野球帽子には子供の汗や泥汚れがたっぷりと付いています。
汚れが付いたままにしておくと、イヤな臭いの原因にもなってしまいますよね。
そんな野球帽子の洗濯方法や洗濯のポイントをご紹介します。
汚れや汗が染み付いている場所は、重点的に洗いましょう。
また、帽子は汚れだけでなく臭いが気になることもあります。
帽子の消臭方法についても参考にして下さい。
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野球帽子を洗濯したい時には洗濯できるか素材を確認
子どもが野球を習ってたり、野球部に所属している親御さんにとっては、汗や泥汚れのついた練習着を日々洗濯することは、本当に手間のかかる作業ですよね。
練習着やユニフォーム・靴下に対しては、泥汚れ専用の洗剤やせっけんを使ってから洗濯機で洗っている方は多いと思います。
野球帽子はどのように洗うのが正解?
野球帽子はその見た目以上に、頭の汗やにおいもたっぷりと吸って汚れています。練習着などと比べると泥汚れは少ないので、洗濯機で一緒に洗えるのならばラクなのですが、どうしてもツバの部分の型崩れの原因にもなってしまうため、やむを得ず毎回手洗いをしているという方も少なくはないでしょう。
ですが、必ずしも絶対に洗濯機で洗ってはいけないというわけではありません。野球帽子の洗濯表示を確認し、大丈夫であれば洗濯機を使用することも出来ますが、型崩れや色あせを防いで長く使いたいのであれば、やはり面倒でも毎回手洗いをした方が無難でしょう。
どちらにせよ、洗濯前に必ず洗濯表示を確認するようにしましょう。
野球帽子を手洗いで洗濯する方法
野球帽子に使う洗剤は中性洗剤を使用
他に用意するものとしては、乾かす際に使う大きめのタオルと、干す時の型崩れを防ぐためのザルか、もしザルがなければ他のものでも代用は可能です。
- 洗濯液を作る
洗面器または洗面台にぬるま湯を張り、そこに中性洗剤を適量溶かします。使用する量が多すぎるとすすぐ際に時間がかかりますので、ほどほどにしてくださいね。 - 洗う
野球帽子を洗濯液に浸け、優しく押し洗いします。ツバの部分が折れてしまわないように注意しながら、とくに皮脂汚れのひどい帽子の内側を重点的に洗い、落ちにくい汚れがある場合は、部分洗い用のせっけんなどを使います。 - すすぐ
きれいなぬるま湯で数回押し洗いをして、しっかりとすすぎます。 - 水分を取る
タオルで帽子全体を包み、乾かす前にある程度の水分を拭き取ります。ここでも型崩れに注意です。 - 乾燥させる
ザルに帽子をすっぽりと被せ、風通しの良い場所で陰干しします。洗濯ばさみを使ってハンガーに干すと、洗濯ばさみの跡がクッキリとついてしまいますのでご注意ください。
野球帽子を洗濯機で洗う場合には洗濯ネットを使用
野球帽子を手洗いをした方が良いことはわかっていても、洗っている時間がない場合は、洗濯機で洗う方法もあります。その際、型崩れを防ぐためには必ず洗濯ネットを使用してください。
帽子の中に大きめのタオルを詰めて、その状態のまま洗濯ネットに入れます。オシャレ着用の中性洗剤を使用し、手洗いやソフトコースで洗濯します。すすぎはごく短時間にするか、可能であれば上記の手洗いの際の乾かし方を参考にしてください。
ひどい汗ジミが目立つ際には、染み抜きをしてから洗濯する方法もあります。
40~50℃のお湯に浸けておいたあと、汗ジミの目立つ部分に部分洗い専用のせっけんをつけ、洗濯ブラシでこすります。この時点である程度の汚れは落ちますが、まだガンコな汚れが残っているようであれば、ここからは漂白が必要になります。
よくすすいだあと、50度くらいのお湯に粉末の酸素系漂白剤を適量溶かし、指定時間通り浸けおきし、その後は再度しっかりと洗い直します。
色落ちする素材が使われていないかどうか、洗濯前に必ず表記を確認しましょう。
野球帽子のイヤな臭い対策に消臭スプレー
衣類と違い、野球帽子はそう頻繁に洗うことはオススメしません。毎日のように練習があると、なかなか洗うタイミングもないというのもあるでしょう。
帽子にイヤなにおいが染み付くのを防ぐためには、日頃から出来る対策もあります。
まず、帽子を被ったあとはそのままにせず、風通しの良い場所で陰干しをするようにしましょう。汗で湿ったままにしておくと、雑菌が繁殖しやすく、イヤなにおいの原因にもなります。
洗濯の代わりとして使っている方も多いかとは思いますが、除菌が出来るタイプの消臭スプレーを使用することでも、かなりにおいを軽減出来ます。スプレーした後は、しっかりと乾かしましょう。
また、熱めのお湯に浸して絞ったタオルで帽子の内側を拭き取るだけでも効果的です。
それでも取れない臭いにはセスキ炭酸ソーダでつけ置き
最近、重曹などと同様に掃除や洗濯の分野で注目されているのが、セスキ炭酸ソーダです。百均やドラッグストアなどでも売られているのを、一度は目にされたことがあるのではないでしょうか?
セスキ炭酸ソーダは、とくに油汚れや皮脂汚れなどのたんぱく質汚れに対して高い効果を発揮します。また水にも溶けやすいため、掃除や洗濯にも向いていると言えます。
ぬるま湯に適量を溶かし、そこに野球帽子を1時間ほど浸けおきします。これだけですでに、ある程度の皮脂汚れやにおいは取れているため、あとはしっかりとすすぐだけでOKです。
ただし、セスキ炭酸ソーダは皮脂汚れには強い反面、泥汚れには効果がないので、まず先に泥汚れの目立つ部分を洗い落としておくと良いでしょう。