最近は料理のレシピを探すのもネットで簡単に検索できて、いつもレシピを見ながら作っているという方も多いと思います。
これはとても便利な反面、レシピや調味料の分量が覚えられない、とかいつまでたっても初心者みたいと感じる人も多いようです。
理想はレシピを見なくてもチャチャッと作れるようになりたいですよね!
調味料の基本や、料理に合わせた割合についてご紹介します。
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料理のレシピや調味料が覚えられない…。まずは基本を
料理は作れるけど、調味料の分量を覚えられないから、「いつもレシピを確認しなくちゃ作れない。」という人はたくさんいると思います。
最近では簡単にレシピ検索が出来るようになりましたから、特に不自由することはほとんどありません。
ですが、いつかはレシピを確認せずにチャチャッと料理できる人になりたいと思いますよね。
そういう人がどうやって覚えているのか、気になりませんか?
ポイントは2つです。
調味料ごとの味や用途を知る
砂糖は甘いですよね。
みりんも甘さを追加する調味料ですが、砂糖よりも優しい甘さです。
醤油や味噌はしょっぱくて、酢はすっぱいです。
酒は肉や魚の臭みが気になる時に使います。
調味料は比率で覚える
和食は慣れている調味料を使った味付けですから、簡単に覚える事が出来るでしょう。
例えば、「醤油1:砂糖1」で、基本の和風調味料です。
鶏肉を焼いて、この分量で絡めればてきやきチキンになります。
ごぼうとにんじんなら金平になります。
肉じゃがなどの煮物もできます。
ただ、野菜だけの金平の場合は少しこってりかもしれません。
砂糖の変わりに「みりん1」で味付けすると、野菜の味を引き立てるような優しい甘さの金平になります。
また、肉や魚を扱う時には、臭みぬきに酒やみりんも加えて「醤油1:砂糖1:みりん1:酒1」で調味しましょう。
煮魚などもこの分量を基本にすると覚えやすいです。
更に「酢」も追加すれば、少しさっぱりとした南蛮味つけになります。
野菜だけなら「醤油1:砂糖1:酢1」で大丈夫です。
ナス南蛮などが作れます。
基準が決まっていれば、あとはお好みで辛味を足したり、甘さを足したり引いたりすれば良いわけです。
それぞれの調味料を多少さじ加減をすれば、各家庭の味にする事ができます。
料理の調味料が覚えられない時には味の違いをヒントに
何度も料理しているけど、レシピが覚えられないということありますよね。
先ほどご紹介したように、調味料を比率で覚えようとしても、比率だけを頭に入れるのは難しいです。
ですから、味をイメージしながら覚えることをおすすめします。
「醤油1:砂糖1」ではこってりとした甘辛味です。
「醤油1:みりん1」ではあっさりとした甘辛味です。
これに「酢1」を追加すると、甘酢になります。
摩り下ろした生姜を加えれば、しょうが焼きのタレになります。
和食では「醤油1:砂糖1(みりん1)」を基本するのが良いでしょう。
中華風にしたいならごま油を追加するのがおすすめです。
和食の基本比率にごま油を追加するだけで、中華風になります。
それにコチュジャンなどの調味料を少し追加すれば、チャプチェができます。
このように、1つ調味料を追加したらどんな味になるのかを覚えておくと、分量を忘れた時にとても便利です。
「酸味が多かったから酢は多めかな。」とか、「こってりした甘さがいいから砂糖にしようかな。」と、味をイメージできるようになれば、レシピをみなくても作れる料理が増えることでしょう。
料理が覚えられない人に!調味料の黄金比
料理をつくる時に調味料が覚えられないという人は、とりあえず1つだけ覚えましょう!
