犬が怖いから触ることができない・犬に近づくことができないという人もいますよね。でも、なんとか犬が怖いと思う気持ちを克服したいと考えている人もいるでしょう。
犬が苦手だと感じる時、どうすればその感情を克服することができるのでしょうか。犬と仲良くなるにはどうしたら良い?
そこで今回は、犬が怖いと思う気持ちを自分で克服する方法についてお伝えします。
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犬が怖いと思う気持ちを克服するには犬とのふれあい方を知ることが大事
犬は可愛いとは思いつつも、怖くて触れないなんていう人、結構いますよね。
可愛いと思う気持ちと、怖いという気持ちのせめぎあいに、辛いと感じていると思います。
そんな、犬が怖いと思う気持ちを克服するには犬とのふれあい方を知ることが大事です。
犬が怖いと思う理由の中に「噛むかもしれない」という恐怖感を感じている人がいると思います。
噛むかもしれないと思っているのですから、犬があなたの匂いを嗅ごうとして近づいてきた時や、鼻をあなたの手や体に当ててきたら、その都度ビクビクしてしまうことでしょう。
しかし、そんなビクビクした態度は犬にとっても不安を与えてしまいます。
そうならない為には、まず犬は「匂いを嗅いで確認する動物」だということを理解しましょう。
ですので、ふれあう時も、最初に匂いを嗅いでもらうという事を充分に行なってから触ると、犬も嫌がらずに触らせてくれる確率がアップします。
ただし、犬の性格によっては、初対面の人に触られる事を嫌がる犬もいますから、その時は無理強いせずに、その犬の好きなようにしてあげましょう。
子犬に慣れることから始めて犬を怖いと思う気持ちを克服する
犬嫌いを克服しようとしても、いきなり体の大きい犬を練習台にしたら、なかなか恐怖感は拭えません。
最初は子犬に慣れることから始めて、犬を怖いと思う気持ちを克服するようにしましょう。
大きい犬でしたら、鳴き声も大きく、犬はじゃれているつもりでも、犬に慣れていない人間にとっては、その犬の力強さが大変な負担になります。
それが子犬の場合ですと、鳴き声も小さくて可愛らしく、じゃれ付かれても、大きな負担になりません。
また、子犬は見た目も可愛らしいものがほとんどで、その愛らしさに、犬が怖いと思ってた人も、犬好きに変わるかも知れません。
ですので、犬嫌いを克服したい場合は、子犬から慣れる事から始めまることをおすすめします。
犬が怖いという子供・大人になるまでに克服するには
犬が怖いと思う理由のもうひとつには「犬で怖い思いをした」という経験から来ているものもあります。
そうした、犬が怖いという子供が、大人になるまでに克服するにはどのようにしたら良いでしょうか。
子供の時は好奇心から犬にふれたいと思い、大人より乱暴な触り方をすることがあります。
性格が穏やかな犬でしたら、されるがままになってくれますが、そうではない性格の犬に当たってしまった場合は、最悪噛まれてしまうことがあります。
それがトラウマとなってしまい、犬嫌いの子供になり、それが大人になっても続いてしまいます。
怖いというものを無理強いするのは可哀想ですが、もし子供のほうでも犬に慣れたいと考えているのでしたら、犬に慣れている人と一緒に犬に触れさせていくようにしましょう。
触るコツさえ掴めば、犬になれることも出来、犬が怖いという気持ちを克服できるはずです。
犬が怖いという人はいがいと多い
犬は、古くから人間のパートナーとして長く愛されている動物ではありますが、犬が怖いという人はいがいと多いようです。
犬から直接何かされたということが無くても、理由も無く犬が怖いという人がいます。
その理由は、人間の遺伝子であるDNAから来ている可能性があります。
人の中には、遺伝子の中に動物恐怖症の因子を持っていることがあり、それを持っている人は、犬だけではなく、猫や鳥などの動物全般に恐怖を持つ事があるそうです。
ただ、これは不思議な事に、大人になると症状が治まることが多いとの事です。
動物好きな人からすると、損な遺伝子だなと思うかも知れませんが、動物は怒らせると人間に襲い掛かってきたり、噛まれた時に怪我をするだけではなく、病気に発展してしまう事もあるため、そういった危険を回避する為の生存本能のひとつとも言えます。
犬が好きな人へ・犬が嫌いな人へのメッセージ
犬が嫌いという人が出る原因が、犬が好きな人の行動のせいだという場合があります。
犬嫌いな人を増やさないためにも、犬好きな人が出来ることを心がけていきましょう。
犬が好きな人が出来ること
犬が怖いと思う人もいるので、他人にじゃれつかないようにする
犬と散歩をする時に、リードを短く持たずに、犬が他人に飛び掛っても知らんぷりする人がいます。
飼い主と犬は「ただ遊んでいるだけ」と思っていても、犬に慣れていない人や、犬嫌いの人に取っては、それはただの恐怖でしかありません。
万が一相手を転ばせて大怪我させないようにするためにも、散歩の時は、リードを短く持って、犬が他人にじゃれつかないようにさせましょう。
犬好きを強要しない
犬は実際可愛いですし、自分が好きなものを相手にも好きになって欲しいという気持ちはよく理解出来ます。
ですがかといって、それを苦手とする人に押し付けるのはやめましょう。
荒療治は、返って症状を悪化させてしまいます。
犬好きを強要するのは、犬嫌いの人に取っては、嫌がらせに等しいのです。
犬が苦手だという人は、それも個性ですから、無理に治せとは言いません。
しかし、犬嫌いの人も、愛犬家の人に出来ることを心がけましょう。
犬が怖いと感じて苦手な人へのメッセージ
言葉は交わせなくても、大切な命
犬は言葉こそ話せませんが、知能もあり感情もあります。
ですので、犬が嫌いだからといって、邪険にしますと、犬も可哀想です。
犬も生きている大切な命ですから、その命を尊重してあげましょう。