母親の過干渉は息子の自主性を奪う原因にも。息子への接し方

息子のことが心配なあまりに、あれこれと必要以上に口を出してしまうという母親もいます。
これは過保護なのか、過干渉なのか…。
自分では息子のためにと思ってやっていることが、もしかしたら子供の自主性を育たなくしている原因になってしまう場合があります。
過干渉な母親が子供に与える影響や、親が取るべき行動についてご紹介します。

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母親が息子に過干渉だとこんな影響があるかも

母親がいつも先回りして指示を出す過干渉は、子供は自分で考えなくてもその通り動けばいいので、当たり前のことですが自立が出来ません。自主性もないのでいつまでたっても指示を待っています。指示がないと何をしていいのかわからなくなってしまうのです。

過干渉が行き過ぎて母親が次の試験のために、このページのここを覚えないさい。ここは暗記などの指示をだして勉強をしているとどうなるでしょう。指示がないと当たり前ですが勉強はしないのです。テストのテンスが悪いと「教えてくれなかったから出来なかった」と人のせいにするのです。

母親が教科書の暗記をさせたい所の線を引き、手作りの問題集を中学まで作っていました。高校に入学したのでやめたところ成績は急降下。そして母親のせいにしたそうです。母親の過干渉は息子にはよくありません。

過干渉な母親に育てられた息子は立ち直るチャンスを奪われる

人間は子供の頃から失敗と成功を繰り返し学習して学び成長します。しかし失敗しないように母親が先回りすることで子供は失敗も学習もしなくなるのです。

例えば学校には母親が一緒にいません。そのような場所で、他の人からすると、大した失敗ではなくても、失敗した時に自分では立ち直ることができないのです。どうしていいのかわからないのです。いつも母親先回りして失敗をしないようにしてくれるから。大きな失敗を大人になってから経験すると失敗を自分で解決することができないので、とても苦労することになるのです。

子供は母親に意見を押し付けられたり、怒られることもあります。例えば食事の時にしつけといい、箸の持ち方や食べ方を食事の間中、毎回注意します。そうすると子供は食事の時間が嫌になります。ご飯を食べたくなくなります。

繰り返し同じことをすると常に人の顔色を伺うようになるのです。過干渉な母親に育てられると息子が萎縮してしまうこともあります。自分の意見も言えずに話もしなくなってしまうこともあるのです。過干渉には注意しましょう。

過干渉な母親が息子に取るべき態度は?

子供が大学生になったら、親が子供を「保護」から「見守る」姿勢にかえるようにしましょう。子供の自立を最終目標にすることが大切です。

自立には大きく分けて3つあります。1つ目は生活的自立になり、自分の身の回りの整理整頓や、身だしなみを整える、生活リズムを整えることです。2つ目は精神的自立で、自分の人生をしっかりと自分の足で歩いているかどうかになります。自分の事は自分で考えて行動することです。3つ目は経済的自立になります。自分の力で稼ぎご飯を食べることになります。親に依存することなく自分自身がいき行くために働くことです。こどもが大学に入学したら、親はこの3つの自立ができるように手助けをするようにしましょう。過干渉や過保護にすると子供が将来苦労することになる可能性が高くなります。

一般的に、大学生は生活的自立をした上で入学、大学生活の中で精神的自立をしながら成人を迎え経済的自立にむけて生活して行くことが望ましいです。

サークルの先輩に挨拶に行ったり、一人暮らしの子供の住まいに通い部屋の掃除をしたりご飯の用意をしたりしている母親の話をよく聞きます。しかし子供が大学生になったら親の出番はほとんどないと考えるようにしましょう。子供が悩み苦労しながら乗り越えていくと成長するのです。

子供に対するこんな行動は要注意

子供のことが心配なのは親として当然です。遊ぶ友達を親が選んでいる場合は過干渉です。「あの子は乱暴だから・・・」と遊ぶ相手を決めたり「今日は友達と遊ばないで」と勝手に決めつけることはNGです。

事実確認をすることもなく、子供の言うことも鵜呑みにして、すぐに学校や幼稚園へ乗り込む親もいます。過干渉な親と聞くと母親と思いがちですが、一人っ子が増えたことで過干渉な父親も最近は増えているのです。学校や幼稚園で子供の立場も良くなくなってしまいますし、子供が自分で解決する機会を奪うことになります。

「子育てはちゃんとしなくてはいけない」「子供はこうあるべき」と考える親もいます。自分の子供だからこのぐらい出来て当然という思いや理想を子供に押し付けている場合もあります。子供は親の意見に大きく左右されるので、子供の気持ちを考えずに親の意見を押し付けるのは良くありません。

子供をコントロールしようと命令口調や禁止の言葉が多い場合は過干渉の可能性があります。

自立した子供に育てるためにはいろいろな経験が必要

何かに取り組む環境を作るという意味では、スポーツや音楽、芸術の経験も良いことです。何かに打ち込み、その中で喜びや悲しみなどの経験をします。色々な経験は心だけではなく頭も使うことになります。個人ではなく、団体での取り組みだと更に自身の立ち位置を意識する機会となります。

一人旅とキャンプもオススメです。旅は考える力や判断力が付きます。そして自立心も養われるのです。トラブルにあってもそのことを乗り越えることで貴重な経験が出来るのです。自然の中で過ごすキャンプは日常では味わえないことがたくさん経験できます。小学校高学年から学力が上がった子供に多かったのは、小さな頃のキャンプに出かけていたと言う子供が多かったことです。親が干渉するのではなく、自ら進み考え学ぶ機会を親が与えていたのです。自立した子供に育てるためにはこのような経験が大切です。