チューリップの育て方とは?水栽培で失敗しないためには冷蔵保存

水栽培でチューリップを育てるときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

お家でチューリップをキレイに咲かせる準備とは?なかなか花が咲かない原因にはこんなことが理由のようです。冷蔵庫に球根を入れる春化処理はどのくらいの期間行えばいいの?

水栽培のチューリップの育て方を紹介します。お家でできる水栽培、ぜひ試してみてください。

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水栽培のチューリップの育て方 まずは準備をしよう!

ご家庭でチューリップの水栽培を始めるにあたっては、まずはチューリップの球根を準備します。これはとくに水栽培専用のものではなく、園芸店やホームセンターなどで販売されている、ごく普通のチューリップの球根で大丈夫です。購入される際には、球根の表面にカビが生えていないかと、ブヨブヨと柔らかい手触りでないことを確認しましょう。

購入した球根を自宅に持ち帰ったら、球根を紙袋や封筒に入れて封を閉じて、そのまま冷蔵庫に入れて約2ヶ月間寝かせます。この、冷蔵庫で寝かせるところがキレイにチューリップを咲かせるための最大のポイントなので、覚えておいてくださいね。冷蔵庫の中でも温度には偏りがあるため、なるべく霜や氷がつかない場所に置きましょう。

冷蔵庫に球根を入れる期間のことを、「春化処理期間」と呼びます。チューリップは春に花を咲かすためには、冬のような寒い期間がないと花芽をつけられないという性質があるため、この冬の期間の代わりとして、冷蔵庫で寝かせてあげることが必要なのです。

冷蔵庫から取り出した球根には見た目の変化はありませんが、水栽培の容器に入れる前に茶色い表皮を剥いてあげましょう。

水栽培でチューリップを育ててみよう!育て方のポイント

チューリップの水栽培に使う容器は、園芸店やホームセンターなどで購入することが出来ます。近年は水栽培の人気が高まっていることから、様々な種類の水栽培専用の容器が販売されていますので、好みに合わせて選んでみてください。
また、わざわざ専用の容器を購入しなくても、自宅にある材料を使って簡単に容器を手作りすることも出来ますよ。出来れば15センチほどの深さのある容器が良いでしょう。

球根の根が十分に生えてきたら、液体肥料を水に混ぜていきます。水栽培とは言っても、水だけでは球根が育つだけの栄養分が不足しているため、液体肥料を足して生長を促す必要があります。水栽培用の肥料を使うほうが便利ですが、なければ通常の液体肥料を水で薄めて使うことも可能です。

水栽培を始めるのに適しているのは10月~11月にかけてですが、遅くても12月にはスタートしてください。冷蔵庫で寝かせる期間を考慮すると、さらに2ヶ月ほど前には球根を準備しておく必要があります。水栽培の容器に入れたあとは、室温が15℃ほどに保てる冷暗所に置くか、ダンボールなどを被せて光を遮ります。

チューリップの育て方 水栽培で必要なのは水の管理

水栽培とはいえ、ただ水に浸けていれば良いというわけではありません。水の中に含まれる酸素が不足してしまったり、放置しすぎて水が腐ってしまうことがないように、1日1回は容器内の水を交換するように習慣づけましょう。

球根から根が生えてくるまでは、球根のお尻が常に水に浸かるようにしておきます。やがて根がだんだんと伸びてきたら、少しずつ水の量を減らしましょう。根の全体の長さの2/3程度が水に浸かっている状態がベストです。

球根から根が伸びてきたら、窓辺などの日当たりの良い場所に移しましょう。

冷蔵庫での春化処理が終わったあとは、春先の屋外よりも温かい室内で育てるため、たいてい屋外に植えたチューリップよりも開花が早いです。花が咲いたあとは、室内でも比較的涼しい場所に置いてあげると、より長い期間キレイなお花を楽しむことができますよ。

通常の屋外に植えたチューリップとは違って、残念ながら水栽培で育てたチューリップは、次の球根を作ることが出来ないことが多いです。精一杯キレイに咲いてくれたお花を楽しむためにも、毎日の水換えは忘れないようにしましょう。

水栽培でカビてしまったときの対処方法

チューリップに限らず、水栽培ではたとえ気を付けていたとしても、カビが生えてしまうことがあります。カビが発生するのは主に、球根の根本に当たる部分です。

もしも球根にカビが発生してしまった場合ですが、まずは球根は取り外さず、根本の部分をティッシュで軽く拭うと、紫色のヌメヌメした皮だけが剥がれます。球根に付いているカビは、ほとんどがこの皮の部分から発生しているので、この部分を丁寧にティッシュで拭ってあげることで、たいていのカビは除去することが出来ます。

皮が剥がれた下からは、白い球根が顔を出します。球根を軽く指先で押してみて、ブヨブヨと柔らかくなっていないかどうかを確認してみてください。もしもすでにブヨブヨになってしまっている場合は、残念ながらこの部分まで腐ってしまっているので、そのあと花を咲かすところまで育てるのはかなり難しくなります。

白い球根の部分に問題がないようであれば、カビの影響は皮の部分だけで済んだということなので、しっかりとカビを除去してしまえば大丈夫です。

チューリップの水栽培が成功するかは球根次第?

チューリップを水栽培でキレイに咲かせられるかどうかは、球根選びの時点ですでに決まってきます。一見すると同じように見えても、1つ1つ慎重に吟味しましょう。

オススメなのはチューリップの本場オランダ産のものか、国産のものです。なるべく形が大きくてふっくらとしたものを選びましょう。球根の先端が剥けているものは避けたほうが良いです。国産のものは皮が厚いため、根が出てくる妨げとならないように、根の部分を少し剥くようにしましょう。

冷蔵庫で寝かせる春化処理をすることで、屋内に植えた球根よりも早いスピードで花をつけるため、今まで水栽培でうまく花を咲かせられなかった方や、花が咲くまでに時間がかかったという方は、球根を冷蔵庫で寝かせてから、ぜひまた水栽培に挑戦してみてくださいね。