家庭菜園で唐辛子を育てている人の中には、収穫方法や収穫時期がわからない人もいますよね。唐辛子を収穫する時は、どのタイミングで収穫するのが良いのでしょうか。
栽培しはじめてどのくらいの時期に収穫すれば良いのかと、種類別の収穫の目安についてまとめました。
おすすめの調理法と、病気害虫対策も併せてお伝えしますので、是非参考にしてみてください。
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唐辛子の収穫方法・収穫時期について
辛いものが好きな方は、家庭菜園で唐辛子を栽培している方も多いことでしょう。
唐辛子は中南米が原産の野菜で、意外なことにナスの仲間です。
カプサイシンという成分豊富なことで有名ですよね。
カプサイシンには食欲や血行を促進させる効果があります。
唐辛子の収穫方法は、収穫したい唐辛子によって変わります。
青唐辛子で収穫する場合には、開花から20~30日ほどたった青い未熟な果実を収穫します。
長さが5cm程度になったら収穫の目安です。
赤唐辛子として収穫する場合には、開花後50~60日ほど待ちましょう。
果実が赤く色づき熟してきます。
株によってはもっと早くから色づく場合もありますので、日数にはこだわらず果実の様子で収穫時期を判断しましょう。
株のすべてが赤く色づいているなら、株ごと引き抜いて収穫しても良いでしょう。
葉唐辛子として利用する場合には、果実が未熟で小さなうちに引き抜きます。
葉っぱを摘み取って利用します。
甘味種・弱辛味種・辛味種の唐辛子の収穫方法
唐辛子には辛さによって、甘味種・弱辛味種・辛味種に分けられ、それぞれ収穫方法が異なります。
甘味種、弱辛味種の収穫
ししとうなどがこれにあたります。
品種に応じたサイズまで成長した緑色の果実を収穫します。
枝が折れやすいので、ハサミを使います。
緑色が新鮮なうちに収穫しましょう。
果実はそのまま調理に使うことが出来ます。
辛味種は赤くなってから収穫
鷹の爪などが辛味種にあたります。
果実が熟し赤く色づいてから収穫しましょう。
収穫時期の目安は開花後50~60日前後です。
はじめは赤く熟した果実を1果ずつ摘み取って、その後全体が赤くなったら株ごと引き抜いて収穫します。
収穫後は乾燥を十分に行いましょう。
乾燥が不十分だと、貯蔵中にカビが発生する原因となります。
葉唐辛子は3~4cmの果実が十数個程度実ったら、株ごと引き抜きます。
株から葉っぱ、花、果実、若枝をしごき取ります。
洗ってから煮て佃煮などにします。
唐辛子の色別収穫時期とおすすめの調理方法
唐辛子の収穫方法は色によって異なります。
青唐辛子の収穫時期について
赤く色づく前に収穫したものを、青唐辛子と呼びます。
開花後20~30日程度たった緑色の果実を収穫します。
青唐辛子は、加熱すると辛さが和らぐのが特徴です。
ほんのりとした甘みを感じられるので、辛味が苦手な方にもおすすめです。
青唐辛子は、炒めものの具材として使われたり、青唐辛子味噌や醤油漬けにして食べられています。
また、柚子胡椒の材料も青唐辛子です。
柚子の皮と青唐辛子をすりおろして混ぜ、塩で調味すれば完成です。
ゆず果汁を加えることもあります。
すりおろすのが大変な場合にはミキサーを使うと便利です。
赤唐辛子は赤く熟してから収穫する
唐辛子の果実が赤く熟してから収穫します。
開花後50~60日くらいからが収穫目安です。
赤唐辛子は、青唐辛子とは反対で、加熱すると辛味が増します。
乾燥させた場合には、実を輪切りにするかそのまま利用するかでも辛味に差がでます。
赤い唐辛子は料理に辛味を出したい時によく使われます。
輪切りにした方が辛味が強くでます。
ペペロンチーノなどでは、切っていない状態の唐辛子使い、オイルに辛味を移して調理することが多いです。
また、麻婆豆腐などで辛味を強くする場合には、輪切りよりも更に細かくした唐辛子を使います。
唐辛子が赤くならないときの原因は?
唐辛子は収穫する唐辛子の色によって収穫方法がことなります。
唐辛子ははじめは緑色をしています。
その果実が熟されて赤く色づくのです。
もし、唐辛子が赤くならないとお困りの時には、熟すまでもう少し時間が必要なのかもしれません。
唐辛子は中南米が原産の為、高い温度の栽培環境が必要です。
日光をたくさん浴びることで赤くなります。
赤くならない場合には、栽培環境を確認してみましょう。
日光が必要なことは当然ですが、肥料も必要になります。
水だけではどうしても栄養不足になるのです。
赤唐辛子を収穫する時には、果実が熟して赤く色づいてから収穫します。
赤い実が増えてきたからと、まだ熟していない実が残っているうちに株ごと引き抜いて乾燥させてしまうと、赤黒い唐辛子になってしまいます。
綺麗な赤い実のためには、辛抱も必要です。
唐辛子の害虫・病気対策について
唐辛子を収穫するためには、害虫や病気に気をつける必要があります。
唐辛子栽培で発生しやすい害虫は、カメムシ類・テントウムシダマシ・ハモグリバエ類などです。
害虫対策にはマルチなどを利用して飛来を防ぐことが重要です。
定植時に防除粒剤を散布する方法もあります。
もし飛来してしまった時には、害虫の数が少ないうちに除去して、繁殖させないことが大切です。
早期に対処することは被害の拡大を防ぐことが出来ます。
もし、大量に発生してしまったときには、駆除のために薬剤散布を検討したほうが良いかもしれません。
唐辛子が発生しやすい病気の1つに斑点病があります。
葉の表や裏側が黄色くなって、それがだんだんと広がり生育不良になってしまいます。
発病した葉は感染する可能性があるので、畑の外で処分します。
葉の表面が濡れていると発生しやすいので、水やりの際には葉に水がかからないように注意します。
また、湿気も原因となりますから、枝が込みすぎないように注意し、風通しのよい環境にしましょう。