テニス初心者がサーブをコートに入れるために必要な練習方法

テニス初心者が一度は悩む「サーブが入らない」という問題。
テニスはサーブによって試合が始まるため、このサーブが入らないことで落ち込み、サーブ恐怖症にまでなってしまうのです。

サーブが入らないのは何が原因なのでしょうか。安定したサーブを入れるためには、どのような練習をするべきなのでしょうか。

まずは安定したトスを上げることが重要です。頑張りましょう!

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テニス初心者がサーブを安定させるには、正確なトスが重要

テニス初心者が悩むことの一つに「サーブ」があります。

シングルでは半分は自分のサーブから始まることになるので、サーブが入らないのは致命的です。
勝つためには、絶対にクリアしたい課題ですね。

サーブを安定して入れるためには、「正確なトス」がもっとも重要です。

毎回違うトスだと、打ち方も毎回変えなくてはいけません。
サーブの精度の8割はトスで決まると言われるほど、とても重要なポイントなのです。

正確なトスのためには、毎回同じ動作であることが重要です。
そのためトスを上げる時には、肘と手首は伸ばした状態で固定して、関節は使わずに行いましょう。

また、トスアップの時に指先に引っかかてしまうとトスの位置がずれたり、ボールが回転してしまうことになります。
できるだけ無回転に近い状態で、毎回同じようにトスアップできるように練習しましょう。

サーブのトスが安定しないテニス初心者におすすめの練習方法

テニス初心者がサーブを安定させるためには、トスがとても重要です。

トスを練習する時には、先ほどポイントを意識しながら行いましょう。
まずは、関節を使わずにトスするために、肘が曲がらないように注意して練習しましょう。
もちろん、肘だけでなく手首もしっかりと伸ばした状態で固定してくださいね。

また、指先を使わないためには、ボールを2つ持って練習するのもおすすめです。
ボールが2つあると指先が使えないのです。
つい指先を使ってしまう人におすすめの方法です。

自宅で練習する時には、椅子などに座って天井まで距離をとって練習してみましょう。
天井にボールが当たらないようにコントロールしてくださいね。

2つのポイントを意識して、正確なトスをマスターしましょう。

テニス初心者に難しいサーブ、コートに入る確率を上げるには

サーブの8割はトスで決まると言えど、打たないことには入りません。
サーブが難しいのは、他のボールとは違って、自分で力を加えて打ち込まなくては行けない点です。
ラリーでボールを打ち返す時にはボールに勢いがあるので、きちんとラケットに当てることが出来れば、ボールは跳ね返って行きますよね。
しかし、サーブはそうはいきません。

初心者がサーブする時には、スライスサーブから練習するのがおすすめです。

スライスサーブは横回転のかかったサーブで、安定感とそこそこの威力を兼ね備えたサーブです。
比較的簡単なサーブなのでコートに入る確率は高くなるはずです。

スライスサーブはトスを出来るだけ前に上げることがポイントです。
トスを前にすると自然とボールの右側を打つことが出来ますし、体重をしっかりと乗せて打つことが出来ます。

回転を意識したサーブが安定してきたら、フラットサーブにもチャレンジしましょう。

テニスのサーブで一番気を付けたいこと

テニス初心者がサーブをする時に気をつけたい事は「脱力」です。

やる気がないという意味の脱力ではありませんよ。
「力を抜く」という意味です。

サーブはテニスの中で唯一自分の力だけで打つショットです。
そのため、他のショットよりも技術的な完成度が重要になります。
しかし、技術面だけを意識していると、力が入ってしまってなかなか良い状態は続かないものです。

サーブがうまくいかない時、グリップを握りしめていませんか?

体に無駄な力が入っていると、運動連鎖がうまくいきません。
サーブは自分の力で打たなくてはいけないため、他のショットよりもスムーズな運動連鎖が必要になるのです。

グリップは緩く握って、流れるような動きでラケットを振って見ましょう。
力を入れるのはインパクトの瞬間です。

無駄な力が入らない分スイング動作が乱れないので、サーブも上手に行えるはずです。

テニスのサーブ練習を自宅でする方法

こっそりとサーブの練習をするなら、自宅での自主トレがおすすめです。

サーブの練習は2つに分けて行いましょう。

まずはトスです。
トスの練習は椅子などに座って天井との距離をとって行いましょう。
手首や肘を真っ直ぐにして、指先を使わずに真上にトスを上げます。
天井に当たらないようにコントロールしてくださいね。
指先を引っ掛けてしまう時には、ボールを2つ持って練習しましょう。

サーブのスイングはフェイスタオルを使って行うことができます。
タオルの片側を結んで団子状にします。
結んでない方を手にもち、サーブの素振りを行いましょう。
団子部分が重りとなって、ラケットでスイングしているような加速感を味わえます。
また、「サーブアップ」という専用の練習具もありますよ。

サーブは他のショットとは違うので、誰もが一度は躓くポイントです。
しかし、正確なトスやスイングを身につけることで、必ず克服できるはずです。
サーブの練習は地味で面白いとは言えませんが、サーブが得意に慣れば、試合で勝てる可能性は高くなるはずです。
頑張って、コツコツ練習に励みましょう。