猫の最期の様子とは?寿命を迎える直前の症状や行動について

家族の一員としてずっと一緒に過ごしてきた愛猫。
猫にも当然寿命があるため、悲しいですが最期の時を迎える日は必ずあります。

猫が最期を迎える時はどのような様子になるのでしょうか?直前の様子や症状、行動とは?

最期の時を迎える猫に対して、飼い主としてしてあげられることはあります。
悔いのないよう、穏やかにその最期を迎えてあげましょう。

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猫が最期を迎える時の様子とは?

猫も人間と同じように、寿命があり、必ず最期の時を迎えます。

猫の寿命が、長い・短いに関わらず、家族の一員として一緒に過ごしている愛猫の最期はとても辛く悲しいものですよね。

猫が寿命を迎え、最期を迎えるときの様子は以下のような場合が多いそうで、その様子は苦しそうには見えないと言われています。

最期を迎えるときは、下顎が徐所に下がっていき、口呼吸をするようになります。
口呼吸を始めると、しだいに体が震え始め、徐々に呼吸は緩やかになり、最終的に呼吸が止まります。

また、猫は最期を迎えるとき、安全に身を守りたいという本能から、誰にも邪魔されないように、クローゼットの中や棚と棚の間など狭く暗いところに身を寄せます。

飼い主さんとしては、「寒くないだろうか」「苦しくないだろうか」と気遣い、さまざまなことをしてあげたくなりますよね。

しかし、これは猫にとっては余計なお世話となってしまう場合もあります。

基本的には、猫の思うままにさせてあげるのが良いでしょう。

また、猫に気遣ってあげる場合には、薄手のタオルを掛けてあげるくらいに留めておくようにしましょう。

猫が最期を迎える直前の様子や症状、行動とは

猫は最期を迎える直前、急激に体重が落ちてくるなどの様子が見られたり、さまざまな行動を取るようになります。

そこで、どういった行動が見られるのかご紹介したいと思います。

猫が最期を迎える直前に見られる様子や行動

  • 毛繕いをしなくなる。
    猫はとても綺麗好きな動物です。1日の殆どの時間を毛繕いに費やすとも言われているくらい、毛繕いを頻繁にします。そんな毛繕いをしなくなったら、注意が必要です。
  • 浴室など、飼い主の目の届かない場所で過ごすことが多くなる。
    上記でも述べたように、猫は最期を迎えると暗く静かな場所に移動したがります。そのため、最期が近い場合には、浴室やクローゼットの中のような場所で過ごすことが多くなるでしょう。

目の焦点が合わなかったり、目やにの量が増える。
目に力が感じられなくなったり、どこか遠くを見ているような感じが見られることがあります。また、目やにの量が明らかに多くなることもあるようです。

猫の様子からもう最期が近づいていると感じた時にしてあげられることは

猫と一緒に過ごしていると、猫の過ごしている様子から最期が近いことを感じることがありますよね。

また、愛猫に最期が近いことを感じた場合には、少しでも猫に楽でいて欲しいと思うのではないでしょうか。

猫に最期が近いことを感じた場合には、時間がある限り猫の傍に寄り添ってあげ、枕などを使い猫が楽な姿勢を保てるように心がけてあげましょう。

猫に楽な姿勢をとってもらうためには、猫のお気に入りのタオルなどを使って、折りたたんでちょっとした段差を作ってあげるのも良いかもしれません。

猫によっては、最期までの時間を出来る限りひとりで過ごしたいと思う猫も居ます。
しかし、最期が近くても、排泄するときはトイレに移動して用を済ませたいと思っている猫も居ますので、そういった場合には、飼い主さんが傍に寄り添い協力してあげるようにしましょう。

また、「猫が寒いんじゃないかなぁ」と温めてあげたくなりますが、猫は温められることを嫌がることがあります。

動物病院からは、延命のために体温を保つように保温することを勧められますが、温めることを嫌がってしまい、無駄に体力を使ってしまうようでしたら、温めないほうが良いでしょう。

猫の最期を看取ることは必ずできるものなの?

猫の最期を看取ることは、必ずできるとは限りません。

飼い主さんのさまざまな事情であったり、飼い主さんの就寝中に体調が悪くなってしまい亡くなってしまう場合もあります。

また、病気で入院している場合には、病院で亡くなってしまうこともあると思います。

猫の最期を看取ることができなかったとき、飼い主さんは激しく自分を責めてしまうのではないでしょうか。

「どうして傍に居てあげなかったのだろうか」「あの時もっとこうしてあげていれば」と後悔し、自分を責めてしまうと思います。

また、愛猫が病気に掛かってしまい、長く看病を続けていたのであれば、尚更そう思う気持ちは大きくなるでしょう。

そうした気持ちを引きずることからペットロスに陥ってしまうこともあります。

ですので、猫の最期が近い場合には、飼い主さんの体調等を考慮しながら、出来る限り傍に寄り添ってあげることを心がけましょう。

また、愛猫が亡くなってしまっても、それは決して飼い主さんが原因ではないことを忘れないようにしましょう。

猫の最期が近づく前に飼い主としてしてあげられること

猫に最期が近づく前に、飼い主さんにも出来ることはあります。

1つ目は「定期的に健康診断をすること」です。

猫は長ければ10年以上生きることも珍しいことではありません。

8歳を過ぎた頃を目安に1年に1回、健康診断を受けるようにしましょう。
猫の体調を管理する上で、健康診断はとても大切なことです。

また、定期的に健康診断を受けることで、ちょっとした猫の体の変化にも気付き、すべき対応をすることができます。

2つ目は「食欲に気をかけること」です。

猫の食欲が落ちてしまうのには、何かしらの原因があります。

歳をとると共に食欲が落ちることがありますが、それだけが原因ではないでしょう。

猫のちょっとした変化を気に掛けることはとても大切なことです。
「大丈夫だろう」と思わずに、なるべく早めに獣医師さんに診てもらうように心がけましょう。