私達日本人は、緑茶は急須で入れてそのままの緑茶の味を楽しみます。
緑茶に砂糖やミルクを入れて飲むという方はまずいませんよね。
しかし、海外の方にとっては、緑茶に砂糖を入れるのは普通のことのようです。
甘い緑茶の味なんて、ちょっと想像できませんし、正直美味しいの?と思ってしまいます。
家庭でも作れる甘くて美味しい緑茶のドリンク、一度作ってみませんか?
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緑茶に砂糖やミルクを入れて飲む?海外では砂糖入りが普通
現在、日本ではさまざまな種類のお茶が販売されています。緑茶・玄米茶・ほうじ茶など、日本茶だけでもかなりの種類がありますが、お茶につきものなのが、その特有の苦味ではないでしょうか。
そんな中で、海外ではお茶に砂糖やミルクを入れて飲むのが常識だと知り、かなりビックリしたものです。
以前に観たテレビ番組で取り上げられていたのが、タイで販売されている日本のドリンクについて。そこでは、日本で売られている有名メーカーの緑茶が、名称はそのままにタイでは砂糖入りで売られていたのです。
日本食ブームの影響からか、海外でも多くの国で緑茶が販売されているようですが、そのほとんどが最初から砂糖入りで販売されているそうです。その味に慣れ親しんだ海外の方が、日本に旅行でやってきた際には、砂糖入りの甘い緑茶が売られていないことに戸惑うのだとか。
日本と同様に古くからお茶を飲む風習のある中国でさえ、緑茶は砂糖入りと無糖の2種類が販売されているというのですから、海外ではいかに緑茶に砂糖を入れることがスタンダードなのかということがわかりますよね。
台湾では緑茶やウーロン茶にも砂糖やミルクを入れる
日本ではウーロン茶といえば苦いのが当たり前ですが、台湾ではなんと、ウーロン茶に砂糖だけではなくミルクまで入れて、甘いウーロン茶ミルクティーにしてしまうというのですから驚きですよね。
たしかに、タピオカブームによって一時期は台湾のドリンクを扱う専門店も増えました。そちらでタピオカ入りのミルクティーを飲んだ際にはとくに気付きませんでしたが、あれはウーロン茶がベースだったのかもしれません。
台湾の街角にはテイクアウト専門のドリンク店がいたるところにあり、好みに合わせた甘さのお茶をオーダーして楽しむのが台湾流なのだとか。
そして、台湾ではウーロン茶以外にも、なんと緑茶にもミルクを入れて緑茶ミルクティーにしてしまうのだとか!どうにも想像し難いですが、そんな飲み方の違いもそれぞれのお国柄として面白いですよね。
緑茶と砂糖とミルクで作る緑茶ミルクティー
現在では、コンビ二などでもさまざまなお茶がペットボトルや缶で売られています。それ以前はお茶といえば急須に茶葉を入れて飲むのが当たり前でしたが、今では日本茶も紅茶も、より気軽に飲めるティーバッグを使っているというご家庭も多いのではないでしょうか?
お客様用にと買っておいたり、貰ったけど使わずに余っているという緑茶があったら、さきほど触れた緑茶ミルクティーを試してみませんか?
作り方はとっても簡単。用意するものは、緑茶とコーヒー用ミルク、それに砂糖やはちみつなどのお好きな甘味料だけです。
まず、カップに少し濃い目にした緑茶を注ぎます。次に、コーヒー用ミルクをお好きな分量入れ、最後に砂糖などを入れたら完成。ミルクを豆乳に替えるなど、自分なりにアレンジしても楽しめますよ。
抹茶ミルクがあるくらいなのですから、緑茶ミルクティーも案外イケますよ。温かいのも良いですが、暑い時期は氷を入れて冷たくしても美味しいです。
ほうじ茶ミルクはミルクティーのような味わい
寒い時期には温かいほうじ茶がぴったりですが、ほうじ茶にもミルクを入れて、優しい味わいを楽しんでみませんか?
用意するものは、ほうじ茶と牛乳、砂糖はお好みでどうぞ。作り方ですが、カップ半分弱の牛乳を沸騰直前まで沸かし、同時に急須に牛乳よりも少し多めの熱湯とほうじ茶を入れて少し蒸らします。そのあとは、温かい牛乳にほうじ茶を注ぎ、お好みで砂糖を入れたら、沸騰直前までもう一度温めれば完成です。
ほうじ茶ミルクティーは冷たく冷やすよりも、温かいまま飲むのがオススメです。出来るだけ温かい方が美味しいですが、沸騰させてしまうと牛乳に膜が張ってしまうので、なるべく沸騰直前で止めるのがコツです。
じんわりと心までも温まるほうじ茶ミルクティー。ロイヤルミルクティーがお好きな方は、ぜひ一度試してみてください。
緑茶を使ったチャイの作り方
インド料理店やカレー屋さんで見かける機会の多いチャイですが、ご自宅でも簡単にチャイ風のドリンクを作ることが出来ますよ。これも、余った緑茶を使えば簡単に出来てしまいます。
用意するものは、緑茶と水、牛乳と砂糖と、お好みでシナモンやしょうがパウダーなどのスパイスを。小鍋にカップ半分ほどの水を入れて火にかけ、沸いてきたら緑茶を適量加えて、少し濃い目に煮出します。そこへ牛乳を入れて沸騰直前になったら、砂糖を加えてひと混ぜし、茶こし等でこします。カップに注いでお好みのスパイスを入れたら完成です。
もっと気軽に楽しみたいという方は、電子レンジで温めたホットミルクに、急須で作った濃い目の緑茶を注ぐだけでも美味しく作れますよ。
日本茶にミルクを入れる習慣のない私たちには、緑茶やほうじ茶にミルクを入れてミルクティーを作るという発想にはなかなかなりませんよね?
私が子供の頃は、麦茶にこっそり砂糖を入れて、甘い麦茶を楽しんでいた思い出がありますが、そんな経験がない方であればなおさら、砂糖やミルクを入れることに対して抵抗があるかもしれませんね。
日本茶本来の茶葉の苦味や甘みをそのまま楽しむのも良いですが、たまにはこんなお茶の楽しみ方はいかがでしょうか?