「醤油1:砂糖1:みりん1:酒1」です。
この配合はまさに黄金比です。
肉じゃがや筑前煮といった、和食の煮物で使えます。
また、煮魚もこの比率で作る事ができます。
ただし、この味付けはわりと甘めです。
しょっぱめが好きなら、醤油は1.5~2に増やすと良いでしょう。
食には各ご家庭ごとの好みがあると思います。
ですから、この黄金比を基本に、醤油を足したり、砂糖を足したりして好みの味付けを見つけましょう。
食材によっても甘みは増減させたいですよね。
そういった場合も、基準となる比率があれば調節しやすくなります。
黄金比は醤油ではなく「味噌」に変える事も可能です。
キャベツや豚肉、ピーマンなどと一緒に「味噌1:砂糖1:みりん1:酒1」で炒め物をすれば、味噌炒めの完成です。
いろいろな料理の基準としてつかえるので、ぜひこの黄金比を覚えていただきたいと思います。
レシピがなくてもこの割合で作ればOK
ここまで比率で覚えるのが良いとご紹介して来ました。
ここでは、レシピを覚え無くても簡単に作れるように、比率でご紹介しましょう。
・照り焼きダレ…「砂糖1:醤油1:酒1」
肉や魚の照り焼きにおすすめです。生姜の絞り汁などを追加すると、臭み消しにもなり風味もアップします。また、「酢1」を追加することで、さっぱりとした照り焼きに仕上げる事も出来ます。
- 金平ダレ…「醤油1:みりん1」
ごぼうとにんじん、レンコンなどの根菜の金平におすすめです。みりんの優しい甘さが素材の美味しさを引き立てます。 - 煮物…「醤油1:砂糖1:だし汁適量」
煮物の目安分量です。肉や魚も使うならみりんや酒も追加すると良いでしょう。肉じゃがや筑前煮、大根などを煮る時におすすめです。また、丼物の汁としても使えます。 - すき焼きダレ…「酒1:みりん2:砂糖3:醤油3」
すき焼きはもちろん、肉豆腐にもおすすめです。甘辛く煮た料理におすすめの比率です。 - 味噌炒め…「味噌1:砂糖1:みりん1:酒1」
肉と野菜を味噌いためにしたい時におすすめです。にんにくや生姜を少し加えると、風味が加わり更に美味しくなります。 - 中華ダレ…「砂糖1:ごま油1:酢2:醤油3」
冷やし中華のタレになります。中華風のサラダにかけても美味しいですし、炒め物にも使えるでしょう。 - 酢味噌…「砂糖1:みりん1:酢1」
刺身こんにゃくや、酢味噌和えなどに使えます。からしを少し足しても美味しいです。
仕上がりの味をイメージして必ず味見を
レシピをみなくても料理ができるようになりたいのは、時短はもちろんですが、料理が上手になりたいということだと思います。
上達するためには、仕上がりの味をイメージしながら料理しましょう。
世の中にはたくさんのレシピがあって、同じ料理でもいくつものレシピがありますよね?その中から自分好みのレシピを見つけるときにも、役立てることが出来ます。
料理の仕上がりの味をイメージするためには、調味料の味や役割を知る必要があります。それがわからなくては、イメージするのは難しいでしょう。
基本の調味料については先ほど記載させていただいたので、そちらを参照ください。
調味料の味がわかったら、1:1で合わせたときの味を覚えましょう。
そして、どんどんと追加した時の味も覚えます。
組み合わせの味を知ることで、仕上がりの味もイメージしやすくなります。
また、出来上がったときには味見をします。
火が通って、肉や野菜の旨みが加わると、調味料だけの味とはまた違った風味になります。
味見して物足りなかったら、塩や他の調味料を使って整えます。
美味しい料理を作りたいと思ったら、美味しい料理の味を知る事も大切です。
想像できない味のものは、作れませんよね?
逆に味さえ覚えていれば、それに近づけることが出来ます。
外食で美味しいと思ったときには、ぜひその味を覚えて帰ってきてください。
そしてぜひ、再現してみて欲しいと思います。
全く同じにはならなくとも、似たような味の物は作れるはずです。