大学の入学手続きの写真を、適当なものにしてしまうとのちのち困ることに?学生証や免許証など自分の顔が載るものはできるだけキチンと写りたいですよね。
写真を見るたびに、なんとも言えない気持ちにならないように写り方や撮り方を知っておくといいでしょう。
大学の入学手続きの写真を提出する前に、ぜひ確認してみてください。
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大学は入学手続きの写真を学生証に使うところも
大学の学生証の写真はどんな写真が良いのか気になりますよね。高校を卒業してから大学生になると、雰囲気がガラッと変わる人もいます。学生証は人に見せびらかすものではありませんが、それでも大学では学生証が必要になるシーンが意外とあります。その度に、学生証の写真が高校生のままだと少し恥ずかしさを感じてしまうでしょう。
大学がどんな写真を学生証用にするかは基本的に2つの方法が採用されています。
まずは、入学手続き書類の中の証明写真を使うケースです。
この場合は、入学手続きの提出書類の一覧の中に証明写真があります。入学手続書類として証明写真を提出するように求められている場合は、その証明写真が学生証の写真になる可能性が高いです。この場合は、学生証用になると思って証明写真を用意すると良いでしょう。
もうひとつは、受験票の写真がそのまま学生証の写真になるケースです。
この方法を採用している大学も珍しくなく、受験票用だと思って高校の制服姿で証明写真を取る人も少なくありません。受験用にしか使わないと思って制服で写真を撮ったら、そのまま大学の学生証の写真が高校の制服姿の写真になってしまうことがあります。
受験用の証明写真は、必ずしも制服である必要はありません。浪人生等は私服で撮っていますし、現役だとしても、もしかしたら受験用の写真が大学の学生証になる可能性があると意識して証明写真を撮ると良いでしょう。
大学の入学手続きの写真は4年間そのまま
大学の入学手続きの書類の中に証明写真があれば、それが学生証の写真に使われる可能性が高いとお話ししましたが、その写真は簡単には変えられないことを覚えておきましょう。
大学の学生証は、在学中はずっと同じものを使うのが基本です。
4年制大学なら4年間同じです。もしも休学や留年をするともっと長く、高校の時に撮った写真入りの学生証を持ち続けなければいけないことになります。
ストレートにいっても、22歳まで18歳の時の写真が入っている学生証が使われることになると思うと、たかが証明写真とは思えなくなりますよね。
ちなみに、学生証を紛失すると再発行してもらうことになります。再発行の時に写真を変えられるのではないか?と考えてわざと失くしたふりをして写真の変更を目論む人もいますが、再発行の時に写真を変更してもらえるかどうかは大学のルールによって違います。
学生から提出された証明写真は、学生の情報と一緒にデータベースに保存されているのが一般的だと思います。紛失した学生証を再発行する場合もそのデータベースから写真のデータを取り出して再発行する可能性が高いです。
大学の入学手続きの写真はできればスーツで
受験票の写真が使われるとしても、入学手続きの書類として用意した写真が使われるにしても、大学の学生証の写真は在学中は同じ写真を使い続けなければいけないことが分かりました。では、どんな服装が良いのか迷いますよね。
お勧めはスーツ姿です。
大学入学準備としてスーツを用意している人はスーツを着て写真を撮るのがお勧めです。
スーツをお勧めする理由としては、本人は大学に入学して雰囲気が変わったり大人っぽく変化していきます。学生証の写真が18歳時点で幼いままでもスーツ姿だと大人っぽく見える為です。
更に、大学によっては卒業アルバムを制作する学校がありますが、その写真撮影に参加しなかった生徒は学生証の写真を使われることがあります。大学の卒業アルバムに18歳の時の写真を使われるのは嫌ですが、スーツ姿なら少しはマシではないでしょうか。
なお、スーツを持っていない人やそこまで畏まりたくない人は、清潔感を感じるシンプルな襟付きシャツ姿が良いでしょう。
肌の露出が多い服装や部屋着に見えるようにだらしない服装、カジュアルすぎる服装は避けましょう。今だけ流行っているような服や自分の中でだけブームの服装も避けた方が良いでしょう。今はおしゃれに見えても4年後もおしゃれに見えるとは限りません。下手をすると制服姿よりも恥ずかしい事になるかもしれませんよ。
その点、スーツやシンプルなシャツ姿であれば、あまり流行も左右しませんし、清潔感があってきちんとした印象を与えることが出来ます。
大学の学生証の写真は証明写真を意識すると○
ここまで大学の学生証用の写真は、長く使われることを想定して慎重に考えた方が良い事をご説明してきました。
大学デビューを考えている人やデビュー程でなくても変わりたいと考えている人だと、学生証の写真を撮る時から何かした方が良いのかも?と考えるかもしれません。そこで、服装だけではなく髪型や眼鏡についても気になるでしょう。
しかし、これはあくまでも『学生証』であることは忘れてはいけません。
学生証の写真は身分証明にも使えます。学生の本分は勉強なのであまりおしゃれや華やかさを意識しているのも変ですし、証明写真として本人と判別できないような写真では困ります。
証明写真の基本は、本人と写真が同一人物であることが分かることです。顔がちゃんと分からなければいけませんので、前髪が目にかからないようにしたり、髪の毛で顔が隠れてはいけません。洋服や帽子等で顔の一部が隠れたり、顔が変わるほど加工修正した写真も証明写真としてはNGです。
証明写真は、正面から取った写真を使います。背景の色は白か淡い色の無地を選択します。顔が隠れるような髪型や服装を避けます。
メガネはフラッシュでレンズが光って目がちゃんと写らないようなら外した方が良い場合もありますが、したままでも構いません。高校生の間は眼鏡でも大学になったらコンタクトにしようと思っている人もいるでしょうが、今の状態のまま写真を撮って大丈夫です。
大学の入学手続きの写真はこだわりたいなら写真専門店
入学手続きの書類でも受験票の写真でも、証明写真を撮る方法は写真専門店、証明写真機、自分で等いろいろありますが、基本的に自分で撮るのはお勧めしません。
ちゃんと写真専門店に行って撮ってもらうか、駅や商業施設に設置してある証明写真機で撮りましょう。
証明写真機は手軽で安いのがメリットです。価格の割に質が向上していますので、証明写真機の証明写真でも充分使えます。しかし、写真写りはその機械によって差がありますし、シャッター回数はほぼ連続で2~3回分です。もしもその2~3回で満足のいく写真が撮れなかった場合は、もう一度お金を払って取り直すことになります。
ちゃんとしたいならプロが撮ってくれる写真専門店にお願いしましょう。価格は高いですが、クオリティは高くなります。証明写真機にはない背景を選べたり、撮影前に髪型や服装の乱れを直してくれたり、表情などのアドバイスをしてくれる場合もあります。