犬の多頭飼いで注意すべきこと!ストレスなく迎えるために

犬を飼い始めた方にとっては、犬との毎日が楽しく、もっとたくさんの犬に囲まれて生活したいと考える方も多いと思います。
しかし、犬の多頭飼いを始めるには、いくつかの注意点があります。

せっかく新しく家族に迎えた犬も先住犬との相性が悪いと、お互いの犬にとってストレスになってしまいます。

少しでもスムーズに馴染んでもらうために、多頭飼いのメリットやデメリット、飼育の注意点などご紹介します。

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ストレスのない犬の多頭飼いを!まずは経済的に可能かどうか

犬との暮らしは癒しを与えてくれるなど、生活を豊かにしてくれます。しかし、その反面、経済的な負担があるのも確かなことです。

複数の犬を飼育するとなると、思ったよりも餌や病院など必要な費用が大きくなってしまいます。かわいいから、1頭だけでは寂しそうだからと、安易な思いつきで多頭飼育を始めると必要な世話ができずに、犬を不幸にしてしまうことになります。

最低限必要な餌、トリミング、医療費などは概算してみることが必要です。

すでに犬がいる場合は、次に迎える犬の犬種や体のサイズも考慮する必要があります。小型犬を飼っていたところに中型・大型の犬を迎えると事故のリスクもあります。

体の大きな犬にとってはじゃれている、遊んでいるつもりの行動が、小型犬にとってはストレスになったり、命に関わる事故に繋がりかねないのです。

小型犬はちょこちょこ走り回ることがありますが、大型犬は小さくで動き回るものに対して、捕食本能で攻撃してしまうこともあります。おとなしい犬でも本能による行動で噛み付いたりしてしまう危険性があります。

犬をストレスなく多頭飼いするために、多頭飼いのメリット

多頭飼いが可能な環境であるかを確認したところで、多頭飼いによるメリットを考えてみましょう。

  • 犬の社会性が身につく

犬は本来群れを作って生きる動物です。リーダーである犬が群れのルールを他の犬に教育して秩序立った行動を取ります。二頭以上で飼育した場合、片方が教育係りの役割を果たしてくれることも考えられるのです。

一頭だけだと飼い主が溺愛して過保護になってしまいがちですが、多頭飼いでは愛情が分散されて協調性のある犬になりやすい傾向があります。

  • 留守番でのストレスが軽減される

一頭で飼われている犬は、飼い主が不在になると1人ぼっちで留守番することになります。二頭以上であれば、飼い主がいない時間も寂しさを感じにくく、留守番によるストレスが軽減されます。

多くの犬に囲まれて暮らすことは、犬好きにとってはそれだけでも幸福感が倍増。親子の犬を飼育すると、母犬も子育てするので飼い主の負担が少ないメリットもあります。

多頭飼いが犬のストレスになることも!多頭飼いのデメリット

  • しつけにかかる負担

複数の犬の行動が互いに影響するため、吠え癖などの問題行動が連鎖するリスクがあります。先住犬に問題行動がある場合は、きちんとしつけてから次の犬を迎えましょう。

  • 分離不安症

2番以降に迎えた犬は、飼い主だけでなく先住犬にも依存する性格になってしまうケースがあります。常に飼い主や他の犬と一緒にいることが当たり前になってしまい、動物病院にいく場合などに一頭だけ引き離されると、鳴き続けるなど「分離不安」に陥ることがあります。

  • 先住犬との相性

犬にも人間と同じく個々の性格や個性が違います。どうしても性格が合わない犬同士では、ストレスが溜まってしまいます。

もともと甘えっこな性格が強くなり、遊んで欲しい・かまって欲しいと要求吠えが増える。のんびりした性格だったはずなのに、イライラして噛み付くといった変化が現れることも。

犬の性格を考えて多頭飼いが可能かどうかよく考えましょう。お世話になっているトレーナーがいる場合は、相談してみてもいいですね。

犬の多頭飼いでは先住犬を優先することが大切

  1. 先住犬が優先
    犬を多頭飼いする場合、「先住犬が優先」ということを肝に銘じて置きましょう。
    犬は群れで生きる動物であり、群れの中の順位・序列をとても重要視します。飼い主が後から来た犬を優先する行動を取ると、先住犬は大きなストレスを感じてしまいます。
    頭をなでるときや餌をあげるときは順番に注意して、先住犬に「あなたを優先しているのよ」という気持ちで接してあげてください。
  2. ボスは飼い主である
    多頭飼いで犬の数が増えても、その群れのリーダーが飼い主であるということは絶対です。犬同士で遊ぶ場合でも、飼い主が遊びをリードしてあげましょう。
    新しく犬を迎えた場合は、しばらくの間犬だけで遊ばせることは避けた方がいいでしょう。思わぬトラブルが起こることがあるので、慣れるまでは飼い主が見守る中で遊ばせるようにしてください。

多頭飼いを始めるタイミングの時期について

  • 先住犬が小型~中型犬の場合

先住犬が2歳を過ぎて、精神的にも肉体的にも性成熟する時期を過ぎてからがいいでしょう。

  • 先住犬が大型~超大型犬の場合

大型犬は性成熟に至る時期が遅いので、落ち着いてくるのは3歳以降といわれています。
次の犬を迎えるならこの時期を過ぎてからが望ましいと言われています。

  • 先住犬が生後6ヶ月以内の子犬

後から来る犬が子犬であれば、兄弟として同じ扱いに。成犬を迎える場合は、成犬が立場が上になります。

個々の犬の性格もきちんと見極めることが大切です。特に先住犬がもともと飼い主にべったりの分離不安傾向がある場合は、新たに犬が増えることでその傾向を強めることも考えられます。

新入りの犬に気を取られずに、先住犬に変化がないかもきちんと見守る必要があります。