アリとハチの違いとは?その見分け方や共通点について解説

よく見るアリとハチは似ていると感じたことはありませんか?

アリは土の上を歩いているし、ハチは飛んでいるから気付きにくいかもしれませんが、見た目はそっくり。

では、その違いや共通点はどんなところなのでしょうか?見分けるためのポイントとは?
アリとハチの違いと共通点、見分け方について詳しく説明します。

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アリとハチに違いはない?実はスズメバチとアリは同じ仲間?

頭の中で、アリとハチを想像してみてください。

「あれ?なんだかアリとハチって似てるかも」と思った人は多いかもしれません。

似ていると感じるのはミツバチではなく、スズメバチとアリです。

色の違いははっきりしているものの、全体の形はとても似ています。

次に頭部。スズメバチの顔は、結構怖い感じがしますが、アリはつぶらな瞳でそれほど恐怖を抱かないでしょう。

しかしアリのアゴはスズメバチとよく似ています。

次は胴体。スズメバチはアリに比べると胸が厚く重量感があります。大きさに至っては、スズメバチの圧勝ですね。スズメバチの怖さはその大きさにもあるのかもしれません。

では違いはというと、腹柄節です。この腹柄節はアリだけにあり、ハチにはありません。

アリの系統を調べてみると、ハチの系統の中にスズメバチ上科があり、その中でスズメバチ科とアリ科に分かれています。

系統からしても似ているのです。

では違いはというと、腹柄節です。この腹柄節はアリだけにあり、ハチにはありません。

ちなみに、スズメバチ上科にミツバチはいません。どうりでミツバチは別物のように違うのです。

アリとハチの違いは羽があるかないか?

ここではさらにアリについて詳しくみていきましょう。

アリは基本的に地面を歩き、土の中で暮らしています。巣の中にいる女王アリは、繁殖の時期にだけ羽を持ったアリを生みます。

実は、女王アリが産んだ卵は、産卵直後には女王になるか、働きアリになるか決まっていないのです。
これは子育てをする働きアリや女王アリの与えるエサの量によって決定するのです。特別に豊富な栄養を与えられたものだけが、体が大きくなり、羽を持った種類のものになります。

また女王アリは繁殖期にだけオスアリも産み、こちらも羽アリになります。

この羽アリは、繁殖期になると巣から飛び立ち、別の巣の雄と交尾をして、新たなコロニーを作り出し、そこで女王となります。

その後、新たなコロニーで女王となったアリは、不要になった羽をむしって、巣を掘ります。

そう、実は女王アリはもともと羽アリだったのです。

そのため女王アリの背中には、もともと羽があったとされる痕が残っているのです。

アリとハチの違いと共通点とは?

ここではアリとハチの違いと共通点をご紹介します。

 

アリとハチの共通点

  1. アリもハチも生息地域は広範囲にわたります。
  2. アリの巣もハチの巣もメスが中心的役割を担う場合が多いです。
  3. 生殖能力を持つオスは少なく、交尾後は死んでしまいます。
  4. 毒針に変化した種類がいます。
  5. ハチもアリも単為生殖を行います。
  6. ハチもアリも、種類によっては噛む事があります。

 

アリとハチの違う点

それはズバリ巣の作り方といえます。

アリは小さい昆虫なので、単独で生息し続けるのは難しく集団で生活するしかありません。

ハチは飛ぶことができるため単独行動するもののいます。

アリやハチなどの比較的小型の昆虫の生態には、地域差があり、それぞれの生息地にあった生存方法を身につけているのでしょう。

最初にも書きましたが、ハチはハチ目、アリはハチ目の中で更に分けられたアリ科に分類されてるため、アリはハチと近く共通点が多いのも納得ですね。

アリとハチを見分けるためのポイントとは?

先ほどからアリとハチはかなり近い関係にあることを説明してきました。

見分ける点としては、胸部と腹部の間に腹柄節があるかどうかがもっとも明確ですが、腹柄節を持っているのがアリ、持っていないのがハチと言われても、いまいちピンときませんし、実は肉眼で見分けることは非常に困難です。

では、それ以外の見分け方を紹介します。

一番わかりやすいのは触覚でしょう。触覚はどちらも大きく二つに折れているのですが、アリは先端がまっすぐなのに対し、ハチでは外側にしなっています。

また、歩き方にも違いがあります。アリは曲線的に動くのに対し、ハチは直線的に素早く移動します。

ミツバチやクマンバチなどは一目でアリと見分けがつきますが、ハチの中には羽を持たないものもいるので要注意です。アリもハチも刺してくることがあるので、触れる機会がある時には十分気をつけてくださいね。

女王になるアリやハチはどうやって選ばれている?

女王蜂や女王アリはどうやって選ばれるのかを見てみましょう。

基本は、将来女王蜂(アリ)となると決まったメスが生まれます。
そのメスが繁殖期に巣立ち、そこで雄と交配して、アリは羽を落として地面にもぐり、ハチは一匹で巣をつくり、卵を生み育てます。

生まれた者たちはすべた働き蜂(アリ)になります。

つまり選ばれるのではなく、自分で新たなコロニーを作っているのです。

大きな巣の場合は、新しく女王となるべきメスを育てて、同じ巣の中で暮らすこともありますが、その場合も、最初の1匹から増えた物たちです。

蜂の場合は、女王を誕生させる必要が生じると女王専用の立派な産室が作られ、そこに女王蜂となるべき卵を女王蜂が産み付けます。

そしてその卵には他の卵とは違う特別食を与えることで、その卵を女王蜂へと育てていきます。

その特別食は女王に育つ食べ物ということでローヤルゼリーと呼ばれています。 ローヤルゼリーの成分はおよそ水分6割、たんぱく質1割、糖質1割、脂質その他1割で、その特徴としてビタミン類を多く含み、またアミノ酸ミネラルなども含まれています。多種の栄養素が含まれており、優れた栄養補助食品としても有名ですよね。