障子にガラスがはめ込まれている昔ながらのガラス障子。その外し方に困る方が多いようです。
では、どうすればガラスが外せるのでしょうか。外し方のポイントとは?
ガラスは重力を利用してはめ込まれています。それさえ理解できれば、意外と簡単に取り外すことができるはず。
外した後のリメイク術についてもご紹介しますので、DIYで素敵な障子に仕上げてみては?
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障子のガラスの外し方とそのポイント
昭和レトロな雰囲気のあるガラス障子は、古い家や部屋などに時々見られます。
自分の作りたい部屋の雰囲気と違う、万が一子供がぶつかったりして割れては危険だとか、障子を動かそうにもガラスが重いので大変などということから、このガラス障子のガラス部分をなんとか外したいとお考えの人もいるかもしれません。リフォームやDIYが好きな家庭なら、このガラスを外して自分流にアレンジしたいという人もいるでしょう。
果たして、このガラス障子のガラス部分は自分で取り外すことができるのでしょうか。実は外し方のポイントさえしっかりと押さえれば、外すことはそれほど難しいことではありません。
障子のガラス上部分の木枠をしっかりと握って、上に押し上げます
次に、ガラスが入っている下枠を下に引っ張って外します。外に向かって障子の枠の両側を引っ張るようにすると外しやすくなります。
この方法でガラス部分を枠付きのまま、外すことができるのですが、この状態は枠の溝の間にガラスがハマっている状態なので、これをひっくり返して、ガラスを枠から滑らせるように抜き取らなければなりません。それで、ガラスだけ外すことが可能になります。
障子のガラスがハマっている桟木が上手く外せない時の外し方
外し方はわかったとしても、やはり、引き戸の障子のガラスはそう簡単には上手く外せないものです。なぜなら、ガラスを固定していしている枠の桟木(さんぎ)が上手くはずせない可能性があるからです。
桟木が外せなければ、勿論ガラスも上手く外すことは出来ません
では、早速桟木を外そうとしても、なかなか上手く外せず苦労するという人は少なくないでしょう。
桟木を外して障子からガラスを上手に外すには、一体どのような外し方をすれば良いのでしょうか。
桟木の外し方を、もう一度、順を追って見ていきましょう。
- 桟木をしっかりと握り、上に押し上げます。
- 上の溝の方が深いので、しっかりと持ち上げます。
- 下からガラスの入った枠を取り出してください。
障子の両側の枠を外側に引っ張ると、取れやすくなります。溝の中にガラスが入っているので、ゆっくりとひっくり返してください。そうすることで、ガラスが出てくるようになります。
ガラス障子の外し方に困った時の考え方
ガラス障子のガラスの外し方に困った時は、まずは、ガラス障子の構造を良く考えて見ることです。
ガラスは重力で下に力がかかるようにハマっているため、その逆を考えれば外しやすくなります。
まず初めに桟木の外せるネジをすべて外して、横に渡っている桟木を折れないように慎重に外していきましょう。それからがガラスを外す作業です。
扉の枠は実は下に行くほど狭くなっています。重さで外れないようになっているため、上から順に外して行かなければ、下のガラスを外すことはできません。
その点さえ押さえれば、ガラス障子はそれほど外すのは難しくないと感じることができるはずです。
せっかく外したならオシャレに変身!ガラス障子のリメイク術
障子からガラスを外したのであれば、そのままという訳には行きませんよね。レトロな雰囲気で和室感たっぷりの障子ですが、インテリアにイマイチ馴染まないと悩んでいる人もいるでしょう。
せっかくガラスを外したのですから、ぜひ、リメイクしてオシャレに障子を変身させてしまいましょう。
障子のリメイク方法
半透明のアクリル板を、ガラスと同じ大きさに切っていきます。そこにウォールステッカーなどを貼って、大きな一枚の絵画のようにしてみるというのもオススメです。アメリカンぽい雰囲気でかっこよくしたり、西海岸を思わせるマリンスタイルもきっとしっくりと来るはずです。
子供の好きなキャラクターや、やさしい雰囲気のウォールステッカーを選べば、子供部屋にも違和感なく馴染むことができるでしょう。
カラフルな和紙を貼って、ステンドグラス調にしてしまうのも良いでしょう。カラフルであれば、お子さんもウキウキして大喜びなこと間違いありません。和紙は、100円ショップなどでも簡単に手に入ります。夜の光に照らされれば、ずっと眺めていたくもなるはずです。
障子破れが気になるなら、布を貼るリメイクもおすすめ
障子のガラスを抜いたのであれば、障子自体の持ち味を生かして、和紙を貼りたいと考える人もいるかも知れません。しかし、小さなお子さんがいるようなご家庭では、障子の和紙が破れたり、汚れが気になりますよね。
そんな時はぜひ、布を思い切って貼ってみましょう。貼ってみるとわかると思うのですが、意外と違和感なく溶け込んでくれます。
好きなデザインの布を、障子のサイズに合わせて用意します。糊を使う方法では、上手く貼りつかないので、平画鋲や、タッカーなどで止めて行くとよいでしょう。シワがよらないように注意して貼りましょう。
一枚の絵のように貼るのも素敵です。桟木の桟が逆に絵を引き締めてくれます。。季節によって、貼り替えても楽しいかも知れません。好きな布でリメイクして、ぜひ、障子を楽しみましょう。