インコの鳴き方がおかしいと、もしかして病気?何を訴えてるの?と心配になります。
インコはとても感情表現が豊かなので、鳴き方ひとつでインコがどう思っているのかをある程度読み取ることができます。
「なんでそんな鳴き方をするの?」と疑問に感じた時はぜひご覧ください。
インコの鳴き方とその意味についてご紹介します。
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インコがギョリギョリと鳴き方がおかしい!なぜ?
現在では動物の番組や特集も多く、いろんな種類のインコやオウムなど目にすることが増えました。
ペットとして飼われている鳥の中でも人気なのがセキセイインコ。
いつもと鳴き方が違う!
どこか悪いのかな?と心配してしまうこともありますよね。
このインコ達。ただピヨピヨ言ってるだけじゃないんです。
なんだかインコがギョリギョリ言ってる…!
別にインコが不満や文句を言っているわけではないので安心してください。
セキセイインコがギョリギョリ鳴らしているのはくちばしが伸びすぎないように、自分でくちばしをこすり合わせているからなんです。
どういったときにこのギョリギョリ音を鳴らしてるかと言いますと、眠いときやリラックスしているときなんです。
ウトウトしていたり暇なときにギョリギョリとこすり合わせているんですね。
人間の歯ぎしりとはまったく違う意味であり、ストレスがあるわけではありません。
ストレスがあるときはくちばしをパチパチと鳴らします。
素早く鳴らしているときは怒りをあらわにしています。
こういうときはあまり構いすぎずに、怒りが落ち着くまでそっとしといてあげましょう。
インコの鳴き方がおかしい原因は?
「ピッ」と細切れに鳴いているときは警戒や不安を感じるとき。
セキセイインコが生まれながらに持っている鳴き方です。
この声を出すときは、お腹がすいているとき、また、初めて見るものを警戒しているときなど、なにかしらのストレスを感じているときです。
気づいた時にはストレスを悪化させないように気遣ってあげてください。
また、いきなり「ピー!ピー!」と長く大きな声で鳴くときがあります。
この鳴き方を「呼び鳴き」と言います。
飼い主さんを呼んでいたり、他の仲間を呼んでいたり。
「おーい!おーい!」「わたしはここにいるんだよー!」と、アピールしています。
飼い主さんが部屋から出てインコがひとりぼっちになってしまったときなどに、こういった声を出しているときは寂しいときなので
あまり長い時間放置せずに気にかけてあげてください。
インコがギャーギャーと鳴き方がおかしい原因
「ギャー!ギャー!」や「ギャギャギャギャ!」と濁ったような声を出すときは怒っているときです。
威嚇していたり、機嫌が悪かったり、ご飯の邪魔をされたりなど何か嫌な思いをしたのでしょう。
無理に機嫌をとろうとして構いすぎると、噛まれるおそれがあります。
機嫌がなおるまでそっとしておいてあげましょう。
「ジジジジジジ!」と低い声で鳴いた場合はとても警戒しています。
掃除機やミキサーの音など、何か怖い思いをしたときにこういった鳴き方をします。
不安を取り除けるものでしたら、できるだけ取り除いてあげてください。
「ピュロロピュロロ」とさえずるように鳴くのはオスからメスへ求愛しているとき。
一羽しか飼っていないのにこの声を出すときがありますが、飼い主さんへの愛情表現の可能性もあります。
また、オスが縄張りを主張するときも同様の鳴き方をします。
インコの鳴き方がいつもよりかすれているのはなぜ?
いつもより声がかすれておかしいと思ったら、それは風邪や鼻炎の可能性があります。
鼻水が出ていたり、スピスピと鼻呼吸する音が聞こえたら、より風邪の可能性が高いです。
風邪をひいているときは保温をしてあげてください。
またインコ用の栄養剤なども販売されています。
ビタミンやミネラル不足だと体の免疫力が下がってしまうので、餌やおやつも気を付けてあげてください。
また、症状が改善されない場合や、自己判断が不安な場合はすぐにお近くの動物病院へ。
また、インコの雛に与える「挿し餌」が鼻らへんに詰まっていると、咳やくしゃみをするときがあります。
その場合は鼻をチューブで吸引するし、異物を取り除いてあげる必要があります。
そうすると、症状が解消され、すっかり体調も良くなるということがあります。
とくに雛の場合は体力もまだあまり無くデリケートな時期なので、異変にはすぐ気が付くようにしてあげてください。
インコの感情は鳴き方以外でも行動や仕草でわかる!
インコは喜怒哀楽の表現がとても豊かです。
嬉しい時や機嫌が良い時は、頭を上下に振り、ノリノリ状態に。
また翼を小刻みに動かしたり、とにかくおしゃべりになったり。
飼い主さんを見たときに首を長くしているときは嬉しい証拠。
飼い主さんのことが大好きなんです。
インコは一人遊びも上手です。
楽しい時はハイテンションに飛び跳ねたり、おもちゃや紐などで遊んだり、鏡を見てさえずることも。
ウトウト眠そうにしながらも、さえずっているときもあります。
その愛くるしい姿には見ているだけで癒されますね。
相手に好意を持っているときは、目をパチパチとまばたきしたり、くちばしをすこし開いて舌を動かす仕草をします。
この行動をするときは信頼している証拠。
インコは基本的に飼い主さんのことが大好きなのですが、好きすぎるあまりにかまってもらえないときは寂しくてわざといたずらすることも。
ただ虫の居所が悪いわけじゃなく、飼い主さんが困るのを知っているからわざとやっている場合もあるんですね。
意外と知能犯です。
逆に敵意を持っている場合は目つきが鋭くなり、にらみつけてきます。
羽や顔の羽ををふわっと逆立てたり、翼を広げるなど明らかな威嚇をしてきます。
この状態のときに関係を修復させようと無理にかまうと怒られてしまいますのでご注意を。
インコはいつも同じ顔をしていると思っていても喜怒哀楽で目つきや鳴き方、仕草も変わります。
実はとても表情豊かなインコ達。
普段何気なく接していても鳴き方や仕草など少し注目してみると今までと違う付き合い方ができて、より楽しく一緒に過ごせるかもしれないですね。