七五三の着物の着付け方!7歳の女児の七五三の着付けとポイント

7歳の女の子のお子さんがいるママたちの中には、七五三の着物を自分で着付けてあげようと考えている人もいるのではないでしょうか。ですが、着付け方がわからないと、うまく着付けることができないものです。

ここでは、7歳の女の子の七五三の着物を着付ける方法のついてお伝えします。

着付けに必要なものや注意点・ポイントをチェックして、可愛く着付けをしてあげましょう。

7歳の女の子の七五三は3歳の着付けに比べると少し手間がかかります。ですが、大切なお子さんのためにも、愛情をもって素敵に着付けをしてあげましょう。

七五三の良い思い出を作ってください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

韓国のお正月のお店は開いているのか?正月のオススメな楽しみ方

韓国は日本が新しい新年を迎えたお正月を祝うよりも、旧正月を重んじる国になります。では、例えば...

里親への子供の試し行動とは?愛情を納得するまで確認したい

里親への子供の試し行動について。子どもと、里親の性格や生活習慣によって、様々ですのでマニュア...

料理の調味料が覚えられない時にはこの割合で!美味しい黄金比

最近は料理のレシピを探すのもネットで簡単に検索できて、いつもレシピを見ながら作っているという方も多い...

教師へのプレゼント【彼氏が春から先生に!】おすすめや注意点

教師へのプレゼントで彼氏が先生になるならお祝いに何を贈るべきか悩む彼女もいるでしょう。せっかくなら学...

高校男子のお弁当箱選びの基準!洗いやすく詰めやすいお弁当箱

お子様が高校生になるとお弁当が必要という方が多いですよね。特に男子の場合には、体も大きくなり、活動量...

トレーニング後の食事は太るのは本当?運動後に良い食事と注意点

トレーニング後に食事をすると太るという話を聞いた事がある人もいますよね。せっかくトレーニングをしたの...

部活を辞めると内申に響く?内申書に書かれる内容と部活の関係

部活を辞めたいと思っているけど、辞めると内申に悪いことが書かれてしまうのではないかと心配している人も...

家庭訪問はお茶とコーヒーどっちを出す?そもそも出すべきか解説

家庭訪問が迫ってくると、先生にお茶やコーヒーを出した方が良いのか悩むママもいますよね。出すとしたらお...

山菜を美味しく食べるわらびのあく抜き方法・失敗した時の対処法

春になると美味しい山菜がたくさん出てきますよね!毎年山菜を取りに行って食べるのが楽しみという人もいる...

婚礼家具を処分して解体する方法と業者に任せる方法

婚礼家具を処分したい!自分で解体する方法を教えます。でも、自分で解体するには本当に大変な...

ピアノの練習をしない子供に練習させる方法!音楽を楽しむ工夫を

ピアノの練習が面倒だと言ってなかなか練習をしない子供に頭を悩ませているママもいますよね。レッスンの日...

夫が無関心で辛い時に、妻であるあなたが今すべきこと

新婚当時はただ無口な夫ぐらいの認識だったのが、長く結婚生活を続けるうちに単なる無関心だと気付く。...

遠足のおやつが禁止になるその背景とは?昔とは違う学校の現状

昔は遠足といえば、どんなおやつを持って行こうかとワクワクしたものですが、今は多くの学校で遠足時のおや...

読書に集中したいなら音楽が効果的?音楽による相乗効果とは

「読書により集中したいなら、音楽を聴きながら読書をすると良い」という噂。音楽は逆に邪魔なのでは?...

うさぎが仰向けに寝るのは危険です!仰向けが危険と言われる理由

うさぎが仰向けに寝る姿をみて「可愛い」と思う人もいますよね。確かにその姿は癒やされるものかもしれませ...

スポンサーリンク

7歳の七五三の着物の着付け方・必要なもの

7歳の七五三の時に着る「四つ身」という着物は、大人の着物と同じつくりで作られ、子供のサイズに合わせて小さくつくられた着物をいいます。

7歳になると楽しんで着られることが多くなるので、着付けに時間がかかる大人と同じ作りのものが着られるようになります。

準備するものは、四つ身の着物、長じゅばん、肌じゅばん、裾除け、帯、タオルを2~3枚、足袋、紐を5本、伊達締めを2本、帯板を2枚、帯枕、三重紐、帯揚げ、しごき、帯締め、箱せこ、扇子、バッグ、草履、髪飾りです。

作り帯を使う場合は、帯枕、三重紐は必要なく、帯板を1枚だけ用意してください。

最近では、着物、長じゅばん、作り帯、帯締めやバッグ、飾りや草履に至るまで肌着以外はすべてセットになって販売されているものが多くあります。
全体のコーディネートがされているのでとても可愛く、まとまり感があります。
我が家も娘の七五三にはセットになっていたものを購入しましたが、用意するものが肌着だけだったのでとても便利でした。
子供の着物は成長に合わせて調整できるように大きめに作られています。
新しく購入した着物の場合、肩上げが必要になります。
子供の体の大きさに合わせて身丈を調整するもので、子供の健やかな成長を願う意味もあります。
お直し屋さんに頼むこともできますが、難しい作業ではないので成長を願って自分でやってみましょう。

