就活が終わらない。親からのプレッシャーともらえない内定の間で

就活が終わらない。

就活生にとって、ものすごく苦しい毎日を過ごしているのに、バブル時代に就職している親は『どうして就職できないの?』『こんな会社大丈夫なの?』なんて、言ってくる。

今の時代の就職活動と、親の時代の就職活動はまったく別物です。

自分たちの時代の価値観を押し付けても、子どもの就職活動にはなんの役にも立ちません。

苦しい子どもの心の内を知ってください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

加湿器にアロマオイルを入れると故障しやすい?正しい使い方

加湿器を使うときにはアロマオイルをたらして良い香りを楽しみたいと思う人は多いのではないでしょうか? ...

子育てに疲れたときの対処方法とは4歳のイヤイヤ時期の過ごし方

魔の2歳児、3歳児が通り過ぎやってくるのが4歳。子育てに疲れたと思うママも多いのではないでしょうか?...

アイスクリームを家で作る簡単混ぜる手間なしおすすめレシピ

アイスクリームは家で作ると以外に手間の掛かるレシピです。アイスクリームの基本的な作り方は、必要な...

コバエ対策にはアロマが効く!アロマが効果的な理由と効くアロマ

コバエ対策にアロマが有効という話を聞いたことがある人もいますよね!家の中に発生してしまうと嫌...

中学から寮生活をさせることはアリ?メリットとデメリットを解説

お子さんが中学生になる時、進学しようと思っている学校によっては、寮生活になってしまうという人もいるで...

虫の対策方法!玄関・網戸・ベランダに虫が来ないようにする方法

温かい季節になると、色々な虫が活動的になってきますよね。玄関や網戸などに虫が寄ってきて、家の中に入っ...

部屋の温度を上げるには?外気を防いで断熱効果を高める方法

冬が近づくと、部屋の中なのに寒いことありませんか?部屋の温度を少しでも上げたいところですが、暖房...

卓球のボールの色に関するルールと練習用のボールの選び方

日本でも人気のスポーツである卓球。今では試合で使用されるボールの色は白ですが、オレンジ色のボールを見...

革の手袋はクリーニングに出せる?革手袋のお手入れ方法

革の手袋をクリーニングに出すときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?クリーニング屋...

足が細いは何センチから?基準や足が細く見える方法を紹介

足が細いかどうかの基準はどのようにして決まるのでしょうか?女子がとくに気にしてしまうのが足の細さだと...

テニス初心者がサーブをコートに入れるために必要な練習方法

テニス初心者が一度は悩む「サーブが入らない」という問題。テニスはサーブによって試合が始まるため、...

グリーンネックレスがしわしわになる原因とは?対処方法を紹介

比較的に育てやすいと言われているグリーンネックレスですが、気がついたらしわしわになってしまっていた。...

高校の同級生から久しぶりに連絡が来る目的と会う時の注意点

高校の同級生から久しぶりに連絡が来ることありませんか?ずっと連絡がなかったのに、なぜこのタイミン...

卓球初心者の練習方法と小学生の子どものために親ができること

卓球のジュニア選手の活躍を見て、卓球を始める小学生が増えていると言います。しかし、卓球経験が...

バレエのコンクールの持ち物!忘れ物をしないようにしっかり準備

バレエのコンクールに行く時、どんな持ち物を持っていけばよいのか、前もって知っておくと準備をすることが...

スポンサーリンク

就活が終わらないことを親が理解できないのはナゼ?

親世代が就活していた時代と現在では、就職の事情がまったく違います。

親世代が就職活動をしていた時代は、正社員率が高く、今のような派遣社員や契約社員の制度はなかった時代の人がほとんどでしょう。

就職するための活動も、以前までは手書きの資料請求はがきを使用したり、応募書類を企業に提出することが主流でしたが、現在ではネットを利用してエントリーをすることが多くなりました。

