トマトの肥料【カルシウム】の与え方と尻腐れ病対策

トマトは家庭菜園でも人気の野菜ですよね。
畑で育てたり、プランターで育てることもできて、家庭菜園初心者にも挑戦しやすい作物です。

トマトを栽培する上で必要な肥料でカルシウムがあります。
カルシウムが足りないとトマトの一部が黒くなったり腐ったりということも起こります。

トマトに必要な肥料やカルシウムの与え方などについてご紹介します。

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トマト栽培に必要な肥料のカルシウム

トマトを栽培するには4ヶ月~5ヶ月の長い期間がかかるとされています。長い期間のポイントは成り疲れです。成り疲れとは、スタミナがなくなり走れなくなるマラソンと似ています。

トマトの苗が定植した後、環境が合っていればどんどん生長します。しばらく経つと、1段目の花芽が開花して着果し、実がつきます。そのまま順調に育てば、2段目、3段目と順番につぼみがつき、実になります。この初期生育が良すぎると、成り疲れを起こしやすくなるので注意は必要です。

肥料をあげても効かなくなるのです。収穫が出来なくなり、尾ぐされ秒などの病気になることもあります。防ぐには、十分なマグネシウム補給が必要になります。出来れば元肥えの時に与えるようにしましょう。次は即効性の窒素とカルシウム。即効性のある硝酸態窒素を与えましょう。カルシウムは水溶性であることが大切です。

この硝酸カルシウムを土壌だけでなく葉面散布もします。カルシウムは植物の体内では移動しにくいからです。葉面散布で成長する葉面に直接与えます。このようにすると夏場の成り疲れが取れ、絶えることなく収穫することが出来ます。

トマトの尻腐れ病には肥料のカルシウムが関係

尾腐れ病は、野菜や果物の果実のおしりの部分が黒くなり、窪んだように腐ってしまうことです。また、栄養分の過不足による障害にもなります。

原因はカルシウム欠乏です。土の中に十分なカルシウムがない時、ある場合でも十分に吸収出来ない時に起こります。例えばケイ素不足、高温、乾燥、多肥などによっても起こります。

追肥として与えるカルシウムには、主に土に施すタイプと、葉面に散布するタイプがあります。土に施すタイプで有名なのは苦土石灰です。葉に散布するタイプで有名なのはダーウィンです。どちらを使うといいのか、トマトの様子をみて決めるようにしましょう。

水やりを出来るだけ控えることで、水分量を減らしトマトの糖度を上げる方法がいいと言われていますが、この方法は水分が不足するので尾腐れになる可能性が高くなります。

トマトに必要なのは微量なカルシウム肥料の摘葉も大切

我が家では毎年ミニトマトを作っています。しかしミニトマトは尾腐れになったことはありません。ミニトマトが尾腐れになる原因としてはカルシウム剤を全然入れていなかった場合は多いです。

カルシウム不足は尾腐れの原因になると言われています。苦土石灰などのカルシウムを撒いて置いたのに尾腐れになってしまった場合は、追加で撒くという対処をする必要はないのです。摘葉をしてあげその後様子を見ましょう。

それでも尾腐れがよくならない時は、水やりなど他の原因が考えられます。トマトの栽培で一番難しいのが水やりです。トマトの果実は多量のカルシウムを必要とはしていません。畑にはカルシウムが十分あります。必要な対策は葉に流れすぎるカルシウムの量をコントロールすることです。摘葉をすることでこのカルシウムの量を調整することが出来ます。

トマトに欠かせない窒素が不足してしまうとおこる症状

肥料に含まれる成分のうち、主な成分として、窒素、リン酸、カリウムがあります。トマト栽培の場合この3つの成分が同じだけ含まれる肥料又は、リン酸が少し多めの肥料がいいと言われています。

窒素は葉や枝を育てる肥料になります。窒素が不足すると葉の色が薄くなり、枝葉の育ちが悪くなります。葉の色が薄くなる時は下の方から薄くなってきます。

葉の色が薄くなり黄色くなる症状は、ネコブセンチュウの害にあっている場合も現れます。酸素不足とは違い、ネコブセンチュウが原因の場合は根にコブは出来ていたり、晴れた日の日中に葉がしおれる症状が出ます。原因が違うと対処法も異なるので間違わないようにしましょう。

窒素は多くなりやすく、土作りする時に注意する必要があります。土作りをする時、化成肥料や堆肥などを加えて混ぜます。この堆肥が完全に熟していないと、窒素不足になりやすくなる場合があります。

野菜の栽培で必要な肥料

肥料として必要な要素。野菜が育つには養分が必要になります。その養分のほとんどは土の中に含まれています。窒素、リン酸、カリなどは野菜が大量に必要とする養分です。又カルシウム、マグネシウムも同じように吸収します。

窒素は茎や葉の育ちを促し、柔らかい葉が出来ます。リン酸は根の発育を促し、果菜類では花つき、実付きをよくします。日照不足の時に施すと、光合成をする機能を回復させる働きがあるので、根菜類を太くしたり豆類の実付きをよくするので「実肥」と言われています。カルシウムは土のPH調整用に施され、石灰植物と言われているキャベツ、ほうれん草などは養分として多量の吸収します。植物の細胞内の含まれる葉粒の形成に必要な要素のマグネシウム。不足すると葉は黄色くなり生産能力が下がってしまうのです。

肥料は野菜が吸収する水の中にとけて野菜の中に取り込まれます。土が乾いているときなどに肥料をあげても吸収が出来ないので、肥料をあげたら水を撒いてあげるようにしましょう。