着物の着付け方のポイントと注意点

普段着物を着る機会はあまりないので、着付けに慣れていないことが多いのではないでしょうか。
着付けに時間がかかってしまうと、子供にとっては苦しい時間が続いてしまい、おめでたい行事の七五三が辛い思い出として記憶に残ってしまうかもしれません。

七五三は楽しい思い出であってほしいので、事前に着物の着付けの練習を行い、当日に備えましょう。

お化粧や髪のセットは、着付けをする前に済ませるようにしましょう。

大人でも着物でトイレに行くのは大変ですから、子供にとってはもっと大変なので、着付けの前に済ませておきましょう。

着物を着ると熱くなって水分を多くとってしまうかもしれませんが、トイレが近くなってしまうと大変なので、水分のとりすぎには気を付けながら適度に飲ませてあげてください。

7歳の七五三の着付け方の手順・足袋を履かせて~伊達締めまでの手順

初めて本格的な着物を着る経験なので、ひもをきつく結んでしまうと苦しい思い出になってしまいます。
結び目が痛く感じることもあるので、結び方にも気を配りながら可愛らしく着付けてあげましょう。

まず初めに裾除け、肌じゅばんを着せ、足袋を履かせます。
仕上がりがきれいになるように、腰のくぼみにタオルを巻き、ひもで結んで留めます。
子供の体形にあわせてタオルの枚数を調整し、細身の子供は多めに巻くなどしましょう。

次に長じゅばんの衿を首に沿わせるように着せて、腰ひもを後ろで二重でねじり結びにします。
背縫いが中心にくるように注意しましょう。
向かって左側を下前、上前の順で合わせ、前衿をのどのくぼみが隠れるように合わせます。
後ろ衿を指が1~2本入る程度に抜きます。
着物を着せて、長じゅばんの袖を着物の袖に通します。
衿を前で合わせ、着物と長じゅばんの背縫いが合うように洗濯ばさみなどで留めておきましょう。
上前で着丈と身幅を決め、おはしょりを返します。

腰ひもを締めて、おはしょりを整えます。

半衿を1.5~2センチくらい出して合わせます。
おはしょりは都度整え直しましょう。

胸紐を締め、伊達締めを締めます。
胸紐はゴムベルトがあれば便利ですよ。

紐はきつく締めすぎると痛くて苦しいので、締めすぎに気を付けましょう。
ゆるくしすぎると着崩れしやすいので、適度な締め加減にしましょう。

七五三の着物の着付け方・帯の結び方

七五三の着物の帯を着付けるときは子供の後ろに座り、帯を二つ折りにして手の長さを取り、子供の左肩に掛けます。

帯の先を子供に掴んでいてもらうとズレにくくなります。
また、帯は折りたたんで開く側を上にします。

帯をひと巻きし、ぎゅっと締めてからもう一巻きします。
ふた巻き目の時に、折った帯の間に帯板を挟みます。
もう一度帯をぎゅっと締めます。

帯を斜め上に折って、初めに肩に取っておいた側とひと結びし、脇の部分を整えます。

右側に垂れた帯は広げ、左側にきた帯はひだを付け洗濯ばさみどで留め、子供の右肩にかけます。
帯の結び目のすぐ上で仮紐で結んで留めます。
仮紐はふた巻きします。

垂れた帯を肩幅より少し広めの幅に、内側に返すように折りたたみます。
降りたたんだ帯の内側にきた部分を下に引き出すように10センチほどずらし、真ん中をくしゅくしゅっとまとめてリボンのような形に整えます。
先に結んだ仮紐のひと巻き目に通して留め、反対側からもふた巻き目の仮紐に通して留め、帯の形を整えます。

作り帯の場合は、帯を巻き、紐を前側で結んで帯の中に入れて隠し、作り帯をさして紐を結び、帯の中に入れて隠します。

帯揚げを巻き、帯締めを締めます。

しごきを折り目が内側に来るように7~8センチ幅に折りたたんで帯の下に巻き、後ろで大きな蝶結びにします。
この時、結び目が帯の真ん中より左に来るように位置を調整しましょう。

最後に箱せこを胸元に挟み、帯締めに扇子を挟んで飾ります。

作り帯の場合は、これで完成です。

7歳の七五三の着物の着付け・帯枕~完成までの手順

リボンのように整えた帯の下に、帯枕を入れて結んで留めます。
結んだひもは帯の中に入れて隠します。

帯揚げを後ろから巻き付け前で結びます。

ひだを付けて右肩にかけておいた帯を下ろし、丸く織り込んで帯締めを締めて留めます。
帯揚げの結び目を一度ほどき、整えて締め直します。
下前側は帯の間に挟み、上前側は斜め上にして上前に挟みこみます。

しごきを折り目が内側に来るように7~8センチ幅に折りたたんで帯の下に巻き、後ろで大きな蝶結びにします。
この時、結び目が帯の真ん中より左に来るように位置を調整しましょう。

帯の形を再度整え、箱せこを胸元に挟み、帯締めに扇子を挟んで飾ります。

全体のバランスをみて歪みや曲がりがないか確認し、整えて完成です。