

冷蔵庫にある有塩バターを使ってクッキーを作りたいけれども、あまり塩辛くなるのはイヤだなと心配な方には、有塩バターを無塩バターに変えてしまうこんな方法をご紹介します。

一工夫で無塩バターに変える事ができる

細長いコップに有塩バターを入れ、電子レンジで約1分温めます。それを電子レンジから取り出してそのまま1分ほどおくと、やがてバターが黄色い部分(無塩バター)と白い部分(塩水)に分離してくるので、上の黄色い部分だけをコップから取り出して別容器に移せば、無塩バターの完成です。

こんなに簡単に有塩バターから無塩バターにすることが出来るのであれば、いちいちバターの塩分量を気にしなくても済みますよね。

こんな簡単な方法ですら省きたいという、ちょっと面倒くさがりやなあなたなら、有塩バターをレシピと同量使い、あとから足し分の塩分量を調節したり、少し砂糖を多めに入れることでも、しょっぱみを抑えることが出来ますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

クッキー作りにマーガリンはNG?どのくらい味が違う?

実際にバターではなくマーガリンを使ってクッキーを作ってみたら、果たしてどれくらいの味の違いがあるのでしょうか?

使う分量は同じで、手順も同じようにそれぞれ作ってみると、確かにやはり味には大きな違いがあるようです。バターを使ったクッキーに比べてマーガリンの方は、特有の油っぽさを感じるのに対し、バターを使ったほうはあっさりと軽い感じに仕上がります。

また、マーガリンには塩分が含まれていますので、それを考慮せずにそのままレシピどおりに作ってしまうと、やはり無塩バターの代わりに有塩バターを使った時と同じように、出来上がりは少ししょっぱくなってしまいます。

そこまで厳密にレシピを再現したいというのでなければ、塩分や砂糖の量を調節することでマーガリンでもクッキーを作ることは出来ますが、どうせならバター風味たっぷりの美味しいクッキーが食べたいものですよね。

買い物に行く時間とお金をかけられるなら、ぜひ無塩バターを使いましょう。

有塩バターでもおいしく作れるクッキーのレシピをご紹介します!

最後に、有塩バターを使ったシンプルなクッキーの作り方をひとつご紹介します。だいたいクッキー30個ほどの分量になります。基本的なクッキーの作り方と変わらないので、初めての方でも簡単に作ることが出来るでしょう。

有塩バター60gに対して、砂糖は少し少なめの50g、薄力粉はバターの倍量よりも少しお目の130gほどと、生クリーム(なければ溶き卵)25gです。

バターを室温に戻し、大きめのボウルに入れてラップをして、電子レンジ(600w)で1~2分温めます。温める時間は、バターの温度や機種によって異なります。バターをよく溶かしたら、そこに砂糖を加えてよく混ぜます。そして、生クリームもしくは溶き卵を少量ずつ混ぜながら加えていき、そのあとに粉ふるいでふるった薄力粉を加え、ゴムベラで切るようにさっくりと混ぜ合わせ、生地が少しづつまとまってきたら、ボウルの側面に擦り付けるように混ぜます。ある程度平たくしてラップに包んだら冷蔵庫で休ませ、綿棒などで薄く伸ばして型抜きをします。
オーブンやクッキーのサイズによって異なりますが、焼き時間はだいたい、予熱ありの170℃で12~15分ほどです。様子をみながら焼いてくださいね。