そのため、一度に何社もエントリーすることも少なくない状況。

その上、企業の雇用状況も昔とは明らかに変わってきています。

昔は、終身雇用・年功序列といった日本の伝統的とも言える経営でしたが、現在では終焉を迎え、採用するのもその会社にとって必要な人員が厳選されています。

企業のトップで活躍するような優秀な人材は正社員、その他の人員は人件費削減ということもあり、派遣社員や契約社員といった非正規雇用での採用が増えているのです。

親世代の就職事情と、現在とではまったく異なることを親世代がよく理解していないことが言えるでしょう。

就活が終わらないことを親の価値観で子どもに評価をしないこと

子どもの就職活動を応援するために、親も何か力になれないかと試行錯誤することもありますよね。

親が面接官になって、家庭で面接の練習をすることもあるでしょう。

その時、やりがちなのが親が高圧的な態度で「お前の長所を挙げてみろ!」などと言うことです。

こんな面接官ごっこはまったく意味のないものです。

自分自身も、履歴書に書く自分の長所を突然言われて思い浮かびますか?

この場合は、「お前は、こんなところが良いと思う」とか「このエピソードをもっと膨らませた方が良いんじゃないか」など、自分の経験も盛り込んだ具体的なアドバイスの方が何倍も子どもの為になります。

今は、自分が就活していた時とは何もかも違う時代です。

今は、就職したい会社にいかに自分の能力をアピールし、内定を勝ち取るかということが重要です。

社会経験がない子どもに親が出来ることは、自分の経験を活かしながら、子どもに自信を与え、後ろから子どもの背中を押してやることではないでしょうか。

就活が終わらない。親の時代の就職活動はどんな感じだったの?

大学を卒業するくらいの子どもの親が就職活動をしていた時期は、日本のバブル期真っ只中という人も多いでしょう。

この時代の企業というのは、商品を作るだけで飛ぶように売れていた時代。
人材も多ければ多いほど企業も助かるので、1人でも多く人材を確保しようとしていた企業がほとんどだったようです。

そのため、今では考えられませんが、面接の前にOB会やイベントなどに誘われて「ウチの会社に来てくれるよね?」と念押しされることもあるほど、企業は人材確保に躍起になっていたそうです。

また、企業側が大学に直接やってきて採用活動をしていたという話もあります。

このような売り手市場の就活を経験していた親世代としては、現在の就活には理解を示すのが難しいという現状があります。

就活が終わらないことに不安な子供を親はどうサポートするべきか

親世代の就職で、ほとんどの人が重要視していたのが「大企業」や「公務員」に就職することでしょう。

給与も安定しているし、会社の福利厚生も充実しているので、生活も安定します。

さほど就活で苦労しなくても正社員になれた時代とは違い、今は企業側も人員を厳選する時代です。

「大企業に就職すること」に固執するあまり、結果的にどこにも採用されなかったということは避けたいことです。

新社会人として社会に出るタイミングを見失ってしまうことで、その後の人生もやる気がおきなくなってしまうこともあります。

大企業に就職したいと考える人は、当然たくさんいるので、その大勢の中でふるいにかけられ勝ち残るためには、秀でた能力も必要です。

何社も受けているけどどこにも採用されないという就職難民と呼ばれる学生は、このような大企業を選んで受けていることが多いのです。

親としては、「もっと自分に合った会社にした方がいいんじゃない」と思うこともありますが、本人はそのミスマッチに気づいていないことも多く、「能力よりも人柄で採用してくれるはず」とか「この会社だったら私の良さが発揮できる」などとポジティブに考えていることがあるのです。

就活について親の価値観でアドバイスしないで欲しい

就活に苦しんでいる子どもに、何かアドバイスしてあげたいというのは当然の親心です。
でも、就活を頑張っている本人にとって、親のアドバイスは時に邪魔に感じるということもあります。

就職とは数年の話ではなく、これから先の人生のほとんどが決めると言っても過言ではないくらい重要なものです。

昔のような終身雇用制ではなくなってしまった現在でも、最初に就職する会社は、今後の人生を決める大事な駒です。

そんな自分の人生を決める大事な就職を親の意見に従って決めた場合は、親の決めたレールに乗って生きると同様のことになってしまいます。

親と子どもは、親子関係ではありながら、別の人格を持つ人間なので、親の意向が必ずしも子どもにハマるということはありません。

子どもが道を見失った時など、大事な時に親が支えるということは大切ですが、何でもかんでも「こうした方がいいんじゃない」「あなたにはこういうところが合ってるわよ」という意見は子どもの為にならないということです。