姉妹なのに性格がまったく正反対!という話しはよく聞きますね。
世間ではお姉ちゃんは真面目な性格で、妹は愛嬌があるというケースが多いようですが皆さんはどうですか?
性格が違い過ぎて仲が悪くなってしまうパターンと、その対処法を紹介します。
同じ親、同じ環境で育ったはずなのにどうして性格が正反対なの?と不思議に思いませんか?
家族構成の影響も多少はあるようですが、そこには親の脳が関係しているとか。
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姉妹の性格が正反対でした。妹の気持ち
同じ両親から生まれ育った環境は同じでも、それぞれの性格や考え方などが全く違うことが多いものです。
同性の兄弟姉妹は、異性の場合よりも競争心が生まれやすい傾向があります。容姿や学力など、さまざまなことを比べたり、競ったりしてしまい、まるで他人に対するような感情を抱くこともあります。
仲が悪いわけではないのにケンカが多かったり、生き方や考え方に反発したりするのです。
妹は本当は姉が大好きでかまって欲しいのに、イタズラをしてケンカになってしまうのは幼い姉妹ではよくあること。
かまって欲しくてイタズラをして、ケンカになれば結局負けて泣かされる。それでもやっぱり姉の後をついていきたくなるのです。
姉を尊敬したり羨んだりしながらも、反発して「お姉ちゃんみたいになんかならない」と思う妹もいます。
姉妹の性格が正反対なので仲が悪い原因と対処法
姉妹仲が悪い原因で一番大きなことは、やはり「性格が合わない」というものでしょう。
兄妹・姉弟では、もともと性差があるので「違って当たり前」と思う一方、同性である姉妹は性格の違いが不仲の原因になることが多いのです。
一方が明るく社交的で、多くの友達を持ち、他方がコミュニケーションが苦手な内向的な性格の場合、上手くいけば正反対の性格がゆえに仲がよい場合もあります。
しかし、内向的でどちらかといえばネガティブな傾向があると、社交的な行動をとる姉妹に「いつも楽しそうで羨ましい」といった嫉妬心を抱き、不仲になることがあります。
この場合、嫉妬される側が配慮して歩み寄ることで、関係がこじれずに済んだりもするものです。
明るく振舞っていても「実はつらいことがある」と相談すると「いつも楽しそうだけど大変なこともあるんだ」と理解して、嫉妬心が薄らぐこともあります。
姉妹の性格が正反対になるワケとは?
姉妹の性格が正反対になりやすいのは、家族構成や家庭環境が大きく影響します。
姉は母親から頼まれたり、又は自発的に妹の面倒を見る機会が多くあります。経験から妹の面倒を見ることが上手になり、親から褒められると妹の面倒を見ることが楽しくなり、結果的に世話好きな性格になります。
一方、妹はいつも姉に世話を焼いてもらうため、自分が好きに振舞っても姉がなんとかしてくれるからとおおらかな性格で甘え上手になる傾向があります。
親が末の子ばかりをかわいがってしまうと、姉は寂しさの裏返しで、やんちゃな行動をとり親の注目を求めることもあります。
姉が叱られる姿を見て「こうすると叱られる」ということを学習し、上手く立ち回るようになり正反対の性格に見えるのです。
家族構成などにより、子供ながらに自分の立ち位置や役割を身につけることが性格の違うを生むのです。
兄弟・姉妹の男女の組み合わせて性格をみて見ると
- 【姉・弟】
昔から「一姫二太郎」と言われ、しっかり者の姉がかわいい弟の面倒を見る好ましい兄弟構成と考えられていました。 - 【兄・妹】
兄はマイペースで甘え上手ながら意外としっかり者の妹が文句を言いつつも仲が良いことが多いものです。 - 【姉・妹】
真面目な姉が愛嬌のある妹を諌める関係で、姉は世話する立場に回りがち。 - 【兄・弟】
自然と弟の面倒を見る兄に、弟は憧れのような感情を抱きつつ「負けたくない」という競争心を持っています。
もちろん、一般論ですので「うちもまさにこの通り」という家庭もあれば、「全く逆の関係だ」という場合もあるでしょう。
姉だから、妹だから「こういう性格」というのは、必ずではありませんが多くの人が持っているイメージとして、これらの兄弟姉妹像があります。
兄弟や姉妹の性格が違うと感じるのは脳の影響?
脳神経研究者の意見によると、同じ親から生まれた姉妹は、遺伝的にも多くの共通性を持っていることから科学的には性格に大きな違いはないのではないかと言います。
ただ、姉か妹かという生まれ順が性格の形成に影響があるのは確かなことですが、それに加えて一つ言えるのは、人間の脳は『違いを見つけ出そうとする』ということです。
「うちの子供たちは全く性格が違う」と言うとき、親の脳は姉妹の「違う部分」に注目するような働きをするのです。
もちろんそれは、親の愛情から子供たちを良く見ているということでもありますが、その中でさらに、些細な性格の違いも「ずいぶん違うこと」に見えてしまうのです。
それぞれの個性を見つけて伸ばしてあげるためにも、こうした視点は大切なことです。ただ、注意したいのは「お姉ちゃんはできるのに妹はできない」というアラ探しにはしないこと。
姉妹の性格が正反対でも、「良い」「悪い」と区別せずに、それぞれの個性であると受け止めて対応していくことが必要です。
性格が違うことで、成長してからも互いを補い合い、助け合っていくことができるというメリットも大きいのですから。